日本HP、ローカル・コンピューティングおよびAIワークロードに対応する高性能ワークステーションを発表
株式会社 日本HP(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:岡戸 伸樹)は、ワークステーションの新製品を発表します。また、IT組織がハイブリッドな未来に向けて資産を有効活用できるよう支援する、AIソリューションの強化も発表します。
さまざまな業界において、エンジニア、建築家、プロダクトデザイナー、AI開発者、プロのクリエイターといったパワーユーザーは、ワークフローの複雑化に直面しています。同時に、IT管理者は、こうしたニーズとコスト、セキュリティ、管理性を両立させなければなりません。HPの最新Zポートフォリオは、これらの課題に対応し、妥協のないパフォーマンス、将来を見据えた設計、そして顧客が適切なタイミングで適切な場所に適切なコンピューティング環境を展開できるよう支援するソリューションを提供します。
〈将来を見据えたパフォーマンスを提供するデスクトップワークステーション〉
「HP Z8 Fury G6i Workstation」は、要求の厳しいコンピューティングおよびAIワークロードに対応するように設計されています。 最大4基のNVIDIA RTX PRO™ 6000 Blackwell Max-Q Workstation Edition GPUおよび次世代ワークステーション向けインテル® Xeon® 600 プロセッサーに対応する「HP Z8 Fury G6i Workstation」は、高度なAI開発、VFX(ビジュアルエフェクト)、シミュレーションワークロード向けに専用設計された高性能マシンであり、HP Z Boostを活用して限られたGPUリソースを共有するための理想的なホストとして設計されています。
「HP Z4 G6i Workstation」は、ラティスメッシュ構造で、エアフローが最大で約50%向上しました(*1)。また最大48コアのインテル Xeon 600 プロセッサー、最大2基のNVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q Workstation Edition GPUを搭載可能で将来の技術進化に合わせて拡張できる設計です。さらに、4Uラックスペースに筐体を一台収納できる設計により、ワークステーションの管理を効率化できます。
また、HPは「HP Z8 Fury G6i Workstation」および「HP Z4 G6i Workstation」向けに「HP Max サイドパネル」を発表します。これは業界初のシャーシ拡張ユニットであり、内部容積を15%拡大します(*2)。新しい「HP Max サイドパネル」により、パワーユーザーやIT部門は、熱性能とIT部門が承認した保守性を維持しながら、工具を使わずに大型のグラフィックスカードを取り付けることができます。
さらに「HP Z Remote Graphics Software」が復活し、クリエイターやエンジニアなど、妥協のないパフォーマンスを求めるパワーユーザーのために設計された、強力、安全、シームレスなリモートワーク環境を提供します。あらゆるデバイスと場所から、HP Z WorkstationとHP ZBook の性能をフルに活用でき、ローカル同等の操作性を実現します。

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製品名 |
HP 希望販売価格(税込) |
販売開始日 |
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HP Z8 Fury G6i Workstation |
2,227,280円 |
6月中旬予定 |
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HP Z4 G6i Workstation |
1,526,580円 |
5月20日 |
※価格や発売時期、仕様などは予告なく変更となる場合があります。
〈プロフェッショナル向けモバイルワークステーション〉
ハイブリッドワーク業務でワークステーションクラスのパフォーマンスを必要とするプロフェッショナル向けに、「HP ZBook X G2i」、「HP ZBook 8 G2i」、および「HP ZBook 8 G2a」をモバイル製品ポートフォリオに追加しました。これらのパワフルで軽量なモバイルワークステーションは、次世代のAMDおよびインテルのプロセッサーを搭載し、統合型またはディスクリートグラフィックス、拡張可能なメモリを備え、大容量バッテリとAIテクノロジーを活用したHP Smart Sense 5により、従来モデルに比べ最大1.5倍のバッテリ駆動時間を実現するなど、ハイブリッドワーク環境下で次世代のAIワークステーションパフォーマンスを実現します。
16インチ型メインストリームモバイルワークステーション「HP ZBook X G2i」は、冷却システムの改良により、最大NVIDIA RTX PRO 3000 Blackwell グラフィックス、最大メモリ容量128GBの搭載を可能とします。これによりレンダリング等の高度な計算処理のボトルネックを解消、フォトリアリスティックなレンダリングやリアルタイムレビューが高速化し、建築家、エンジニア、デザイナーのプロジェクト期間の短縮に貢献します。
「HP ZBook 8 G2i」は、14インチシャーシまたは16インチシャーシに次世代のインテル Ultra プロセッサーおよびNVIDIA RTX PRO 500 Blackwell Generation Laptop GPU(UMAモデル除く)を搭載し、携帯性を損なわずシステム熱設計電力(TDP)を最大27%引き上げ、高いTDP(70W)を実現しパフォーマンスを向上させます(*3)。また従来製品と比べ37%明るさを向上しつつ、稼働時の消費電力を改善した最新のHP Sure View 6内蔵プライバシー機能ディスプレイ搭載モデルも用意し、外出先でも安全な作業を可能にします(*3)。
「HP ZBook 8 G2a」は、14インチシャーシに加え新たに16インチシャーシモデルを追加します。次世代AMD Ryzen AI PRO 400シリーズプロセッサを搭載し、最大55TOPSのNPUパフォーマンスを提供します。AMD Radeon グラフィックスおよびAMD ソフトウェアPRO エディションにより、プロフェッショナル向けエントリーCADやデザイン向けアプリケーションを安定かつ快適に動作させることができます。また最大 40%小型化、50%軽量化された新しいキューブ型GaNアダプター(ウォールマウントタイプ)の採用により携帯性を高めています。

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製品名 |
HP 希望販売価格(税込) |
販売開始日 |
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HP ZBook X G2i 16 inch |
816,200円~ |
5月下旬 |
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HP ZBook 8 G2i 16 inch |
595,100円~ |
5月14日 |
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HP ZBook 8 G2i 14 inch |
590,700円~ |
5月14日 |
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HP ZBook 8 G2a 16 inch |
578,600円~ |
6月上旬 |
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HP ZBook 8 G2a 14 inch |
572,000円~ |
6月上旬 |
※価格や発売時期、仕様などは予告なく変更となる場合があります。
〈HP Z Boostによるパフォーマンス向上〉
ワークステーションをオンデマンドの共有リソースに変え、ローカルデバイスのGPU性能の制限を取り除くGPU共有ソリューション「HP Z Boost」のアップデートも提供します。当初AIワークロード向けに導入された「HP Z Boost」は、現在レンダリング分野にも拡大しており、ネットワーク上のホストデバイスに搭載された高性能GPUを共有することで、クライアントからレンダリング用の共有デバイスにファイルを移動するなど、クリエイティブな作業の流れを妨げたりすることなく、GPUの利用率を高め、生産性を向上させるのに役立っています。
AIワークフローで「HP Z Boost」を利用しているお客様は、GPUを共有することで数百回もの追加AIトレーニング実行を実現しています。「HP Z Boost」がレンダリングワークフローへの対応を拡大したことで、初期の顧客導入事例では、CATIAやSiemens NXなどのアプリケーションにおいてレンダリング業務のための端末移動やデータ再読み込みといったプロセスを無くすことでレンダリング実行にかかる時間を約6分の1にすることを実現しています(*4)。HPモバイルワークステーションは理想的なBoostクライアントとして、HPデスクトップワークステーションは理想的なホストとして機能し、どこからでも強力なローカルパフォーマンスにアクセスできるエコシステムを提供します。
〈IT管理者のためのハイブリッド環境の実現〉
組織がクラウドのみへの依存を見直す中、HPの拡張されたAdvanced Compute Solutionsエコシステムは、ローカルとクラウドのコンピューティングをバランスよく組み合わせたハイブリッドAI戦略をサポートします。HP ZGX Nanoや AIワークステーションを含むHPのワークステーションは、AI推論や微調整のためのスケーラブルで高密度なローカルパフォーマンスを提供すると同時に、管理されたIT環境にシームレスに統合されます。
大規模モデルのサポート、高度なワークステーション管理、ラック対応設計により、HPはIT管理者が、セキュリティや効率性を損なうことなく多くの制御権とパフォーマンスを提供できるようにします。
AIワークフローが推論の枠を超えて進化する中、顧客はデータ、ツール、コードを横断してアクションを実行できるエージェント型システムの検証を始めています。OpenClawやNVIDIA NemoClawといった新しいプラットフォームやオープンソーススタックは、企業がAIエージェントを大規模に信頼するために必要なポリシーとガバナンスを提供することで、この変革を加速させています。
HP Zワークステーションは、高信頼性、高性能で将来を見据えた基盤を提供します。エージェント型AIワークフローが実験段階から本番環境へと移行する中で、パワーユーザーが求めるパフォーマンスを実現すると同時に、IT管理者がセキュリティ、データの保管場所、コストを管理できるようにします。
〈パワーユーザー向けエコシステム〉
HPのZポートフォリオはワークステーションに加え、モニターや周辺機器、コラボレーションソリューション、大判印刷、ソフトウェアのイノベーションを含む、より広範なHPテクノロジーエコシステムを網羅しています。これらの製品群は、高性能ワークフローにおける摩擦を取り除き、IT管理を簡素化するように設計されています。さらに、より広範なHPソリューションエコシステムの一環として、IT管理者は、HP Workforce Experienceプラットフォームを活用し、デバイスのパフォーマンス、従業員のフィードバック、および職場でのテクノロジー利用状況について包括的な可視性を得ることができます。
*1:前世代のHP Z4 G5 Workstationとの比較。
*2: シャーシ容積の15%増加は、標準サイドパネル(17.5インチ×8.6インチ×22インチ)を装着したHP Z8 Fury G6iの寸法と、Maxサイドパネル(17.5インチ×10インチ×22インチ)を追加した際の寸法を比較して算出されています。
*3:前世代のHP ZBook 8 G1シリーズとの比較。
*4:結果は構成によって異なる場合があります。Siemens NX Ray Traced Studioによるレンダリングは、インテル Core™ Ultra CPU、64 GBのシステムメモリ、NVIDIA RTX PRO 3000 Blackwell GPUを搭載した試作段階のHP ZBook X G2iで撮影されました。HP Z Boostは、2つのNVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q GPUに接続されています。 CATIAのレンダリング映像は、インテル Core i9-12900K CPU、64 GBのシステムメモリ、NVIDIA RTX A2000 GPUを搭載したHP Z2 Mini G9で撮影されました。 HP Z Boostは、NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q Workstation Edition GPU 1基に接続されています。BlenderおよびTwinmotionのレンダリングは、インテル Core i9-12900K CPU、64 GBシステムメモリ、NVIDIA RTX A2000 GPUを搭載したHP Z2 Mini G9で撮影されました。HP Z Boostは、NVIDIA RTX A5000 GPU 1基に接続されています。 Stable Diffusionによる画像生成は、インテル Core Ultra CPU およびインテル Arc™ Graphicsを搭載したHP ZBook 8 G1i 14インチで撮影されました。 HP Z Boostは、NVIDIA RTX 6000 Ada GPU 1基に接続されています。HP Z Boostを利用するには、Windows 10またはWindows 11 OSを搭載したクライアントデバイスが必要です。GPUを搭載していないデバイスではVulkan Runtime、またはUbuntu 22.04、Ubuntu 22.04 LTS以降を搭載したWSL2が必要です。 GPUを共有するためのホストデバイスは、Pascalアーキテクチャ以降のNVIDIAプロフェッショナルグレードワークステーションGPUを搭載し、ドライバーバージョン535以上、およびCUDAドライバーバージョン11.2から12.3がインストールされたHPワークステーションである必要があります。OSはWindows 10またはWindows 11(WSLはサポートされません)、またはUbuntu 22.04 LTS以降、もしくはDebian 11以降で、libatomic1、libnumal1、libvulkan1、libgl1、libglib2.0-0パッケージがインストールされている必要があります。また、ネットワーク接続が必要です。試作機の性能テストデータは、ソフトウェア、構成、および試作開発に関連するその他の要因によって異なる場合があります。
◆製品に関する情報は、以下のURLを参照してください。
http://www.hp.com/jp/workstation
◆製品写真ライブラリ(画像データは以下のURLからご覧になれます。)
http://www.hp.com/jp/workstation_pr
HPについて
HP Inc.(ニューヨーク証券取引所:HPQ)は、未来の働き方(Future of Work)を支援する世界的なテクノロジーリーダーです。180カ国以上で事業を展開し、ビジネスの成長とプロフェッショナルの充実した働き方を促進する、革新的なAI搭載デバイス、ソフトウェア、サービス、サブスクリプションを提供しています。
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ホームページ http://www.hp.com/jp/
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