USB/電池の2種類の給電方法に対応、LTE-M対応IoTゲートウェイをSORACOM IoTストアで提供開始
生産ラインの制御に使われるPLCをIoT化する手順書も無料公開
株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 玉川憲、以下、ソラコム)は、デバイス通販サイト SORACOM IoTストアにおいて、IoTゲートウェイ 「SmartFitPRO」シリーズとSORACOM IoT SIMがパッケージになったスターターキットを2023年2月7日より提供開始します。
SORACOM IoTストアでは、活用実績のあるIoTデバイスを提供しています。加えて、これからIoTに取り組む方をサポートする目的で、具体的なIoT活用シーン毎に必要となる機材一覧と開発方法を記載した手順書「IoT DIYレシピ」を無料で公開しています。
今回取り扱いを開始する「SmartFitPRO」シリーズはセンサー・コントローラーメーカーの旭光電機株式会社が開発した、接点入出力のインタフェースを備えたIoTゲートウェイです。通信は低消費電力が特徴のセルラー通信規格LTE-Mに対応します。長辺がわずか10cmと小型で、背面のねじ穴、もしくは付属のDINレールマウントにより制御盤等に設置できます。
「SmartFitPRO Basic」は、USBからの給電の他に単4乾電池でも動作します。「SmartFitPRO Standard」は、USBからの給電のみの対応で、Basicの仕様に加え8系統の接点入力を備えます。
本デバイスの特徴はその始めやすさにあります。計測方式を選び、専用の設定ツールから専用設定ツールにより送信間隔などのパラメータを設定し、プログラミングなしで使い始められます。SORACOMへのクラウド接続もあらかじめ設定されており、パソコンから各サービスのログイン情報を入れるだけで連携可能です。SORACOMに連携した場合、オプションサービス(SORACOM Lagoon/ SORACOM Harvest Data)を利用すれば、サーバーやストレージ、アプリの準備なしで、データ収集からダッシュボードの作成・共有まで実現します。
あわせて、IoT DIYレシピ「IoTで、PLCの状態をクラウドへ記録」を本日より公開します。本レシピでは、「SmartFitPRO」を利用して、生産ラインの制御や、空調の状態監視に使われる「PLC (Programmable Logic Controller)」が内部に持つ機器のデータをSORACOM経由でAWSに連携、データを蓄積する手順をステップ毎に解説します。
なお、旭光電機は、2023年2月21に開催するソラコム主催イベント「IoT Solution Day 2022 〜製造業編〜」にブース出展します。SmartFitPROシリーズの実機をご覧いただけるほか、具体的な利用についてご紹介します。
ソラコムは、IoT活用をもっと身近にするべく、お客様、パートナー企業とともに社会やビジネスのイノベーションに貢献していきます。
- IoTゲートウェイ SmartFitPROシリーズのスターターキット
2023年2月7日
■製品詳細
IoTゲートウェイ SmartFitPRO Basic スターターキット
- SmartFitPRO Basic 本体
- 接点入出力ケーブル
- SORACOM Air for セルラー plan-D D-300MB サイズ:マイクロ(データ通信のみ)
- SORACOMサービス利用料 2,000円分のクーポン(6ヶ月有効、クーポンは日本カバレッジのサービスにのみ適用可)
定価 27,280 円(税込、送料別)
https://soracom.jp/store/23202/
IoTゲートウェイ SmartFitPRO Standard スターターキット
- SmartFitPRO Standard 本体
- 8系統接点入力ケーブル
- SORACOM Air for セルラー plan-D D-300MB サイズ:マイクロ(データ通信のみ)
- SORACOMサービス利用料 2,000円分のクーポン(6ヶ月有効、クーポンは日本カバレッジのサービスにのみ適用可)
定価 36,080 円(税込、送料別)
https://soracom.jp/store/23919/
提供元:旭光電機株式会社
■公開されるIoT DIY レシピ
【IoT DIY レシピ】IoTで、PLCの状態をクラウドへ記録
想定制作時間:150分
難易度:★★★☆☆
生産ラインの制御や、空調の状態監視に使われる「PLC (Programmable Logic Controller)」は、設備の自動化になくてはならないものです。PLCが内部に持つ機器の情報をクラウドに連携することで遠隔監視や制御が実現でき、さらなる効率化が見込めます。本レシピは、制御に使われる接点インターフェースの情報をLTE-M通信経由でクラウドと連携ができる「SmartFitPRO」を利用して、PLCの内部状態をAWSのデータベースサービス「Amazon DynamoDB」へ保存する手順を紹介します。
https://soracom.jp/recipes_index/23818/
- SORACOM IoTストアについて
SORACOM IoT ストア https://soracom.jp/store/
- 株式会社ソラコムについて
ソラコムコーポレイトサイト https://soracom.com
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