越境ECサイト運営のビィ・フォアード DHLとの脱炭素化に向けた取り組みに調印

株式会社ビィ・フォアード

2024年9月3日 11時00分

　株式会社ビィ・フォアード（本社:東京都港区代表取締役:山川博功 ECサイト:https://www.beforward.jp/ )と、物流大手のDHL ジャパン株式会社(本社:東京都品川区代表取締役社長:トニーカーン)は、持続可能な航空燃料(SAF)の使用により輸送に伴う温室効果ガス排出量を削減する輸送サービス「GoGreen Plus」に関する5年契約を締結し、2024年8月30日(金)にビィ・フォアードの本社で両社代表による調印式を執り行いました。

■脱炭素化に向けた取り組みの第一歩

　ビィ・フォアードは2027年の上場に向けた環境問題への取り組みの第一歩として、社会の脱炭素化と持続的な発展に貢献することを目的に、CO2削減やカーボンニュートラルの取り組みを行うべく、今回の契約を締結いたしました。ビィ・フォアードは世界207の国と地域と取引をしており、売り上げのほとんどが海外の為、国際輸送物流会社として世界最大のDHL社との協業は業務上のマッチング度が非常に高く、双方の目的が合致し、5年間の長期契約の締結となりました。

　また、創業以来、企業文化として根付く「ビィ・フォアードイズム」は、サービスを通じて人々の生活を豊かにし、自分たちだけではなくその周りに人達も豊かにしていく共存共栄の理念に基づいております。そのビィ・フォアードイズムのもと、今回の取り組みが、世界114か所にある公式エージェントオフィスに波及し、さらには取引先の国と地域で同様の取り組みができるよう、社名に由来する「前へ!」の精神で活動を推進してまいりたいと思います。

■GoGreen Plusとは

　GoGreen Plusは、飲食店や家庭から排出される廃食油、トウモロコシやサトウキビなどのバイオマス由来原料などを用いて生産される「持続可能な航空燃料(SAF)」の使用により、輸送に伴う温室効果ガス排出量を削減(インセット)できる業界初の輸送サービスです。SAFは一般的な航空燃料のライフサイクル排出量を最大80%削減することが可能で、業種・業態に関わらず、企業が環境問題に取り組むことができます。

■海外輸送サービス「ポチロジ」の全取扱貨物にGoGreen Plusを適用

　ポチロジは、 2021年6月にサービスサイトをオープンさせた海外輸送サービスで、ネットで見積もりから輸送依頼(国内引き取り、輸出手続き、国際輸送、通関など輸入手続き、現地輸送)までワンストップで対応することができます。年間約3万件の取り扱い実績があり、輸送できるものは、書類封筒や小包のような小型の物から、パソコン、ピアノを含む楽器、自動車パーツ、美術品、家具、バイク、自動車、重機など基本的にはどんなものでも受け付けることができ、引っ越しのようなまとまった荷物でも取り扱うことができます。今回の「GoGreen Plus」のサービスでは、ポチロジサービスで請け負ったすべての国際航空貨物に適用され、その費用はサービス料金には転嫁されず、100％ビィ・フォアードが費用負担をいたします。

■各社代表のコメント

　本契約の調印式が2024年8月30日(金曜日)に、ビィ・フォアード六本木オフィスにて執り行われ、両社の代表者は次の通りコメントをしたしました。

DHL ジャパン株式会社　代表取締役社長　トニー　カーン

　脱炭素化社会の実現に向けた温室効果ガスの削減に対する世界的な関心の高まり、そして企業の取り組みへの要求は高まっています。この度の合意により、ビィ・フォアードのスコープ3の排出量削減を強力にサポートできることを大変うれしく思います。

株式会社ビィ・フォアード　代表取締役　山川　博功

　世界のロジスティクス産業をリードするDHL社と連携し、このような取り組みを進められることを大変うれしく思います。新興国への輸出業務の多い弊社にとって、長期的で持続可能な環境問題への取り組みは課題となっておりました。今回の脱炭素化の取り組みを第一歩に、輸出先の国と地域の環境負荷低減と事業拡大を永続的に推進していきたいと思います。