国内最大規模のアカデミア共催起業支援プログラム「1stRound」、21大学4研究機関共催へ ~お茶の水女子大学、同志社大学、広島大学が参画〜

東大IPC

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 植田浩輔、以下、「東大IPC」)と18大学、4国立研究機関(※1)による国内最大規模を誇るアカデミア共催の起業支援プログラム「1stRound」は、この度、国立大学法人お茶の水女子大学、学校法人同志社 同志社大学、国立大学法人広島大学が新たに参画することを発表します。

引き続き、「1stRound」は国公立・私立大学、研究機関による、国内最大規模を誇る国内アカデミアディープテックシーズの起業支援を展開するプログラムとして、大学・研究機関から生まれる様々な技術シーズを社会実装へ結びつけるための事業・起業化に特化した支援を通じて、成長を目指してまいります。

技術シーズの社会実装を支援、国内最大規模を誇るアカデミア・Non-Equity型起業支援プログラム

日本のアカデミアには世界に伍する技術シーズが多数ある一方で、早期事業化における支援サポートはまだ十分ではないのが現状です。「1stRound」は、初動を加速させるためのNon-Equity型資金支援をはじめ、その事業価値が算定可能な事業体・スタートアップとなるためのハンズオン支援を行うべく、2017年より東京大学を母体に「起業支援プログラム」としてスタートしました。2019年より名称を「1stRound」とし、コーポレートパートナーの参画も得たコンソーシアム形式で展開、その後共催機関を国立・私立の18大学、4つの国立研究機関まで広げ現在に至ります(※1)。

この度、国立大学法人お茶の水女子大学、学校法人同志社 同志社大学、国立大学法人広島大学が新たに参画いたしました。引き続き大学、研究機関を含むアカデミアの技術シーズ支援へと拡大してまいります。

過去採択企業の資金調達成功率は約90%以上、大手企業との協業も拡大

「1stRound」では、過去9年で累計102チームを採択し、会社設立・資金調達を支援してまいりました。過去採択チームの資金調達成功率は90%以上、大型助成金の採択率50%以上を達成しております。また、コーポレートパートナーを中心とする大手企業との協業関係の創出にも注力しており、各回とも半数を超えるチームが協業に至っております。採択企業とコーポレートパートナーをはじめとする様々なステークホルダーを繋げ、双方の知見を活かしたより良いスタートアップ創出のためのコミュニティの醸成とともに、技術シーズを活用したスタートアップビジネス促進の加速を目指します。

「1stRound」は大学、研究機関とのアカデミア内の連携、企業との協業・オープンイノベーションを展開していきながら、アカデミア関連スタートアップの更なる裾野拡大と、アカデミア周辺のイノベーション・エコシステムの構築・拡大を目指し、活動を展開してまいります。

各大学/研究機関からのコメント:


国立大学法人お茶の水女子大学 副学長(研究・産学連携担当)相川 京子


お茶の水女子大学ではこれまで、アントレプレナーシップの原理と方法、そしてジェンダード・イノベーションやSDGsに関連するアイデアを製品やサービスに結び付けるための手法、起業を取り巻く産業界との連携などについて学ぶ機会を学生に向けて提供してきました。今回、「1stRound」に参画させていただくことにより、研究成果をイノベーション創出に結びつけることができる実践的な能力を身に付けた「女性イノベーター」の育成や、お茶の水女子大学における研究から発するスタートアップの創出の機運が活発になることを期待しています。




学校法人同志社 同志社大学 リエゾンオフィス所長 宮本 博之

同志社大学では、同志社大学発の研究成果やアイデアに基づく、ベンチャー起業・事業化をサポートしています。2024年度からは、リエゾンオフィスにて起業支援コーディネーターを配置し、研究者の研究成果の社会実装に向けた事業化の支援を本格的に開始しました。また、関西スタートアップアカデミア・コアリション(KSAC)にも参画し、大学発ベンチャー創出支援に取り組んでいます。
これらに加え、この度「1stRound」プログラムにも参画させていただくことになりました。本プログラムに参画するコーポレートパートナーやベンチャーキャピタルの皆様とのネットワーク構築により、大学発ベンチャーの創出・育成が促進され、研究成果の社会実装に繋がることを期待しています。



国立大学法人広島大学 副学長(スタートアップエコシステム担当) 田原 栄俊

「平和を希求する精神」という広島大学の理念の下、イノベーションの創出を実現するため、中国・四国地方のスタートアップ・エコシステム(Peace & Science Innovation)の中核機関となる等、地域の大学発スタートアップの創出・育成に力を注いでいます。
今回、国内最大規模の大学共催となる「1stRound」プログラムへの参画においては、アカデミアの持つ英知をもとに、スタートアップの創出・育成が活発化され、社会を変革するような産業が創出されることを期待しております。

第13回公募について

本プログラムは1年に2回実施しており、2025年4月14日より第13回「1stRound」の公募を開始しております(応募締切:2025年6月2日)。

詳細は以下のURLよりご参照下さい。
https://www.1stround.jp/


※1 国立大学法人東京大学、国立大学法人筑波大学、国立大学法人東京科学大学、国立大学法人神戸大学、国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学、国立大学法人一橋大学、国立大学法人北海道大学、国立大学法人九州大学、学校法人早稲田大学 、学校法人慶應義塾、学校法人立命館(立命館大学、立命館アジア太平洋大学)、学校法人沖縄科学技術大学院大学学園(OIST)、国立大学法人金沢大学、学校法人近畿大学、学校法人東京理科大学、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)静岡県公立大学法人静岡県立大学、国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)、国立研究開発法人理化学研究所(2025年4月現在)


東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について

概要  アカデミア関連スタートアップ・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立  2016年1月
株主  国立大学法人東京大学(100%)
所在地 東京都文京区本郷七丁目3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
代表者 代表取締役社長 植田浩輔
URL
https://www.utokyo-ipc.co.jp/
https://www.1stround.jp/



【本件に関するお問い合わせ】
国立大学法人お茶の水女子大学 研究・産学連携課
Email:KC-kenkyo@cc.ocha.ac.jp

学校法人同志社 同志社大学 リエゾンオフィス
Email:jt-liais@mail.doshisha.ac.jp

国立大学法人広島大学 産学連携部 スタートアップ推進部門
Email:psi-office@ml.hiroshima-u.ac.jp

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(1stRound事務局)
TEL: 03-3830-0200 / FAX: 03-3830-0183
Email: info2@utokyo-ipc.co.jp
担当者:髙山幸次郎

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ビジネスカテゴリ
経営・コンサルティング
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会社概要

URL
https://www.utokyo-ipc.co.jp/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
電話番号
03-3830-0200
代表者名
植田浩輔
上場
未上場
資本金
9000万円
設立
2016年01月