MANABI DESIGN SYMPOSIUM 2025~これからの学び・教育の可能性を考えるシンポジウム〜を開催します。

武蔵野美術大学

 武蔵野美術大学(所在地:東京都小平市/学長:樺山祐和 以下、本学)は、昨年度より戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」の一環として、創造的思考力を育てる教育コンテンツの研究開発を北海道大学および北海道教育大学と共同で行っています。

 同時に、北海道大学の共創の場支援プログラム(COI-NEXT)において他機関等との連携強化による拠点ビジョン実現の高度化・発展支援に取り組み、若者のこころとカラダの詳細把握に向けた、デザインリサーチ等の導入による若者コホート研究等の充実を目的に研究を進めてきました。

 今年度は、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究をされている安斎勇樹氏および、アート教育実践家・アーティストとして活躍されている末永幸歩氏をお招きし、お二人のトークと合わせて、2024年度に実施した、アート・デザインを学んだ当事者が実際に学びをデザインした事例をもとに、これからの学びの可能性を考えます。

 また、本学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科の学生自身による新しい学びのデザイン、教育実習生と美大生が協働することによって起こる態度変容の研究、現役アーティスト・デザイナーによる高校生・社会人向け教育の実践といった新しい試みを紹介しながら、創造性教育の実践者と共にこれからの教育の論点を探ります。

なお、今回のシンポジウムは小学校、中学校、高校、大学といった初等教育から高等教育を対象として議論を行います。

プログラム内容

14:00-14:10 オープニング

《トーク》

14:10-14:40 末永 幸歩 氏(アート教育実践家・アーティスト・東京学芸大学 個人研究員)

14:45-15:15 安斎 勇樹 氏(株式会社MIMIGURI 代表取締役 Co-CEO、東京大学大学院情報学環客員研究員)

《発表セッション》

15:25-15:55「美大生の学びのデザインプロジェクト」

                            -発表者:本学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科学生

                            -聞き手:山内 佑輔 氏(新渡戸文化学園VIVISTOP NITOBEチーフクルー )

16:00-16:30「高校生/社会人向け価値創造人材プログラム」

                            -発表者:岡 碧幸(アーティスト/本学特任研究員)

                            -聞き手:安斎 勇樹 氏

                                 長谷川 敦士(本学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科主任教授)

16:35-17:05「教育大生に向けた学びデザインプロジェクト」

                            -発表者:伊勢 壮太(本学ソーシャルクリエイティブ研究所)

                            -聞き手:末永 幸歩 氏

《エンディング》

17:10-

ゲスト紹介

安斎 勇樹(あんざい ゆうき)

株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO

東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。組織づくりを得意領域とする経営コンサルティングファーム「MIMIGURI(ミミグリ)」を創業。大企業からベンチャー企業まで、350社以上のコンサルティングを通じて組織づくりを支援してきた。また、MIMIGURIは文部科学省認定の研究機関でもあり、学術的成果と現場の実践を架橋させながら、人と組織の創造性を高める「知の開発」にも力を入れている。ウェブメディア「CULTIBASE」編集長。東京大学大学院 情報学環 客員研究員。

主な著書に『問いかけの作法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、共著に『問いのデザイン』(学芸出版社)、『リサーチ・ドリブン・イノベーション』(翔泳社)、『パラドックス思考』(ダイヤモンド社)、『チームレジリエンス』(JMAM)など。

(portrait 二上大志郎 kusuguru)

 末永 幸歩(すえなが ゆきほ)

アート教育実践家・アーティスト・東京学芸大学 個人研究員

武蔵野美術大学 造形学部 卒業。東京学芸大学 大学院 教育学研究科(美術教育)修了。

中学校の美術教諭としての経験をもち、技術指導や知識伝達に偏重した美術教育の実態への問題意識から、アートを通して「自分なりのものの見方」で「自分だけの答え」を探究する授業を行ってきた。

2020年にアート教育実践家として独立。全国の学校・企業・社会の様々な場での講演やワークショップの企画実施、書籍の執筆など多岐に渡る活動を通して生きることの基盤となるアートの考え方を伝えている。

Eテレ「ノージーのレッツ!ひらめき工房」監修、文化庁「文化芸術の充実・改善に向けた検討会議」委員、品川学藝高等学校リベラルアーツコース アドバイザー、九州大学・東京学芸大学 非常勤講師など兼任。

著書『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』(ダイヤモンド社)は4ヶ国語に翻訳され、22万部超のベストセラー。

開催概要

□日時:2025年2月22日(土)14:00-17:30

□会場:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス Co-Creation Space -Ma-(東京都新宿区市谷田町1-4)

□入場無料・事前予約制(先着50名様)

□アクセス:JR中央・総武線「市ケ谷」駅下車徒歩3分

東京メトロ有楽町線・南北線「市ケ谷」駅、都営新宿線「市ヶ谷」駅4番出口下車徒歩3分

※ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

※本プログラムは、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」および共創の場支援プログラム(COI-NEXT)において他機関等との連携強化による拠点ビジョン実現の高度化・発展支援の活動の一環で行います。

参加お申込み

個人情報の利用目的・取り扱いについて

応募フォームにご記入いただいた個人情報は、審査結果に関する連絡、受講中および受講後の学籍管理、各種事務連絡、本学で実施するイベント等のご案内、アンケート等の本プログラム改善のための取り組みにのみ使用し、第三者に提供することはございません。なお、武蔵野美術大学のプライバシーポリシー(個人情報保護方針)は、下記ページよりご確認ください。

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市ヶ谷キャンパス事務室:ichigaya_campus@musabi.ac.jp

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会社概要

学校法人武蔵野美術大学

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URL
https://www.musabi.ac.jp
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都小平市小川町1-736
電話番号
-
代表者名
長澤忠徳
上場
未上場
資本金
-
設立
1929年10月