ホテルの使い捨て歯ブラシやヘアブラシをアップサイクル

100%植物由来の生分解性プラスチックをコースターにアップサイクルし、川崎キングスカイフロント東急REIホテルで配布開始

アサヒユウアス株式会社(本社 東京、社長 高森志文)は、東急ホテルズ&リゾーツ株式会社(本社 東京、社長 村井淳)と協業し、同社が運営するホテルのアメニティとして使用した使い捨ての歯ブラシの柄やヘアブラシをアップサイクルしたコースターを開発しました。川崎キングスカイフロント東急REIホテルで12月12日から使用します。

 

川崎キングスカイフロント東急REIホテルは低炭素水素を利用した世界初のホテルとして開業し、現在も環境に配慮した取り組みに注力しています。同ホテルから客室やホテル併設のカフェなど幅広いシーンで使用できる備品の要望があったため、当社がコースターを開発しました。12月12日から客室やホテル併設のカフェ「The WAREHOUSE BUSINESS LOUNGE&CAFE」で使用を開始します。今後も、個々のホテルのニーズや利用する顧客層に合わせたアップサイクル製品を開発することで、資源を継続的に活用し、廃棄物の削減に取り組みます。


 当社が東急ホテルズで提供しているアメニティをアップサイクルするのは今回が2回目です。東急ホテルズでは、環境に配慮した取り組みの一環として、株式会社カネカが開発した素材「カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet (以下、Green Planet)」※を使った歯ブラシとヘアブラシをアメニティとして提供しています。「Green Planet」は100%植物由来の生分解性バイオポリマーで、海水中など幅広い環境下で優れた生分解性を備えています。アサヒユウアスでは、「森のタンブラー」や「森のマイボトル」などこれまでの商品開発の知見や経験、ネットワークを活用し、回収から成形までの工程を工夫することで、アップサイクルすることに成功しました。「Green Planet」をリサイクルし、製品化したのは当社が世界で初めてです。当社はアップサイクル製品第1弾として靴べらを開発し、新大阪江坂東急REIホテルで、本年10月から靴べら付きの宿泊プランを販売しています。


 アサヒユウアスはアサヒグループにおける新たなサステナビリティ事業を展開する会社として、2022年1月に設立しました。リユースできる「森のタンブラー」や「森のマイボトル」をはじめ、コーヒーの副産物のアップサイクルに取り組む「Coffeeloopプロジェクト」、廃棄予定の食材などを原料としたサステナブルクラフトビールの製造に取り組んでいます。また、自治体、会社、団体などのそれぞれの課題に合わせたオーダーメイド型の課題解決コンサルティング事業も開始しました。今後もステークホルダーとの共創を通じてサステナブルな商品・サービスの開発に取り組み、社会課題解決を目指します。

※:「Green Planet」は株式会社カネカの登録商標です。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
環境・エコ・リサイクル
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.asahigroup-holdings.com/
業種
製造業
本社所在地
東京都墨田区吾妻橋 1-23-1
電話番号
-
代表者名
勝木 敦志
上場
東証1部
資本金
2200億4400万円
設立
2011年07月