スペースデータ、「Storm Simulator」に落雷・停電シミュレーション機能「Thunder & Blackout」を追加
台風・豪雨・洪水に続く対応拡大。落雷の発生地点を起点に、停電の範囲・影響世帯・復旧見込みを3Dで推計・可視化

株式会社スペースデータ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤航陽、以下「スペースデータ」)は、気象災害の被害をAIで予測・評価する「Storm Simulator(ストームシミュレーター)」に、落雷による停電被害をシミュレーションする新機能「Thunder & Blackout(サンダー&ブラックアウト)」を追加しました。3次元の都市モデル上で落雷の発生地点(位置・電流)を起点に、停電が広がる範囲・影響を受ける世帯や人口・復旧までの見込み時間を推計し、被害の広がりを立体的に可視化します。
■ 開発の背景
落雷は、送配電設備への直撃や誘導雷によって、都市部でも突発的な停電を引き起こします。停電は交通・通信・医療・データセンターなど社会機能へ連鎖的に波及する一方で、発生直後に「どの範囲で、どれだけの世帯や人が影響を受けるのか」を面的に把握することは容易ではありませんでした。
スペースデータは、衛星データとデジタルツイン技術を活かした災害リスク評価AI「Storm Simulator」において、これまで台風・豪雨・洪水を対象としてきました。今回、その対象に落雷を加え、落雷が引き起こす停電被害までを一体的にとらえられるようにしました。
■ 「Thunder & Blackout」の主な特徴

※本シミュレーションでは、Google Photorealistic 3D Tiles、Cesium、国土地理院の航空写真タイル等を3D基盤データとして活用し、地区情報、停電エリア、人口・世帯数に関するサンプルデータと簡易推計モデルを組み合わせています。停電範囲や復旧見込みはサンプルデータにもとづく推計であり、電力系統・気象・雷観測などの実データ連携は今後の拡張として進める予定です。
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落雷を起点にした停電被害の推計:落雷の電流の大きさ(kA)などをもとに、停電の半径・影響面積・影響世帯・影響人口を算出し、Lv1(一部停電)からLv4(大規模停電)までの停電レベルで示します。
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復旧までの見込みを提示:停電レベルに応じて、復旧までのおおよその見込み時間を提示します。避難や初動対応、電力復旧の段取りを考えるうえでの目安として活用できます。
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3Dでの直感的な可視化:落雷の稲妻や着雷、停電ゾーンの広がり、停電エリア内での建物の暗化などを3次元の都市モデル上で再現。停電エリアマップと時系列の推移グラフで、被害の広がりを俯瞰できます。
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気象状況との連動:降水量や風速といった雷雨の状況とあわせて表示し、状況の全体像を把握しやすくします。
※本機能は現時点でサンプルデータにもとづくシミュレーションであり、停電の影響範囲は簡易な推計モデルによるものです。電力系統・気象・雷観測などの実データとの連携は、今後の拡張として進めます。地域のデータを差し替えることで、東京以外の都市への展開も可能です。
■ 今後の展望
スペースデータは今後、「Storm Simulator」の対象を、台風・豪雨・洪水・落雷から、暴風・雹・竜巻など気象災害全般へと広げていきます。さらに「Geo-Resilience」全体として、予測から被害評価、早期警報、意思決定支援までを一気通貫で支える災害リスク評価の基盤へと発展させ、政府・自治体・インフラ事業者の防災・危機管理に役立てることを目指します。
なお、「Storm Simulator」および「Thunder & Blackout」は、政府・自治体・インフラ事業者など、防災・危機管理に取り組む組織に向けて提供しています。詳しいサービス内容のご説明や、デモ環境を実際にお試しいただくことも可能です。ご関心をお持ちの場合は、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
■ 株式会社スペースデータについて
株式会社スペースデータは、「宇宙を誰もが活用できる社会へ」という思いのもと、宇宙とデジタル技術の融合によって新たな産業や社会基盤を創造するテクノロジースタートアップです。
地球・宇宙環境を精密に再現するデジタルツイン技術を活用して、宇宙から都市開発、防災、安全保障まで、次の未来を支えるデジタルプラットフォームの構築を目指しています。さらに、宇宙ロボット・宇宙ステーションの運用基盤開発を通じて、宇宙社会の実現に向けて取り組んでいます。
スペースデータの公式サイトでは、「NEWS」にて最新の取り組みや発表をご紹介しています。
詳細は https://spacedata.jp/news をご覧ください。
社名:株式会社スペースデータ
代表:佐藤航陽
所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階
資本金:15億1300万円
事業内容:宇宙開発に関わる投資と研究
HP:https://spacedata.jp
NEWS:https://spacedata.jp/news
X:https://x.com/spacedatainc
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