XR制作コストを最大66%削減 STYLY新機能「Modifier(モディファイア)」をリリース
〜 プログラミングなしでも、多彩な表現でメタバースの創造が可能に 〜
株式会社Psychic VR Lab(東京都新宿区・代表取締役 山口征浩)は、同社の提供するリアルメタバースプラットフォーム「STYLY( https://styly.cc )」上の制作ツール「STYLY Studio」で、新機能「Modifier(モディファイア)」をリリースしました。
“modifier”は、「修正・変更する人、もの」を意味する英単語。
その言葉どおり、STYLY Studio上で配置したオブジェクトに、これまでUnity等のゲームエンジンや3Dソフトを経由せずには不可能だった「修正・変更」を加えることができます。
- 簡単な操作でXR作品の制作コストを最大66%削減
しかし、オブジェクトのスタイル変更やアニメーションの付与には、Unity等の外部ソフトを利用する必要がありました。
今回のアップデートによって追加される「Modifier(モディファイア)」機能では、オブジェクトの色彩変更、移動・回転のようなシンプルなものから、接触判定・保持判定等の複雑なものまで、1クリックで付加できるようになります。
これにより、専門的な知識なしでも豊かな表現が可能に。
XR作品の制作に必要だった人的コストや時間コストが大幅に削減されることになりました。
・XRコンテンツ制作実証実験におけるModifier使用時と非使用時(従来ワークフローでの見積もり)の作業時間の変化
- 実装初期に追加できるModifierの例
・スタイルチェンジ
・アニメーション
・ヒューマノイド(アバター)アニメーション
Modifier機能のインタラクティブ要素は、STYLYを利用するユーザーが個人でUnity用STYLYプラグインを利用し、Modifierを搭載することも可能となる予定です。
今後、Studio上で使用できるModifierを継続的に追加していきます。
*プラグイン…アプリケーションの機能を拡張するソフトウェア。
- 「シンプルで使い勝手がいい」「かなり便利な機能」利用者の声
デザイナー nyu
使ってみた感想は、シンプルで使い勝手がいいなと感じました。複雑なアニメーションは仕方ないとして、シンプルなアニメーションなどもUnityを介して設定するのが煩わしいと感じていたので、多用するアニメーションをSTYLY内で適用できるのは快適でした。
DJ/アーティスト JACKSON kaki
普段はシーン単位でUnityで制作したシーンをアップロードして、STYLYで作品をつくる、ということが多いため、時間がかかってしまったが、オブジェクト単位で制作するアーティストにとってはかなり便利な機能だと感じた。例えばglbなどでつくったオブジェクトをサクッとアップロードしたあとに、簡単なアニメーションをつけるだけであれば、わざわざUnityを使わなくてもアニメーションを付けられる利点があると感じられる。自分も今回objでSTYLYに直接アップロードしたオブジェクトのマテリアルカラーを変えたり、インタラクションをつけれたのは便利だった。背景をシーンで作って、オブジェクトやメインアートをPrefabでアップロードする方法は便利かもしれない。
- Modifier機能を利用した作品
【Modifier機能 サンプルシーン動画】
- STYLYについて
STYLYには世界中の都市の3Dデータが実装されており、これを活用することで実空間と連動したコンテンツを制作・配信することができます。さらに、STYLYはマルチデバイスに対応しており、スマートフォンでのAR体験をはじめ、AR/MRグラスやWebブラウザ、そしてVRHMDなど多彩なデバイスでコンテンツを体験することが可能です。
今後も世界中のクリエイターや各都市と連携し合いながら、現実世界をテクノロジーで拡張させる「リアルメタバース」を推進していき、ライフスタイルの中でXR/リアルメタバースを利用する「空間を身にまとう時代」の創造を行ってまいります。
STYLY Official Site:https://styly.cc/
- 株式会社Psychic VR Lab について
・代表者 :代表取締役 山口征浩
Psychic VR Labはリアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を展開する会社です。
現実とバーチャルが重なり合う時代において、XR技術を活用した文化的・経済的エコシステムを創り出すことで、誰もが空間を身にまとうことができる世界を目指しています。
Official Site:https://psychic-vr-lab.com/
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