NearMe、新サービス「MONday Airport Shuttle powered by NearMe」の運行を開始
~インバウンド旅行者の旅ナカ体験を向上し、オーバーツーリズムの課題解決へ貢献~
移動の課題に取り組むソーシャルデザインカンパニーの株式会社NearMe(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙原幸一郎、以下:ニアミー)は、新たなサービスである「ホテルシャトル」の運行を開始いたします。その第一弾として、株式会社JHAT(本社:東京都台東区、代表取締役社長:平林朗、以下:JHAT社)が運営するhotel MONdayと提携し「MONday Airport Shuttle powered by NearMe 」を1月16日(木)より運行を開始します。
背景
近年のインバウンドの急増により、観光産業が活気づく一方で、オーバーツーリズムによる宿泊施設の逼迫や移動手段の不足といった課題が深刻化しています。特に都市部では、ホテルスタッフの業務負担や宿泊者の移動の不便さが旅行体験の質を下げる要因になっています。
JHAT社とニアミーが提携して新たに始める「MONday Airport Shuttle powered by NearMe」は、まずは台東区エリアの複数店舗を巡回し、羽田空港および成田空港へのスムーズなアクセスを提供する定期ホテルシャトルとして運行を開始します。本サービスは、旅行者の皆さまのご利用状況や移動ニーズをより深く理解する目的も兼ねた導入段階の取り組みとして、空港への移動需要が高まる早朝と夕方の時間帯に合わせ、羽田空港と成田空港に向かうシャトルを1日2便ずつ運行開始いたします。旅行者がフライトに合わせてスムーズに移動でき、移動ストレスを軽減しながら日本での滞在をさらに楽しめるようサポートすることで、旅行体験の価値向上を目指します。さらに、本サービスは日本語を含む5言語(日本語・英語・簡体字・繁体字・韓国語)にも対応もしているのでインバウンド需要にも親和性が高く、国内外問わず観光客の方々にとって使いやすいサービスです。
ニアミーのホテルシャトルは、旅行者の体験価値向上を図るだけでなく、移動手段の手配などの業務負担を軽減することで、ホテルスタッフが宿泊客への接客サービスに集中できる環境を整えます。このような取り組みによって、ホテル全体のサービス品質向上にも寄与することを目指しています。今後も空港送迎に限らず、MONdayホテルを基点とした旅行客への旅ナカでの体験向上のために、時間貸切の観光シャトルやその他コンテンツ等の新たなサービス展開も視野に両社で協業をすすめていきます。
ご予約方法は下記URLよりご確認ください。
イチホテル上野新御徒町:https://campaign.nearme.jp/hotel/monday/ici-ueno
MONday Apart 上野新御徒町:https://campaign.nearme.jp/hotel/monday/apartment-shinokachimachi
hotel MONday Premium上野御徒町:https://campaign.nearme.jp/hotel/monday/okachimachi
MONday Apart Premium上野御徒町:https://campaign.nearme.jp/hotel/monday/apartment-uenookachimachi
ホテルシャトルとは
ニアミ―の『ホテルシャトル』は、ホテルから空港までをドアツードアで結ぶ”シェア乗り”サービスです。提携ホテルの各店舗を巡回し、空港へのストレスフリーな移動体験を提供します。特には、空港送迎の主要手段の一つであるリムジンバスが停まらないホテルを中心に補完関係になることでインバウンド客を中心とした旅行客への旅ナカでの体験向上を目指していきます。
株式会社JHAT 井上孝雄氏 コメント
宿泊されるお客様の9割が訪日外国人という施設もある中で、お客様からの問い合わせNo. 1は「交通・移動」に関して。早朝に大量の荷物を持参し空港まで移動されるお客様の負担を少しでも軽減し、楽しい日本での滞在のサポートができればと思います。今後はエアポートシャトルサービスの利用エリアの拡大と、JHATのホテルを基点とした旅行客への旅ナカでの体験向上のために、貸切の観光シャトルやその他コンテンツ等の新たなサービス展開も視野に両社で協業をすすめていきます。
株式会社NearMe 代表取締役社長 髙原幸一郎 コメント
訪日観光客の増加に伴い、ホテル業界では宿泊者数の増加が業績を押し上げる一方で、接客業務全般の負担も増加しています。特に、移動手段の手配はお客様の旅を快適にする重要なサービスですが、その一方で、効率化できる領域でもあります。
この度、サービスを開始した『ホテルシャトル』は、ホテルスタッフの負担軽減を図りながら、旅行客にとって快適かつ安心な空港アクセスの提供に貢献できると考えています。
また、JHAT社に『ホテルシャトル』を採用頂き、「MONday Airport Shuttle powered by NearMe 」としてサービスを開始できることを大変うれしく思います。この取り組みをきっかけに地域の食文化や観光資源とも連携し、‟移動”を軸とした新しい旅の楽しみ方を提案していきたいと考えています。
ニアミーは今後も、「ライドプーリング」によって、効率的かつ環境に優しい移動の仕組みである“シェア乗り”が当たり前の選択肢となる未来を目指し、社会の課題解決に貢献してまいります。
JHAT社について
代表者:代表取締役社長 平林 朗
本社所在地:東京都台東区東上野1-15-4 キスワイヤ御徒町ビル 7F
設立:2018年6月7日
資本金:8億2500万円
事業内容:
・ 宿泊施設運営(ホテル、アパートメントホテル)
・ 宿泊業を対象とした人材開発
・ 地域創生案件のコンサルティング、プロジェクトマネジメント
・ 旅行業(第二種旅行業者)
株式会社JHATは、旅行・観光業のグローバル化を推進すべく訪日外国人に特化した宿泊サービスを提供しています。日本の観光市場は世界から高い評価を受けておりながら、旅行で訪れた家族連れ等の旅行者が一室に連泊できるホテルがまだまだ少ない状況です。
観光業のさらなる発展と地方創生を弊社のサービスから多人数向けの宿泊施設をリーズナブルな価格でご提供いたします。
「NearMe」について
「NearMe」は、独自のAIを活用した最適なルーティングで、出発地から目的地までの移動をドアツードアで結ぶタクシーのシェアサービスです。その中でも、空港とその周辺の都市部を結ぶ空港送迎型のエアポートシャトルサービスは、2019年8月のサービス開始よりこれまで延べ90万以上※1の方々にご利用いただいています。 現在は、全国16の空港※2(羽田空港、成田空港、伊丹空港、関西空港、新千歳空港、中部国際空港、福岡空港、那覇空港、旭川空港、帯広空港、青森空港、仙台空港、静岡空港、南紀白浜空港、徳島空港、北九州空港)と、空港周辺の都市部でご利用いただくことができます。対象エリアであれば、出発地となるご自宅から空港、そして空港から最終目的地まで一気通貫でつながるため、公共交通機関の乗り換えがなくなるなど、ストレスフリーな移動体験を提供することができます。また、貸切送迎サービスや、東京都と千葉県全域のゴルフ場と東京都23区内を結ぶゴルフシャトルなど、シチュエーションに応じて様々な移動のニーズに対応するための各種サービスを展開しています。
その他、これまでは公共交通機関のみだとアクセスに課題が残るスポーツ観戦や、観光二次交通の課題解消、高齢者の移動支援サービスのAIデマンドシステムなど、地域が独自に抱える移動課題の解消を目指した様々な実証事業を自治体などと連携して行っています。
※1 2024年10月時点。
※2 2024年4月時点。旭川空港、帯広空港、仙台空港、静岡空港は貸切送迎サービスのみ。
■自治体版ライドシェア/日本版ライドシェアに関するお問合せフォーム
https://forms.gle/86crBvCKjcKqaLze9
会社概要
会社名 :株式会社NearMe
所在地 :東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町
代表者 :代表取締役 髙原幸一郎
設立 :2017年7月18日
URL :https://nearme.jp/
移動の「もったいない」を解決し、1人でも多くの人が、自由に移動でき、住みたい街に住み続けられる社会を実現することをミッションに掲げ、まずは、リアルタイムの位置情報を活用して地域活性化に貢献するマッチングプラットフォームになるべく、シェアリングエコノミーのMaaS領域から事業活動をスタート。
2019年8月より空港送迎型のエアポートシャトルを運営し、独自AIを発展させ、ルーティングの最適化技術を確立。この技術を活用し、不特定多数ではなく少人数かつ誰が乗車したか追跡できる方法で活用していただける街中相乗りサービスなどを展開しています。なお、ニアミーは、2023年4月、経済産業省が行政との連携実績のある企業を中心に事例を紹介する「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」に掲載。週刊東洋経済(発行:東洋経済新報社)の『「すごいベンチャー100」2023年最新版』、日経クロストレンド(発行:日経BP社)の「未来の市場をつくる100社【2024年版】」にそれぞれ選出。「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」(主催:一般社団法人日本自動車工業会)の開催期間内に行われた日本最大級のピッチイベント『Pitch Contest & Award』でクランプリを獲得。デロイト トーマツ グループが発表したテクノロジー企業成長率ランキング「Technology Fast 50 2023 Japan」では、447.8%の収益(売上高)成長を記録して9位を受賞。
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