Standard Productsの２商品が「2024年度グッドデザイン賞」を受賞

枠練り製法の「洗顔石鹸」と、使用感・環境配慮面を両立させた「フラッフィータオル」

株式会社大創産業

2024年10月16日 15時00分

株式会社大創産業（広島県東広島市代表取締役社長:矢野靖二、以下「大創産業」）は、「Standard Products by DAISO（スタンダードプロダクツバイダイソー、以下「Standard Products」）」で発売している「洗顔石鹸」と「フラッフィータオル」の2商品が、「2024年度グッドデザイン賞」（主催:公益財団法人日本デザイン振興会）を受賞したことをお知らせします。Standard Products商品の受賞は、2022年度から継続しており、今回が3度目となります。

「洗顔石鹸」は、国内産業とのコラボレーションで生まれた商品で、枠練り製法という手作業の良さを生かした点や、その魅力が伝わりやすいシンプルなパッケージデザインが評価されました。

「フラッフィータオル」は、タオル産業の進化を体現する品質とコストのバランスに加え、土壌・水質・農薬などで環境へ配慮した農園で栽培された綿花を使用し、太陽光電力でまかなう工場を選定するなど生産過程においてもサステナビリティへ注力する姿勢を評価いただきました。

大創産業は今後も、デザインや機能性に加え、日本の文化・技術を継承し高品質なもの作りを続けている企業とのコラボレーションや、サステナビリティと環境問題を意識した商品開発に取り組み、お客様の豊かな生活の実現へ貢献してまいります。

左: 鳥取県の米子市で作られる、植物由来100%の枠練り製法の「洗顔石鹸」/ 右: 製造過程の環境配慮面を高く評価された「フラッフィータオル」

■選考評価理由

受賞対象名:

Standard Products 洗顔石鹸「洗顔石鹸（ペパーミントオイル、ローヤルゼリー、竹炭）」

審査員の評価：

大量生産ができる企業こそが、工業と手工業をどう融合していくのかを探求できるのではないだろうか。そのことにより日本の文化や技を守るだけではなく、新たな価値としてユーザーに伝えていくことができるはずだ。まさにこの洗顔石鹸は、枠練り製法という工程の大半を手作業でおこなうという手工業の良さを生かし、より良いものをより高い機能性を持たせて作り上げることに成功している。そうした企業努力と製品の魅力の両面から高い評価が集まった。パッケージデザインも、手作り感のある石鹸の魅力を伝えており、シースルーでシンプルである点も好ましい。

今後のさらなる展開にも期待したい。

受賞対象名:

Standard Products タオル「フラッフィータオル」

審査員の評価：

されどタオルと言われるほど、タオル産業でのタオルの研究は日々進化している。

長年、品質とコストのバランスを研究している企業との共同開発だからこそ生まれた製品だろう。上質な使用感はもちろん、土壌・水質・農薬などで環境へ配慮した農園で栽培された綿花を使用し、仕上げに太陽光電力でまかなう工場を選定するなど品質だけでなく、商品づくりの過程においてもサステナビリティに注力している点が高く評価された。

同社の「Standard Products」といえば、低価格帯ではあるものの、同社の他製品と比べると高価格帯に位置している。品質や使い勝手を重視し、新たな顧客の獲得と共に、下町の工場などと協業して、伝統産業の継承なども考慮に入れながらも、環境問題を意識した商品の開発や、社会貢献などを重点においている点などの企業としての姿勢も含めて評価された。

■グッドデザイン賞受賞ページ

Standard Products 洗顔石鹸

https://www.g-mark.org/gallery/winners/23216?years=2024

Standard Products フラッフィータオル

https://www.g-mark.org/gallery/winners/23218?years=2024

■グッドデザイン賞とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「G マーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

https://www.g-mark.org/