患者・家族向け冊子『大腸がんと診断されたら まずは知ってほしい遺伝子検査のこと』制作・発刊

認定NPO法人キャンサーネットジャパン（東京都文京区、理事長：岩瀬 哲、以下CNJ）は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：勝間 英仁）、小野薬品工業株式会社（本社：大阪市中央区、代表取締役社長：滝野 十一）と、大腸がんの遺伝子検査について科学的根拠に基づいた正しい情報を提供することを目的として、冊子『大腸がんと診断されたら まずは知ってほしい遺伝子検査のこと』を制作しました。

冊子「大腸がんと診断されたら まずは知ってほしい遺伝子検査のこと」（全文公開）

大腸がんは、日本人のがんの中で最も患者さんの数の多いがんです。近年、大腸がんの薬物療法は大きく進歩し、一人ひとりのがんの性質に応じた効果的な治療薬を選択できるようになりました。がんの性質を知るためには、がん細胞に生じている遺伝子の変化を調べる「遺伝子検査」が欠かせません。（本文より）

本冊子は、大阪大学医学部附属病院 がんゲノム医療センター 病院教授 佐藤 太郎先生監修のもと、遺伝子検査はなぜ必要か、どうやって薬を決めるのか、遺伝性大腸がんのこと、また治療体験談など、大腸がんと診断された患者さんやご家族、支援される方が知っておきたい遺伝子検査の情報を20ページにまとめています。

冊子は、CNJのウェブサイトhttps://www.cancernet.jp/colorectal-gtからPDFを無料でダウンロードが可能です。また、活用を希望される医療機関へは冊子を無償提供（送料負担のみ）しています。

この冊子が、これから治療を開始する方、また今まさに治療と向き合っている方々の一助となることを願っています。是非、一人でも多くの大腸がんの患者さん、ご家族へ本冊子が届くよう、周知へのご協力をいただけましたら幸いです。

※ 誠に恐縮なお願いですが、ご案内を掲載・報道いただく際は、事前にご一報いただけましたら幸いです。

認定NPO法人キャンサーネットジャパン（CNJ）

1991年発足。がん患者が本人の意思に基づき治療に臨むことができるように科学的根拠に基づく情報発信を行うことをミッションとして活動。2016年8月認定NPO法人となり、現在主たる活動は、各種がんについての啓発イベント、養成講座や認定試験など教育事業等を実施。これらの活動を通して、がんと向き合う人々が自分らしくがんと向き合える社会を実現することを目指している。希少がんも含め、あらゆるがんに関する最新医療情報発信のため、2014年より毎年開催しているジャパンキャンサーフォーラムは、がん患者・家族のみならず一般市民を対象とした最大級のがん啓発イベントとなっている。https://www.cancernet.jp/

ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社

ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社は、深刻な病気を抱える患者さんを助けるための革新的な医薬品を開発し、提供することを使命とするグローバルバイオファーマ企業です。詳細は、bms.com/jp、LinkedIn、Facebook、YouTube、Instagramをご覧ください。

小野薬品工業株式会社

小野薬品工業株式会社は、「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という企業理念のもと、革新的な医薬品を提供することで世界中の患者さんに貢献し続けることを目指している製薬企業です。詳細はhttps://www.ono-pharma.com/jaをご覧ください。

【冊子の提供に関するお問い合わせ先】

活用を希望される医療機関へは冊子を無償提供（送料負担のみ）しています。ご希望の方は、CNJのサイト（https://www.cancernet.jp/medicalinstitution-order）からの注文、またはお電話（キャンサーネットジャパン大阪事務局：06-6886-3388／平日10時から16時まで）かメール（[e-mail]）にてお問い合わせください。