骨髄バンクや献血をもっと身近に。京都府福知山市が市民向けイベントで啓発献血・骨髄バンクの輪を広げる講演会 同時開催!市内初、お仕事後にも立ち寄りやすい“ナイト献血”
-10月は骨髄バンク推進月間-
10月は「骨髄バンク推進月間」であり、骨髄移植などに関する正しい理解の啓発やドナー登録を推進するため、全国的に様々なアクションが展開されます。京都府福知山市は、骨髄移植経験者などの体験談を通して理解を深める講演会や、市内初開催となる、夜に行う献血イベント「ナイト献血」を10月11日(金)に行います。
また、福知山市は2020年に全国で初めて「献血と骨髄バンクの支援を広げる都市宣言」を行っており、今後も参加いただきやすい形で骨髄バンクや献血に触れる様々な機会を創出し、市民への正しい理解を推進してまいります。
★骨髄バンクとは
白血病をはじめとする血液の重い疾患のため、「骨髄移植」が必要な患者さんとドナー提供者をつなぐ公的事業です。
骨髄ドナーの適合率は数百から数万分の1。
移植を希望するすべての患者さんがチャンスを得るためには一人でも多くの方のドナー登録が必要となります。
1.献血・骨髄バンクの輪を広げる講演会
骨髄移植経験者や、患者とドナーをつなぐ役割であるコーディネーターの経験談などを通して骨髄バンクについて広く知っていただき、一人でも多くの方がドナー登録を考える機会とすることを目的に、講演会を実施します。
〇開催日時:2024年10月11日(金曜日)午後6時30分~午後8時
〇場所:ハピネスふくちやま4階市民ホール(字内記100番地)
〇主催:福知山市献血推進協議会、日本赤十字社の共催
〇費用・予約:無料 予約不要
〇対象:一般市民
〇内容
<第1部>60分
~講演1~
講演者:佐藤 遼(さとう はるか)さん / 骨髄移植経験者、日東精工株式会社
テーマ:白血病と骨髄移植を受けて
~講演2~
講演者:小川 裕子(おがわ ゆうこ)さん / (公財)日本骨髄バンクコーディネーションスタッフ
テーマ:「想像力が、命を救う」~コーディネート現場から~
<第2部>30分
~パネルディスカッション~
テーマ: 献血・骨髄バンクの輪を広げるために
出演者 : 藤岡 八重子(ふじおか やえこ)さん/ NPO法人献血と骨髄バンクの和を広げる会理事長
宮本 行孝(みやもと ゆきたか)さん / 京都府赤十字血液センター福知山出張所所長
佐藤 遼さん /日東精工株式会社
小川 裕子さん/(公財)日本骨髄バンクコーディネーションスタッフ
2.市内初開催!学校・お仕事後も気軽に参加できる「ナイト献血」
これまで福知山市では商業施設や公的機関、企業敷地内などで日中に献血会場を設けてきましたが、献血は受付から問診、採血、休憩まで、全体で40分ほど必要であり、日中働かれている方にとっては拘束時間の長さがハードルになる課題がありました。そこで、今年市内初の取り組みとして、学校やお仕事後でも参加いただけるよう夕方以降に献血を行う「ナイト献血」を実施します。献血と一緒に骨髄バンクの登録もできるほか、協力いただいた方には「日本赤十字社×サンリオ・シナモロール」のコラボ特典も用意しております。
〇開催日時:2024年10月11日(金曜日)
午後4時30分~午後7時(最終受付:午後6時30分)
〇場所:ハピネスふくちやま2階多目的室(字内記100番地)
〇予約:予約不要
〇献血:400㎖献血のみ実施
〇その他:骨髄バンクの登録もできます。
3.第32回福知山マラソンにおける骨髄バンク応援ランナーの募集
11月23日(土曜日)に開催される第32回福知山マラソンにて、全国各地のマラソン大会で骨髄バンク応援ランナーとして走られる松井 一矢 (まつい かずや)さんと一緒に骨髄バンクの啓発タスキを身に着け走っていただけるランナーを募集します。
既にエントリーしている方も、走るか悩んでいる方も、タスキを身に着け一緒に走りませんか?
あなたの行動が誰かの心を動かすきっかけになります。
〇開催日時:2024年11月23日(土曜日)午前10時30分スタート
〇場所:福知山市三段池公園
〇対象:福知山マラソン各種目いずれかに参加する方
〇募集人数:30名
〇予約:電話、メールまたはWebにて予約※人数に達しない場合は当日に呼びかけ予定
〇協力ランナー:松井 一矢 さん
(ランニングチーム神戸AC代表、トライアスロン世界大会2019日本代表、2021年 骨髄ドナー提供、2022年骨髄バンクユースアンバサダー就任、現在は骨髄バンク応援ランナー、骨髄バンク説明員、講演会講師など、骨髄バンク啓発活動に尽力する。)
〇その他:福知山マラソン当日は、開会式において、松井さんによる応援ランナーPRを行います。
(時間帯未定)マラソンは各々のペースで走っていただきます。
松井 一矢 さんからのコメント
みなさん、こんにちは。私は骨髄バンクを介してドナー提供を経験したアスリートの1人として、骨髄バンクを伝え広める活動をしています。この度、11月23日に開催される福知山マラソンに挑戦することが決まりました。
この命、この身体があるからこそ、チャレンジができます。フルマラソンに挑戦し完走することは簡単なことではなく、当たり前でもありません。だからこそ、ゴールの向こう側にある景色を観ることを夢見て、希望を持ち続け、それまでのプロセスを味わうことが醍醐味ですね。走りたくても走れない人がいることを想うと、走れる身体や機会があることに感謝の心が溢れ出ます。
今回、福知山マラソンでは、骨髄バンク応援ランナーを募集すると聞きました。福知山マラソンへの挑戦に向けて、そのプロセスを共有し、分かち合い、励まし合い、支え合い、応援し合いながら、私たちと一緒に福知山マラソンに挑戦しませんか?
公式サイト : https://lit.link/kobeac39
4.献血と骨髄バンクの支援を広げる都市宣言について
福知山市は、市民である藤岡 八重子 (ふじおか やえこ) さんが、日本骨髄バンク設立に大きな役割を担われた経緯を踏まえ、令和2年度に「献血と骨髄バンクの支援を広げる都市宣言」を行いました。
本市が市民憲章でうたう「共に幸せを生きる」まちづくりを目指し、市民の理解と協力を得て、献血と骨髄バンクの輪を広げ、次世代に引き継いでいく取組みを推進します。
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