TBS・電通・博報堂ＤＹメディアパートナーズは、CMの前日差し替えにより、リードタイムを短縮したテレビ広告運用のPoCを開始

株式会社TBSテレビ（本社：東京都港区、代表取締役社長：佐々木 卓）、株式会社電通（本社：東京都港区、代表取締役社長執行役員：榑谷 典洋）、株式会社博報堂ＤＹメディアパートナーズ（本社：東京都港区、代表取締役社長：矢嶋 弘毅）は、2023年10月から、CM素材の“前日差し替え”によって従来よりもリードタイムを短縮した、柔軟なテレビ広告運用のPoC※1を開始します。

近年、さまざまなデータがマーケティングに活用できるようになり、データと連動した柔軟な「運用型広告」へのニーズが高まっています。一方で、テレビ広告は通常、放送の4営業日前までに流す素材を指定する必要があり、また素材指定後は変更が容易ではないため、デジタル広告などと比べて柔軟なマーケティング活動がしにくい点がTBS、電通、博報堂ＤＹメディアパートナーズの3社共通の課題となっておりました。

このような課題に対するソリューションの一つとして、TBS、電通、博報堂ＤＹメディアパートナーズの3社は、一部※2CM素材のリードタイムを短縮した取り組みを開始します。これにより、柔軟で効果的な広告運用プランを策定・提供するなどの、新しい運用型テレビ広告メニューの開発を推進してまいります。 たとえば翌日の天気や気温、イベントなどに合わせたタイムリーなCM素材を適切に選ぶことができ、また広告効果による素材の出し分けなど、広告主企業・生活者の双方にとって、今まで以上に役に立つ、価値のある広告コミュニケーションが可能になります。さらに、従来のテレビメニューでは広告出稿を見送っていた広告主企業に対しても、リードタイムを短縮した新しいテレビの運用型広告メニューを活用していただくことによって、柔軟なテレビ広告の出稿を行い、事業成長に貢献することが可能となります。

今後も、TBS、電通、博報堂ＤＹメディアパートナーズは、運用型テレビ広告の推進を通して、広告主企業のマーケティング活動の高度化に貢献してまいります。

※1　PoC（Proof of Concept）とは概念検証、試作開発に入る前段階の検証プロセス。

※2　取り組み開始直後は、社数を限定して実施。