東京駅の物流倉庫で「次世代ロボット倉庫」の実証実験を実施します
JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長:柴田 裕、以下「JR東日本スタートアップ」)と、エキナカ店舗等への商品配送を手がける株式会社ジェイアール東日本物流(代表取締役社長:野口 忍、以下「ジェイアール東日本物流」)、世界初のリニアモーターで自律搬送する次世代ロボット倉庫「CUEBUS(キューバス)」を展開するCuebus株式会社(代表取締役社長:大久保 勝広、以下「Cuebus」)はフレキシブルに出現/稼働する自動倉庫を活かして、スペースの高効率化及び様々な倉庫機能の自動化オペレーションを目指した実証実験を東京駅で実施します。
これまでの倉庫スペースは手の届く範囲にモノを収容し、運搬のための通路を設けるなど無駄なスペースをつくらざるを得ませんでした。特に駅という環境においては、商品の在庫スペースが十分に確保できないことに加え、店舗やアイテムが高頻度に入れ替わることもあり、商品管理や保管場所の複雑さから非効率な空間利用となっていました。
今回、「CUEBUS(キューバス)」を活用することで、格子状のユニット構造にすき間なくアイテムを敷き詰め高密度に収容することで“スペースの高効率化”が可能となります。加えて、データ入力するだけで欲しいアイテムが自動的に運搬されることによる“オペレーションの簡素化”、並びにシンプルな部材/構造で、設置の際も大規模な工事が不要なため、旅客ニーズの変化にあわせた“フレキシブルな運用”が期待できます。
今回の実証実験を踏まえ、駅の限られたスペースを最大効率化するとともに、フレキシブルに出現/稼働する自動倉庫を活かした駅の魅力向上に資する新しいサービス展開を検討して参ります。
【エキナカ倉庫での実証実験】
3月5日~3月11日で、東京駅のエキナカ倉庫内に「CUEBUS(キューバス)」を設置し、17種類の土産品を取り扱う11.25平米の自動倉庫を構築し、実証実験を行いました。収容量を向上させるための必要スペックや適切な運搬スピード、入荷~ピッキング~出荷までのオペレーションの自動化を検証しました。
【手荷物預かり所での実証実験】
3月16日~3月27日より、東京駅の手荷物預かり所内の一区画に「CUEBUS(キューバス)」を設置し実証実験を実施します。荷物の収容量を向上させるための必要スペックや適切な運搬スピード等の検証、預入~整理~取出までのオペレーションの自動化を検証します。
実施場所:東京駅(新幹線南のりかえ口改札前)
実施期間:2022年3月16日(水)〜2022年3月27日(日) 計12日間(予定)
営業時間:10:00~20:00
参考URL:http://www.jrbutsuryu.jregroup.ne.jp/business/baggage.html
※手荷物のお預かりは所定の料金が必要です。
【JR東日本スタートアッププログラム】とは
ベンチャー企業や様々なアイディアを有する方々から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラムです。2017年度に初めて開催し、今回までに合計94件の提案を採択、鉄道事業やIT事業など幅広い分野の実証実験を行い、一部の取り組みは実用化にいたりました。なお、内閣府主催の2018年度第1回オープンイノベーション大賞において、経済産業大臣賞を受賞しました。
【CUEBUS(キューバス)】とは
「CUEBUS(キューバス)」は、リニアモーターを活用した世界初のロボット倉庫システムです(特許出願中)。リニアモーターによる高いロバスト性とコンパクト構成による高い利便性を持ち合わせており、他社のロボット倉庫と異なり、利用者のニーズや利用環境に併せてフレキシブルに設置し、即時稼働することが可能です。加えて、最適経路生成機能eRoute(イールート)により、何十もの搬送物の移動を互いに干渉することなく、同時かつ最短距離の経路を生成でき、倉庫物流の効率化を最大限に高めることが可能です。2020年3月、公益財団法人東京都中小企業振興公社による大型の助成事業である「令和2年度 次世代イノベーション創出プロジェクト2020助成事業」に採択され、現在、2号機の開発を進めています。
■各社概要
JR東日本スタートアップ
所在地 : 東京都港区高輪2-21-42 Tokyo Yard Building7F
代表者 : 代表取締役社長 柴田 裕
設立 : 2018年2月
事業内容 : 事業シーズや先端技術の調査・発掘、ベンチャー企業への出資及びJR東日本グループとの協業推進
URL : https://jrestartup.co.jp/
ジェイアール東日本物流
所在地 : 東京都墨田区錦糸三丁目2番1号
代表者 : 代表取締役社長 野口 忍
設立 : 1988年10月
事業内容 : 貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、港湾運送事業、倉庫業等
URL : http://www.jrbutsuryu.jregroup.ne.jp/
Cuebus(キューバス)
所在地:東京都江東区青海3-4-19 青海流通センター2号棟2階
代表者:代表取締役社長:大久保 勝広
設立:2015年2月
事業内容 : ロボット倉庫CUEBUSの製造、関連するソフトウェアの企画開発及びサービス提供
URL:https://cuebus.jp/
【取り組みの背景】
これまでの倉庫スペースは手の届く範囲にモノを収容し、運搬のための通路を設けるなど無駄なスペースをつくらざるを得ませんでした。特に駅という環境においては、商品の在庫スペースが十分に確保できないことに加え、店舗やアイテムが高頻度に入れ替わることもあり、商品管理や保管場所の複雑さから非効率な空間利用となっていました。
今回、「CUEBUS(キューバス)」を活用することで、格子状のユニット構造にすき間なくアイテムを敷き詰め高密度に収容することで“スペースの高効率化”が可能となります。加えて、データ入力するだけで欲しいアイテムが自動的に運搬されることによる“オペレーションの簡素化”、並びにシンプルな部材/構造で、設置の際も大規模な工事が不要なため、旅客ニーズの変化にあわせた“フレキシブルな運用”が期待できます。
今回の実証実験を踏まえ、駅の限られたスペースを最大効率化するとともに、フレキシブルに出現/稼働する自動倉庫を活かした駅の魅力向上に資する新しいサービス展開を検討して参ります。
【エキナカ倉庫での実証実験】
3月5日~3月11日で、東京駅のエキナカ倉庫内に「CUEBUS(キューバス)」を設置し、17種類の土産品を取り扱う11.25平米の自動倉庫を構築し、実証実験を行いました。収容量を向上させるための必要スペックや適切な運搬スピード、入荷~ピッキング~出荷までのオペレーションの自動化を検証しました。
【手荷物預かり所での実証実験】
3月16日~3月27日より、東京駅の手荷物預かり所内の一区画に「CUEBUS(キューバス)」を設置し実証実験を実施します。荷物の収容量を向上させるための必要スペックや適切な運搬スピード等の検証、預入~整理~取出までのオペレーションの自動化を検証します。
実施場所:東京駅(新幹線南のりかえ口改札前)
実施期間:2022年3月16日(水)〜2022年3月27日(日) 計12日間(予定)
営業時間:10:00~20:00
参考URL:http://www.jrbutsuryu.jregroup.ne.jp/business/baggage.html
※「CUEBUS(キューバス)」の操作は手荷物預かり所担当者が行います。
※手荷物のお預かりは所定の料金が必要です。
【JR東日本スタートアッププログラム】とは
ベンチャー企業や様々なアイディアを有する方々から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラムです。2017年度に初めて開催し、今回までに合計94件の提案を採択、鉄道事業やIT事業など幅広い分野の実証実験を行い、一部の取り組みは実用化にいたりました。なお、内閣府主催の2018年度第1回オープンイノベーション大賞において、経済産業大臣賞を受賞しました。
【CUEBUS(キューバス)】とは
「CUEBUS(キューバス)」は、リニアモーターを活用した世界初のロボット倉庫システムです(特許出願中)。リニアモーターによる高いロバスト性とコンパクト構成による高い利便性を持ち合わせており、他社のロボット倉庫と異なり、利用者のニーズや利用環境に併せてフレキシブルに設置し、即時稼働することが可能です。加えて、最適経路生成機能eRoute(イールート)により、何十もの搬送物の移動を互いに干渉することなく、同時かつ最短距離の経路を生成でき、倉庫物流の効率化を最大限に高めることが可能です。2020年3月、公益財団法人東京都中小企業振興公社による大型の助成事業である「令和2年度 次世代イノベーション創出プロジェクト2020助成事業」に採択され、現在、2号機の開発を進めています。
■各社概要
JR東日本スタートアップ
所在地 : 東京都港区高輪2-21-42 Tokyo Yard Building7F
代表者 : 代表取締役社長 柴田 裕
設立 : 2018年2月
事業内容 : 事業シーズや先端技術の調査・発掘、ベンチャー企業への出資及びJR東日本グループとの協業推進
URL : https://jrestartup.co.jp/
ジェイアール東日本物流
所在地 : 東京都墨田区錦糸三丁目2番1号
代表者 : 代表取締役社長 野口 忍
設立 : 1988年10月
事業内容 : 貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、港湾運送事業、倉庫業等
URL : http://www.jrbutsuryu.jregroup.ne.jp/
Cuebus(キューバス)
所在地:東京都江東区青海3-4-19 青海流通センター2号棟2階
代表者:代表取締役社長:大久保 勝広
設立:2015年2月
事業内容 : ロボット倉庫CUEBUSの製造、関連するソフトウェアの企画開発及びサービス提供
URL:https://cuebus.jp/
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