「2013年卒マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」を発表
~ 約8割の学生が事前準備を実施、活動期間の短縮に対しては懸念の声も ~
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、社長:中川信行)は、2013年卒業予定のマイナビ全会員を対象とした「2013年卒マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」の結果を発表しました。概要は以下の通りです。
<調査結果>
■ 2013年卒学生の約8割が12月開始の企業採用広報以前に就職活動準備を実施。秋口(9月)から活発に
2013年卒学生における就職情報サイトのグランドオープン前に準備を行った割合は、「12年卒マイナビ就職モニター調査10月の活動」(以降、「12年卒モニター調査」と記載)では6割程度に留まったが、今回の調査では79.7%と約8割を占めた。早い段階で準備をしようと思った理由を尋ねたところ、66.7%が「就職活動への不安や焦りから」と回答しており、就職活動に対する余裕やゆとりの無さが印象に残る結果となった。
また、事前準備開始時期については、「12年卒モニター調査」では、既に5月~6月の段階で準備を始めた学生が多かったが、今回の調査では9月~10月が43.5%、次いで11月以降が31.1%と、合わせて全体の7割以上を占めた。就職情報サイトのグランドオープンも10月から12月に後ろ倒しになったことで、学生の就職活動の準備も遅めの滑り出しとなったようだ。
■ 就職活動期間の短縮については、賛否両論。マイナス意見の8割以上が就職活動に対して懸念の声
就職活動期間の短期化に対する捉え方は、学生によって賛否両論で様々な意見があった。プラスに捉えている意見としては、特に理系学生では「学業に費やす期間が増えて良い」(理系男子:62.1%、理系女子:62.6%)ことを、文系学生は学業に費やす期間が増えたこと以外に「就職活動の準備を行える」(文系男子:42.4%、文系女子:44.4%)ことを評価している。その一方で、短期化によるマイナス面の意見としては、「スケジュールが過密になり就職活動が大変になる」(83.8%)、次いで「業界研究、企業研究が浅くなる」(49.3%)、「水面下で動く企業があるのではと不安」(39.3%)となっており、8割以上の学生から就職活動への不安や懸念の声が挙がった。グランドオープン前に入手できた情報量が少なく、不安を募らせた学生も多く、このような就職活動への飢餓感が、12月1日のグランドオープン後のエントリー集中に繋がったものとみられる。
■ 就職活動の準備に関するイベントへの参加率は増加、時期は後ろ倒しに
4月以降での学内の就職ガイダンスなどへの参加状況について聞いたところ、84.4%が参加したと回答しており、12月からのスタートに向けて意欲的に行動していたことが推測される。一方、イベントに参加した時期は、グランドオープン前の10月(65.3%)や11月(63.7%)に集中しており、広報活動開始時期が後ろ倒しになった影響か動き出しの鈍さが目立っていた13年卒学生だが、グランドオープンが近付くにつれ、焦りの色が見え始めたようだ。また、開始時期が2ヶ月後ろ倒しになった今年は、メディアの報道により就職活動の短期化がもたらす負担について耳にする機会の増加や、大学のキャリアセンターの積極的な呼び掛けなどから、学生が徐々に危機感を募らせていったことにより、グランドオープン前の2ヶ月間で、就職活動に対する意識に変化が生じたものとみられる。
■ インターンシップの参加率は減少するも参加期間は長期化。実際の仕事体験などプログラム内容の検討が必要に
13年卒学生のインターンシップの参加率は28.4%となり、12年卒モニター調査(48.7%)と比較すると大幅に減少した。これは、東日本大震災による12年卒採用スケジュールの遅れで、企業のインターンシップ開催社数が伸び悩んだことが一因とみられ、マイナビのインターンシップ掲載社数においても前年の6割強に留まった。そのため、学生がインターンシップに参加する機会自体が減少したようだ。
また、インターンシップの参加期間は、12年卒モニター調査では6割近くが1日開催のものに参加していたが、今回の調査では「1週間未満」や「1週間以上~2週間未満」に参加した学生が66.4%と期間が長期化した。インターンシップ内容の興味に関する質問でも、「実際の仕事経験」が73.3%と7割以上を占めるなど、これは、3月に発表された倫理憲章で「受け入れ期間を5日間以上」と定義付けしたことや、インターンシップを広報活動や選考活動と関連付けないことなど、インターンシップの在り方が見直されたことも影響しているようだ。
【「2013年卒マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」概要】
○調査方法/11月15日時点のマイナビ全会員にWEB DMで配信
○調査期間/2011年11月17日~2011年12月4日
○調査対象/2013年に卒業予定の全国大学3年生及び大学院1年生
回答数4,401名(文系男子812名、理系男子758名、文系女子2,138名、理系女子693名)
※調査結果の詳細は採用サポネット(http://saponet.mynavi.jp)で公開しています
※本調査では、「12年卒マイナビ就職モニター調査10月の活動」のデータと比較しておりますが、調査時期及び調査方法が異なるため、参考程度に留めてご覧いただきますようお願いいたします
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株式会社 毎日コミュニケーションズは、2011年10月1日より
「株式会社マイナビ」に社名を変更いたしました
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本件に関するお問い合わせ先
株式会社マイナビ
社長室 広報部
TEL.03-6267-4155 FAX.03-6267-4050
e-mail:koho@mynavi.jp
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株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、社長:中川信行)は、2013年卒業予定のマイナビ全会員を対象とした「2013年卒マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」の結果を発表しました。概要は以下の通りです。
<調査結果>
■ 2013年卒学生の約8割が12月開始の企業採用広報以前に就職活動準備を実施。秋口(9月)から活発に
2013年卒学生における就職情報サイトのグランドオープン前に準備を行った割合は、「12年卒マイナビ就職モニター調査10月の活動」(以降、「12年卒モニター調査」と記載)では6割程度に留まったが、今回の調査では79.7%と約8割を占めた。早い段階で準備をしようと思った理由を尋ねたところ、66.7%が「就職活動への不安や焦りから」と回答しており、就職活動に対する余裕やゆとりの無さが印象に残る結果となった。
また、事前準備開始時期については、「12年卒モニター調査」では、既に5月~6月の段階で準備を始めた学生が多かったが、今回の調査では9月~10月が43.5%、次いで11月以降が31.1%と、合わせて全体の7割以上を占めた。就職情報サイトのグランドオープンも10月から12月に後ろ倒しになったことで、学生の就職活動の準備も遅めの滑り出しとなったようだ。
■ 就職活動期間の短縮については、賛否両論。マイナス意見の8割以上が就職活動に対して懸念の声
就職活動期間の短期化に対する捉え方は、学生によって賛否両論で様々な意見があった。プラスに捉えている意見としては、特に理系学生では「学業に費やす期間が増えて良い」(理系男子:62.1%、理系女子:62.6%)ことを、文系学生は学業に費やす期間が増えたこと以外に「就職活動の準備を行える」(文系男子:42.4%、文系女子:44.4%)ことを評価している。その一方で、短期化によるマイナス面の意見としては、「スケジュールが過密になり就職活動が大変になる」(83.8%)、次いで「業界研究、企業研究が浅くなる」(49.3%)、「水面下で動く企業があるのではと不安」(39.3%)となっており、8割以上の学生から就職活動への不安や懸念の声が挙がった。グランドオープン前に入手できた情報量が少なく、不安を募らせた学生も多く、このような就職活動への飢餓感が、12月1日のグランドオープン後のエントリー集中に繋がったものとみられる。
■ 就職活動の準備に関するイベントへの参加率は増加、時期は後ろ倒しに
4月以降での学内の就職ガイダンスなどへの参加状況について聞いたところ、84.4%が参加したと回答しており、12月からのスタートに向けて意欲的に行動していたことが推測される。一方、イベントに参加した時期は、グランドオープン前の10月(65.3%)や11月(63.7%)に集中しており、広報活動開始時期が後ろ倒しになった影響か動き出しの鈍さが目立っていた13年卒学生だが、グランドオープンが近付くにつれ、焦りの色が見え始めたようだ。また、開始時期が2ヶ月後ろ倒しになった今年は、メディアの報道により就職活動の短期化がもたらす負担について耳にする機会の増加や、大学のキャリアセンターの積極的な呼び掛けなどから、学生が徐々に危機感を募らせていったことにより、グランドオープン前の2ヶ月間で、就職活動に対する意識に変化が生じたものとみられる。
■ インターンシップの参加率は減少するも参加期間は長期化。実際の仕事体験などプログラム内容の検討が必要に
13年卒学生のインターンシップの参加率は28.4%となり、12年卒モニター調査(48.7%)と比較すると大幅に減少した。これは、東日本大震災による12年卒採用スケジュールの遅れで、企業のインターンシップ開催社数が伸び悩んだことが一因とみられ、マイナビのインターンシップ掲載社数においても前年の6割強に留まった。そのため、学生がインターンシップに参加する機会自体が減少したようだ。
また、インターンシップの参加期間は、12年卒モニター調査では6割近くが1日開催のものに参加していたが、今回の調査では「1週間未満」や「1週間以上~2週間未満」に参加した学生が66.4%と期間が長期化した。インターンシップ内容の興味に関する質問でも、「実際の仕事経験」が73.3%と7割以上を占めるなど、これは、3月に発表された倫理憲章で「受け入れ期間を5日間以上」と定義付けしたことや、インターンシップを広報活動や選考活動と関連付けないことなど、インターンシップの在り方が見直されたことも影響しているようだ。
【「2013年卒マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」概要】
○調査方法/11月15日時点のマイナビ全会員にWEB DMで配信
○調査期間/2011年11月17日~2011年12月4日
○調査対象/2013年に卒業予定の全国大学3年生及び大学院1年生
回答数4,401名(文系男子812名、理系男子758名、文系女子2,138名、理系女子693名)
※調査結果の詳細は採用サポネット(http://saponet.mynavi.jp)で公開しています
※本調査では、「12年卒マイナビ就職モニター調査10月の活動」のデータと比較しておりますが、調査時期及び調査方法が異なるため、参考程度に留めてご覧いただきますようお願いいたします
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株式会社 毎日コミュニケーションズは、2011年10月1日より
「株式会社マイナビ」に社名を変更いたしました
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