【解体予定のアパートが“生きた訓練フィールド”に!】磐田市消防本部が大東建託の管理物件を活用した実践的な訓練を実施

磐田市消防本部は、「共創」の取り組みとして、大東建託株式会社が管理する解体予定の建物を「訓練施設」として活用し、通常の訓練施設では再現が困難な、より実践的な環境下での消防訓練を実施しました。

磐田市役所

建物内での放水要領を確認する隊員

【連携の背景と目的】

近年、多様化・複雑化する災害への対応が求められる中、通常の訓練施設では困難な「実際の壁やドアの破壊を伴う検証」や「リアルな間取りへの進入・救出訓練」など、より実践に即した訓練環境の確保が大きな課題となっています。

当消防本部では、これまでも解体予定の公共施設を活用した訓練を重ねてきましたが、民間企業が管理する実在の建物を訓練施設として利用する試みは、今回が初となります。

本訓練では、以下の3点を同時に追求しました。

  1. 実践的な訓練環境の確保

    通常の施設では再現が困難な「壁や扉の破壊」「リアルな排煙・進入ルートの確保」など、より有事(災害・火災発生時)に近い環境での訓練。

  2. 即応体制の構築

    多様化する災害現場において、市民の命を守るための迅速かつ確実な即応体制の構築。

  3. 技術向上と連携強化

    職員の救助技術の向上や、署所間における連携体制の強化。

玄関の前で進入準備をする隊員

【期待される効果】

実際の建物という“生きた訓練フィールド”を活用することは、単に個人の技術を高めるだけでなく、組織の連携力や現場での即応性を引き上げるなど、災害現場における確実な安全確保に大きく貢献します。

  • 現場判断力の向上

    初めて進入するリアルな住宅構造を経験することで、現場指揮官や隊員の状況判断スピードが向上します。

  • 署所間連携の強化

    磐田市消防署隊や東部分遣所隊などが合同で訓練を行うことで、災害時における組織的な指揮・連携の精度が強固になります。

  • 屋内進入要領と安全管理の徹底

    視界不良で過酷な屋内環境を再現することで、建物内へ進入した際の安全・迅速な消火・救出要領と隊員管理の徹底を実現します。

  • 「検索補助具」の取り扱いの習熟

    具体例として、検索補助具(商品名:オートロール、ムーリングカラー)の正しい操作手順を確認し、視界不良化での連携を強化しました。

「三連はしご」を使用した2階からの救出訓練
2階ベランダから進入する隊員
濃煙の中要救助者(ダミー)を救出する隊員

【今後の展望】

磐田市消防本部と大東建託株式会社は今後も緊密に連携し、解体前の管理建物を有効活用する有意義な仕組みを継続していきます。

私たちは今後も、「共創」の達成に向けて公民連携を推進し、持続可能な消防体制を構築することで、「安心できるまち」の実現を目指します。


【実施概要】

実施日:2026年6月30日(火)、7月1日(水)

場所:静岡県磐田市三ケ野地内 大東建託管理物件(解体予定建物)

実施機関:磐田市消防本部(磐田市消防署隊、東部分遣所隊)、大東建託株式会社

訓練を実施したアパート

本件に関するお問い合わせ先

【訓練内容・消防に関すること】

磐田市消防本部[消防総務課 総務企画グループ]

TEL:0538-59-1119

【建物・ご協力企業に関すること】

大東建託株式会社 浜松北支店 担当:業務課 小嵐(こあらし)

TEL:053-466-1400

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会社概要

磐田市役所

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URL
https://www.city.iwata.shizuoka.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
静岡県磐田市国府台3-1
電話番号
0538-37-2111
代表者名
草地博昭
上場
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資本金
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設立
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