「料理のハサミ」「パン冷凍保存袋」「調味料ポットワイド」が2022年度グッドデザイン賞を受賞！

この度の受賞で、17年連続受賞。

株式会社マーナ

2022年10月7日 13時34分

生活雑貨メーカー株式会社マーナ（東京都墨田区、代表取締役名児耶美樹［なごやよしき］）の「料理のハサミ」、「パン冷凍保存袋」、「調味料ポットワイド」の3製品が、2022年度グッドデザイン賞(主催：公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞、弊社製品の受賞は17年連続となりました。また「料理のハサミ」は、全受賞デザインの中から審査委員が個人的に気になったデザインやお気に入りのデザインを1つ選び紹介する「私の選んだ一品」にも選出されました。

今後も「Design for Smile　世界中の暮らしにもっと笑顔の瞬間を。」を企業理念に、お客様の暮らしに寄り添ったものづくりに努めてまいります。

料理のハサミ

https://marna.jp/product/k747/

食肉のプロを育てる「全国食肉学校」と共同で「包丁を使わなくても、お肉やその他の食材が切りやすいキッチンバサミ」を企画。刃先が細く薄く、お肉の筋切りなど細かい作業をしやすい「先薄刃」と、刃の側面についた細かい刻みで鶏皮などの滑りやすい食材をしっかりつかんで切れる「ギザ刃」を掛け合わせた、新しいキッチンバサミです。ハンドルにはソフトな素材を採用し、手が痛くなりにくい仕様に。簡単に分解でき洗いやすく、食洗機にも対応、刃は防サビ加工を施し、お手入れのしやすさにもこだわりました。

＜グッドデザイン賞審査委員による評価コメント＞
調理時、最も手間のかかる食材を切るという行為に関しては、それぞれの用途に合わせた便利な製品がたくさん出ているが、汎用性という意味で包丁やハサミに敵うものはない。このハサミは、その汎用性を保持しながらも、切れ味を包丁レベルまで突き詰め、ストレスなく食肉をカットできる機能性を備えている点が高く評価された。刃の薄さや刃に施されたギザギザのサイズ、握りやすさ、洗浄時の洗いやすさなど、総合的に良く考えられており、ハサミとしての佇まいもキッチン用品として適切な存在感となっている。食肉をはじめ様々な食材を切る新しい選択肢として、調理道具の自由度を広げる可能性を持った製品と言える。

＜「私の選んだ一品」選出者　テキスタイルコーディネーター・デザイナー　安東陽子氏コメント＞
私は仕事柄、アトリエでは生地を裁断するのに裁ち鋏を使います。多様な素材の生地を思い通りのラインで切り取るために、ハサミにはこだわりがあります。一方、キッチンでは包丁を手にする方が多いですが、この「料理のハサミ」は、素材との関係を見直すきっかけと料理の楽しさを教えてくれる気がします。

パン冷凍保存袋

https://marna.jp/product/k766/

食パンのおいしさを損なわず冷凍保存できる専用袋。 PET・アルミニウム・ポリエチレンの3層構造で光・空気・臭いを遮断し、上部のダブルジッパーで密閉ができます。冷凍時の臭い移りや乾燥を防ぎ、パンのおいしさが長持ちします。1枚につき5～6枚切りの角食パンが3枚程度入るタイプと、底マチ（約130mm）があり1枚につき角食パンが1斤程度入るタイプの2サイズ展開です。

＜グッドデザイン賞審査委員による評価コメント＞
食パンを冷凍保存するという行為は、今日の常識として認知されている。しかしどの家庭もチャック付きのビニール袋での保存環境にどこか不満があったと想像できる。どうしても残る冷蔵庫臭や霜が食パン全体にこびり付いてしまうという経験を持つ方も多いはず。そのような悩みを軽減してくれたのがこの商品である。袋の佇まいもグレー一色で大きな主張がなく、冷蔵庫の中においても他の物との調和の取りやすい佇まいとなっている。

調味料ポットワイド

https://marna.jp/product/k775/

密閉性とワンタッチオープンなどの操作性を兼ね揃えた調味料入れ。シリコーンゴムのパッキンで湿気を防ぎ、調味料が固まりにくく、手元のボタンを押すとしっかり閉まっていてもワンタッチで開きます。既存の調味料入れは、持ち手側にフタが開くのに対し、「調味料ポット」はフタが奥に開くため、調理中もさっとすくえます。容器の内側にはすり切り板が付いており、付属のスプーンで小さじ1杯分を簡単にすり切りれます。スプーンは、すり切り板に立て掛けると調味料に埋もれず収納できます。

※「調味料ポット」（容量370mL）は2020年度グッドデザイン賞を受賞、今回は「調味料ポットワイド」（容量600mL）の受賞です。

＜グッドデザイン賞審査委員による評価コメント＞
一昨年グッドデザイン賞を受賞した調味料ポットの容量を増やした派生の製品である。とは言え、既存品のサイズを単に大きくした訳では無く、主に蓋部分の仕様を中心に、細やかに形状が見直されているため、密閉性はしっかりと保ちながら、蓋は開き易く、また、スプーンをすり切り板に立てかけることができるなど、使い勝手もさらに向上しているように見える。何よりサイズを変更したことによって、製品のデザインにまとまりや安心感といった要素が生まれ、さらに完成度が高まっているように感じられた。

（ご参考）グッドデザイン賞について

グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでの受賞件数50,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。