学生とプロのアーティストがタッグを組みハンセン病問題をテーマにした演劇を発表
本格的な表現活動を通してコミュニケーションスキルや他者との協働力を学ぶ追手門学院大学(大阪府茨木市、学長:真銅正宏)の社会学部舞台表現プロジェクト(通称STEP)は、11月12日~14日にハンセン病問題をテーマにした演劇作品『あいまい宝島』を公演します。
劇中で描かれるのは、架空の病気にかかり小さな島に完全隔離された人々の生活や、育ち失われていく人間関係、生きることへのぼんやりとした実感です。コロナ差別という言葉が誕生した2020年。100年に1度の疫病と戦う我々が何か大切なものを思い出すきっかけになればと学生たちは公演に挑みます。
今回の公演にあたり、岡山県瀬戸内市の国立療養所・長島愛生園を訪問し、当時の環境や患者たちの隔離された生活を調査しました。また、ハンセン病者のライフヒストリーを研究する本学社会学部の蘭由岐子教授を学術アドバイザーに迎え、彼ら彼女らが歩んだ歴史を学びます。当日はハンセン病に関する人権啓発活動を目的とした展示を行うほか、演劇の模様はライブ配信を行う予定です。
学生たちが自ら行動し、プロと一緒につくりあげた渾身の作品を取材いただくとともに、公演の告知にもご協力いただきますようお願いたします。
【作 品 名】:あいまい宝島
【公 演 日】:2020年11月12日(木)開演 18:30~
11月13日(金)開演 18:30~(ライブ配信有)
11月14日(土)開演 11:00~ / 14:00~(ライブ配信有)
【定 員】:各回30名
【会 場】:追手門学院大学 安威キャンパス 学生会館2F(大阪府茨木市西安威2-1-15)
【料 金】:無 料
【申込方法】:舞台表現プロジェクトSTEPのホームページよりお申込みください。
https://pando.life/uotemongakuin-step
【出 演】:追手門学院大学 1年生~4年生まで学生9名
【作/演出】:作)長谷 基弘[劇団桃唄309] 、 演出)横田修[追手門学院大学社会学部 准教授]
【後 援】:大阪府人権協会、茨木市
追手門学院大学 社会学部表現舞台プロジェクトSTEP 概要
2016年9月に追手門学院大学社会学部から生まれ、演劇を通した表現活動からコミュニケーションスキルや他者との協働力を学ぶ舞台表現プロジェクト。STEPはSTage Expression Projectの略。学生とプロのアーティストが一般の観衆の鑑賞に堪える舞台芸術作品の創作を目指す。大阪だけに留まらず静岡や東京でも演劇公演を行う。本学が推進するWILプログラム(行動して学び、学びながら行動する教育プログラム)にも認定されている。
劇作家プロフィール
長谷 基弘(劇作家・演出家)
立教大学在学中に劇団桃唄309を結成。以降、同劇団の代表、劇作家・演出家として活動をしている。ストーリー性の高い戯曲と、多数のシーンをつなぎ合わせ物語全体を俯瞰させる手法が注目されている。最近の戯曲・演出作品には山村を舞台に日本人的因習を扱った『三つの頭と一本の腕』、月面を舞台にした『月の砂をかむ女』、東京の今を鋭く切り取った『死すべき母の石』などがある。また、外部での演出も多く手がけ、年間を通し全国各地で、幅広い年齢層・職層を対象にしたワークショップ講師・プランナー・プロデューサーとしても活躍している。
演出家プロフィール
横田 修(劇作家・演出家)
筑波大学卒業後、劇団「青年団」入団。1999年劇団タテヨコ企画結成。劇場に拘らずギャラリーや幼稚園を会場に演劇作品を発表。第14回BeSeTo演劇祭へフリンジ参加(2007)、フジテレビ主催・T★1演劇グランプリ(2007)へ抜擢されるなど東京の小劇場シーンにて活動を展開。2016年より名作戯曲をモチーフにした作品をもって東京・大阪の二都市ツアーを開始。近年の作品に『あるサ ラリーマンの死』(2018年)、『三人 の姉妹たち』(2019年)など。桜美林大学総合文化学群助手を経て追手門学院大学社会学部専任講師(2015)。2019年より准教授。
あらすじ
係の人から名前をもらい、島での生活が始まりました。覚えていることはわずかです。ひとまず探検しましょうか・・・過去や認識を失う架空の病気にかかり、小さな島に完全隔離された人々。島に来る前の記憶は全員一切ありません。彼ら彼女らは何を思い、何を考え生きたのでしょう。日常はどんなものだったのでしょうか?
作中でハンセン病という言葉は出てきませんが、療養所で過ごすことになった人たちの日常が垣間見えます。本作を観ることで、新型コロナウイルス感染症という100年に1度の疫病と闘う人類が、何か大切なものを思い出すきっかけになれば幸いです。
「あなたにとって宝とはなんですか?」
詳細は、社会学部表現舞台プロジェクトSTEPのホームページよりご覧いただけます。
https://pando.life/uotemongakuin-step
劇中で描かれるのは、架空の病気にかかり小さな島に完全隔離された人々の生活や、育ち失われていく人間関係、生きることへのぼんやりとした実感です。コロナ差別という言葉が誕生した2020年。100年に1度の疫病と戦う我々が何か大切なものを思い出すきっかけになればと学生たちは公演に挑みます。
今回の公演にあたり、岡山県瀬戸内市の国立療養所・長島愛生園を訪問し、当時の環境や患者たちの隔離された生活を調査しました。また、ハンセン病者のライフヒストリーを研究する本学社会学部の蘭由岐子教授を学術アドバイザーに迎え、彼ら彼女らが歩んだ歴史を学びます。当日はハンセン病に関する人権啓発活動を目的とした展示を行うほか、演劇の模様はライブ配信を行う予定です。
歴史館の方から説明を受ける学生
学生たちが自ら行動し、プロと一緒につくりあげた渾身の作品を取材いただくとともに、公演の告知にもご協力いただきますようお願いたします。
稽古風景
【作 品 名】:あいまい宝島
【公 演 日】:2020年11月12日(木)開演 18:30~
11月13日(金)開演 18:30~(ライブ配信有)
11月14日(土)開演 11:00~ / 14:00~(ライブ配信有)
【定 員】:各回30名
【会 場】:追手門学院大学 安威キャンパス 学生会館2F(大阪府茨木市西安威2-1-15)
【料 金】:無 料
【申込方法】:舞台表現プロジェクトSTEPのホームページよりお申込みください。
https://pando.life/uotemongakuin-step
【出 演】:追手門学院大学 1年生~4年生まで学生9名
【作/演出】:作)長谷 基弘[劇団桃唄309] 、 演出)横田修[追手門学院大学社会学部 准教授]
【後 援】:大阪府人権協会、茨木市
追手門学院大学 社会学部表現舞台プロジェクトSTEP 概要
2016年9月に追手門学院大学社会学部から生まれ、演劇を通した表現活動からコミュニケーションスキルや他者との協働力を学ぶ舞台表現プロジェクト。STEPはSTage Expression Projectの略。学生とプロのアーティストが一般の観衆の鑑賞に堪える舞台芸術作品の創作を目指す。大阪だけに留まらず静岡や東京でも演劇公演を行う。本学が推進するWILプログラム(行動して学び、学びながら行動する教育プログラム)にも認定されている。
劇作家プロフィール
長谷 基弘(劇作家・演出家)
立教大学在学中に劇団桃唄309を結成。以降、同劇団の代表、劇作家・演出家として活動をしている。ストーリー性の高い戯曲と、多数のシーンをつなぎ合わせ物語全体を俯瞰させる手法が注目されている。最近の戯曲・演出作品には山村を舞台に日本人的因習を扱った『三つの頭と一本の腕』、月面を舞台にした『月の砂をかむ女』、東京の今を鋭く切り取った『死すべき母の石』などがある。また、外部での演出も多く手がけ、年間を通し全国各地で、幅広い年齢層・職層を対象にしたワークショップ講師・プランナー・プロデューサーとしても活躍している。
演出家プロフィール
横田 修(劇作家・演出家)
筑波大学卒業後、劇団「青年団」入団。1999年劇団タテヨコ企画結成。劇場に拘らずギャラリーや幼稚園を会場に演劇作品を発表。第14回BeSeTo演劇祭へフリンジ参加(2007)、フジテレビ主催・T★1演劇グランプリ(2007)へ抜擢されるなど東京の小劇場シーンにて活動を展開。2016年より名作戯曲をモチーフにした作品をもって東京・大阪の二都市ツアーを開始。近年の作品に『あるサ ラリーマンの死』(2018年)、『三人 の姉妹たち』(2019年)など。桜美林大学総合文化学群助手を経て追手門学院大学社会学部専任講師(2015)。2019年より准教授。
あらすじ
係の人から名前をもらい、島での生活が始まりました。覚えていることはわずかです。ひとまず探検しましょうか・・・過去や認識を失う架空の病気にかかり、小さな島に完全隔離された人々。島に来る前の記憶は全員一切ありません。彼ら彼女らは何を思い、何を考え生きたのでしょう。日常はどんなものだったのでしょうか?
作中でハンセン病という言葉は出てきませんが、療養所で過ごすことになった人たちの日常が垣間見えます。本作を観ることで、新型コロナウイルス感染症という100年に1度の疫病と闘う人類が、何か大切なものを思い出すきっかけになれば幸いです。
「あなたにとって宝とはなんですか?」
詳細は、社会学部表現舞台プロジェクトSTEPのホームページよりご覧いただけます。
https://pando.life/uotemongakuin-step
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