国立新美術館開催「リビング・モダニティ」展に協力
ミサワ バウハウス コレクションから53点を出展
○東京・六本木 国立新美術館にて3月19日(水)から6月30日(月)まで開催
○20世紀以降の住宅をめぐる革新的な試みを、傑作14邸を中心にモダン・ハウスを特徴づける7つの観点から再考
○ミサワホームと国立新美術館が共催で、本展監修者 岸和郎氏による講演会と3日間の連続対談を実施


ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 作尾徹也)は、2025年3月19日(水)から2025年6月30日(月)まで国立新美術館で開催される「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s~1970s」展に協力し、所蔵する「ミサワ バウハウス コレクション」の作品53点※1を出展します。さらに展覧会関連イベントとして、ミサワホームと国立新美術館との共催で、バウハウスの建築家を取り上げる講演会および現代建築家による近代住宅をめぐる3日間の連続対談を行います。
1919年にドイツで設立された造形学校「バウハウス」の思想は、デザインや建築、造形教育において今なお世界に多大な影響を与えています。ミサワホームはバウハウスのデザインから多くの学びがあると考え、1989年にバウハウス関連の作品の収集をはじめ、1996年に日本で唯一のバウハウス専門美術館「ミサワ バウハウス コレクション」を開設しました。現在は作品約1,500点、資料約1,200点、芸術関連の蔵書約13,000冊を所蔵。日本最多のバウハウス関連物を所有しており、現在は国内外の美術館への出展を中心に啓蒙活動に取り組んでいます。
国立新美術館が開催する本展覧会では、20世紀にはじまった住宅をめぐる革新的な試みが、ル・コルビュジエやルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエらが手掛けた傑作14邸を中心に、モダン・ハウスを特徴づける7つの観点から紹介されます。ミサワホームは「ミサワ バウハウス コレクション」から、造形教育の習作群やマルセル・ブロイヤーのサイドチェアをはじめとする家具のほか、貴重な作品や資料を出展。造形と機能に対する時代を越えた普遍性を感じることができます。
ミサワホームは、これまで収集したバウハウスコレクションや研究成果を活用し、多くの方が良質なデザインに触れる機会を提供することで、これからも芸術や文化の発展に寄与していきます。
■国立新美術館「リビング・モダニティ 住まいの実験1920s~1970s」展の概要
【展覧会構成】
1階企画展示室1E
20世紀にはじまった住宅をめぐる革新的な試みが、衛生・素材・窓・キッチン・調度・メディア・ランドケープというモダン・ハウスを特徴づける7つの観点から再考されます。考察の主軸となるのは、モダニズム建築の巨匠 ル・コルビュジエがスイスのレマン湖畔に両親のために建てた「ヴィラ・ル・ラク」や、バウハウスの学長を務めたミース・ファン・デル・ローエの代表作「トゥーゲントハット邸」などの、20世紀を代表する建築家たちが設計した傑作14邸。図面や模型、家具、食器など多様な作品とイメージを通じて、住まいを多角的に検証します。
2階企画展示室2E(無料エリア、申し込み不要)
本展は1階だけでなく2階の企画展示室を同時に使用した大規模な展覧会となり、2階展示室では、ミース・ファン・デル・ローエの未完のプロジェクト「ロー・ハウス」が原寸大で展示されます。そのスケールは幅16.4m×奥行16.4mにおよび、原寸大での実現は世界で初めての挑戦です。本展示の制作にあたり、国立新美術館では初となるクラウドファンディングが活用されています※2。同フロアには、20世紀にデザインされ、現在も生産されている名作家具を体感できるコーナーが設けられ、さらに住まいの実空間を堪能するVR体験イベント※3も開催されます。

【開催概要】
会期:2025年3月19日(水)~ 2025年6月30日(月)
会場:国立新美術館 企画展示室1E/2E(東京・六本木)
主催:国立新美術館、東京新聞、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
後援:一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会
協賛:鹿島建設株式会社、TOTO株式会社、株式会社長谷工コーポレーション、YKK AP株式会社、積水ハウス株式会社、大和ハウス工業株式会社、株式会社藤木工務店
協力:ミサワホーム株式会社、株式会社竹中工務店、株式会社新建築社、株式会社アルク、ウシオライティング株式会社
展覧会詳細:国立新美術館 リビング・モダニティ展特設ホームページ https://living-modernity.jp/
巡回スケジュール:兵庫県立美術館 2025年9月20日(土)~ 2026年1月4日(日)(予定)
※1 「ミサワ バウハウス コレクション」から出展する53点は、会期中に展示替えがございます
※2 クラウドファンディングはすでに終了しています
※3 VR体験イベントは2025年3月22日・23日・29日・30日の限定開催です
■展覧会関連イベント「MISAWA 4DAYS」の開催概要
タイトル:バウハウス特別講演会「グロピウス、ミース、ブロイヤーの住宅」
日程:2025年3月22日(土)15時~17時
出演者:岸 和郎(建築家/本展監修者)
会場:国立新美術館 2E展示室内特別会場(無料エリア、申し込み不要)
主催:ミサワ バウハウス コレクション、株式会社ミサワホーム総合研究所、国立新美術館


タイトル:連続対談「コンテンポラリー・モダニティ 現代建築家が紐解く近代建築の巨匠たち」
日程・出演者:2025年3月29日(土)15時~17時 岸和郎×富永譲(ル・コルビュジエ)
:2025年4月18日(金)17時~19時 岸和郎×西沢立衛(ミース・ファン・デル・ローエ)
:2025年5月17日(土)15時~17時 岸和郎×安田幸一(土浦亀城)
会場:国立新美術館 2E展示室内特別会場(無料エリア、申し込み不要)
主催:Aプロジェクト、ミサワホーム株式会社、国立新美術館
イベント詳細:特設ウェブサイト https://www.misawa4days.com/
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