TikTok for Business、次世代の購買行動を紐解く「ショッパーテインメント白書2024」を公開|価格重視から価値重視へ
白書ダウンロードはこちら:https://tiktok-for-business.co.jp/download/shoppertainment-whitepaper/
消費者の意思決定は「価格」から「価値」へ
今回の調査によって、消費行動の意思決定における著しい変化が明らかになりました。APACの消費者の79%が「割引とは関係のないコンテンツ」に影響を受けており、「割引などお得な情報」に非常に敏感な消費者はわずか21%に留まっています。商品情報、レビュー、商品デモ、視覚的な要素など、さまざまなコンテンツが意思決定の各段階で高い価値を持っており、消費者の関心は、ますます「価格やプロモーション」から「価値」へとシフトしています。
市場ごとの傾向:ソーシャル志向 vs 商品志向
APACの市場には、”ソーシャル志向”と”商品志向”という2つの異なる消費傾向が見られます。ソーシャル志向のタイ、ベトナム、韓国市場の消費者は、クリエイターからのレビューやレコメンドを信頼し、感情や直感でコンテンツを評価する傾向が強く、追加の情報収集をせずに意思決定を行います。一方、商品志向の日本、インドネシア市場の消費者は、誰がおすすめ・レビューしているかよりも、商品の詳細やお得な情報を重視します。
シームレスで十分な情報に基づく購入決定
APACの消費者は、端末、プラットフォーム、アプリを切り替えることなく商品を発見し、閲覧と購入ができる一体型プラットフォームを求める傾向が強まっています。それは、消費者の93%が「今後1〜2年の間に、一体型プラットフォームでの商品発見、検討、購入を継続または増加させたい」と回答したことが示しています。また、従来の検索エンジンよりも、TikTokのようなコンテンツ主導型動画プラットフォームで定期的に商品を検索する消費者が1.9倍まで増加しており、その傾向はますます高まっています。
影響力が高まっている「コンテンツ・コミュニティ」
コンテンツ・コミュニティとは、ブランドや商品に関する情報を交換・共有し、消費者とブランドの相互作用や共創を促進するコンテンツのネットワークを指しています。消費者の48%が、コンテンツ・コミュニティから影響を受けており、その一方で、ブランドからの影響は22%に留まっています。コンテンツ主導型動画プラットフォームでは、消費者が商品を探す代わりに、個別化された「おすすめ視聴」がハッシュタグ、トレンド、コメントなどによって、コンテンツを消費者に届けています。さらに消費者の73%は、トレンド(ハッシュタグ、チャレンジなど)やコメント欄への視聴・投稿などを通して、さまざまな方法でコンテンツを共創しており、積極的に参加しています。
Shant Oknayan, Head of Global Business Solutions for Asia-Pacific, Middle East, Africa, and Central Asia コメント:
「TikTokは、消費者にコンテンツ主導のショッピング体験を提供しています。テクノロジーの進化や経済的な要因が消費者の習慣に影響を与える中、ブランドは単に割引を提供するだけでなく、消費者が日常的な活動の一環となる、楽しいシームレスな体験を通じて彼らと交流する方法を見つける必要があります。ショッピングとそれ以外の活動との境界線が薄れつつあるため、ブランドは個々の消費者ニーズや好みに合わせてコンテンツを提供することが重要とされています。」
その他、詳しい内容については「ショッパーテインメント白書2024」をご覧ください。
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