デル・テクノロジーズ、マルチクラウドおよびエッジ環境を保護するゼロトラストのサイバーセキュリティー ソリューションを提供

ゼロトラストCoEおよび新しいサイバーセキュリティー ソリューション/サービスが、モダン セキュリティーに対応する卓越したレジリエンス実現を支援

ニュースの概要
・ゼロトラストCoE(センター オブ エクセレンス)が、サイバーセキュリティーの検証環境を提供 - お客様は、自社環境を展開する前に、米国防総省承認のアーキテクチャーでテスト可能
・デル・テクノロジーズの新しいサイバーセキュリティー サービス、エンドポイント/サイバー保護ソリューションが、サイバー レジリエントな環境づくりを支援
・デル・テクノロジーズが、IT環境全体を通じた統合を合理化し、ゼロトラスト サイバーセキュリティーの導入を簡素化
当資料は、2022年10月4日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。
米国リリース原文:https://www.dell.com/en-us/dt/corporate/newsroom/announcements/detailpage.press-releases~usa~2022~10~10042022-dell-technologies-delivers-zero-trust-cybersecurity-solutions-to-protect-multicloud-and-edge-environments.htm#/filter-on/Country:en-us

2022104日、テキサス州ラウンドロック発
デル・テクノロジーズは、CyberPoint International社およびMaryland Innovation Security Institute(MISI)とともに、米国サイバー司令部の最重要サイバーセキュリティー イノベーション施設であるDreamPortに、「Zero Trust Center of Excellence」(ゼロトラスト センター オブ エクセレンス)を、2023年春にオープンすることを発表しました。さらに、デル・テクノロジーズは、お客様のゼロトラストおよび他のレジリエンス環境を評価する新しいサイバーセキュリティー サービス、ハイブリッド環境をサポートするエンドポイント セキュリティー ソリューション、ランサムウェアからオブジェクト ストレージ データを守る保護機能も発表しました。

ゼロトラストは、企業がセキュリティーに取り組む方法を、境界防御のみに依存する状況から、エコシステムやデータ パイプライン全体を通じて、問題のないことが分かっている既知のアクティビティーのみを許可する積極的な戦略へとシフトするサイバーセキュリティー モデルです。企業は、ゼロトラストによって、データセンター、クラウド、エッジにわたり、最適なサイバーセキュリティー戦略を実装することが可能になります。デル・テクノロジーズは、このアーキテクチャーの設計と統合に伴うお客様の負担を軽減することで、お客様がゼロトラストの効果を最大化するための促進剤としての役割を果たすことを目指しています。

ゼロトラストの導入を促進するCoE
デル・テクノロジーズは、MISI、CyberPoint International 社、また女性や退役軍人が所有する業界の小規模企業で構成されたチームとともに、DreamPortの「Zero Trust Center of Excellence(CoE)」を通じて、ゼロトラスト ユースケースを検証するための安全なデータセンターを提供します。このCoEは、企業が自社の環境を実際に展開する前に構成をテストする基盤として、米国防総省のZero Trust Reference Architecture(ゼロトラスト リファレンス アーキテクチャー)(https://dodcio.defense.gov/Portals/0/Documents/Library/(U)ZT_RA_v2.0(U)_Sep22.pdf )を使用します。デル・テクノロジーズは、広範なエコシステム全体を通じて調整することで、ゼロトラスト アーキテクチャーの再現可能な設計を提供し、導入までの時間を短縮するとともに、お客様の統合と調整の負担を軽減します。

ゼロトラストを実現し、リスクを軽減するサイバーセキュリティー サービス
デル・テクノロジーズは、企業がゼロトラストの原則に沿ってサイバー レジリエントな環境を実現できるように、「Cybersecurity Advisory Services」を提供します。これは、お客様が既存のサイバーセキュリティー資産を基盤に、ゼロトラストを実現するまでのロードマップを提供するものです。このサービスでは、セキュリティー上の盲点を見つけて対応するだけでなく、導入すべき先進テクノロジーを判断し、長期的にサイバー レジリエントな環境を確立するためのガバナンスおよび、常に警戒を怠らないようにするための環境づくりを学ぶことができます。お客様は、自社のデータとIT環境の安全確保に不可欠なツール群およびアクションにつながるインサイトを得ることができます。

また、デル・テクノロジーズは、アタックサーフェス(攻撃対象領域)を最小化して企業の防御力を高めるため、新たに「Vulnerability Management」(脆弱性管理)サービスを提供します。このサービスでは、デル・テクノロジーズのエキスパートが、お客様の環境を定期的にスキャンニングして脆弱性をチェックすることで、脆弱な部分の全体像を提供するとともに、パッチ適用の優先付けを行います。

法人向けPCサイバーセキュリティー ソリューションがハイブリッド環境をサポート
オペレーティングシステムで侵入が起こる中、ゼロトラストに対応した企業の基盤になるのは、安全なデバイスです。デル・テクノロジーズは、お客様にとっての脅威がどこで発生しても、防止、検出、対応し、IT環境のコントロール能力を高める新しいソリューションによって、引き続きポートフォリオを強化しています。

・業界で最もセキュアな法人向けPCのハードウェア保護(*1):サプライチェーンにおける脅威の高まりに対応するため、お客様は、出荷前にPCポートを無効化するオプションによって、BIOS設定の改ざんリスクを防止できます。また、出荷時の物理的なセキュリティー強化対策として、不正開封防止シールの提供をアジア太平洋地域およびEMEA(欧州、中東、アフリカ)に拡大しています(*2)。
・増大する脅威に対応するファームウェア保護:Microsoft Intuneの一部として、Microsoftエンドポイント マネージャーおよびSplunkコンソールのテレメトリーの新たな統合により、企業は、BIOS改ざんの可能性を検出することができます。IT管理者は、Microsoftエンドポイント マネージャーの管理センター環境内で、設定およびパスワード管理を含めて、デル・テクノロジーズのPCの安全確保、制御、設定を行うことができます。デル・テクノロジーズが初めて市場に提供するこれらの機能は、Microsoft Intuneの今後のリリースで利用できます。これらの機能によって、ITの複雑さを軽減しながら、ユーザーの生産性を高めることができます。
・先進のソフトウェア保護:脅威の検出と対応をスピードアップする複数の新機能に加え、外部USBストレージ デバイスへの不正なダウンロードから機密データを保護し、この動作に対する可視性とポリシー制御を強化する新しいデータ損失防止サービスを提供します。

オブジェクト ストレージのサイバー保護およびリカバリ能力の強化
動画や写真といったオブジェクト データの増加へ対応するためには、データを分離し、インテリジェントに脅威を検出し、迅速なデータ リカバリーを実現する最新のサイバー保護ソリューションを活用することが重要です。

Dell ECSエンタープライズ向けオブジェクト ストレージ」プラットフォームにより、お客様は、ローカルまたはリモート環境に分離しているサイバー ボールトに、オブジェクト データを格納し、安全を確保することができます。サイバーボールトには、AWS S3プロトコルを通じてアクセスでき、サイバー攻撃によってプライマリー/セカンダリー データコピーが侵害された場合でも、基幹アプリケーションやバックアップ サーバーは、コンプライアンスを支持しながら、引き続きこれらの分離コピーにアクセスすることができます。デル・テクノロジーズの最新ソリューションは、AIベースの脅威検出および不変性とともに、ランサムウェアや他の悪意ある攻撃からのデータ リカバリーを、迅速に実現する手段を提供します。

*1. デル・テクノロジーズ社内分析に基づく(2022年9月)
*2. 対応状況は国、地域により異なります

デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

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会社概要

URL
https://www.dell.com/ja-jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町一丁目2番1号 Otemachi Oneタワー 17階
電話番号
-
代表者名
大塚俊彦
上場
未上場
資本金
3億円
設立
1989年06月