災害に強い社会を目指して、進化する水の防災支援
9月1日は防災の日 《宅配水「クリクラ」を提供する株式会社ナック》
宅配水「クリクラ」を提供する株式会社ナック(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉村 寛)は、2011年の東日本大震災以来、災害時における水の重要性を再認識し、防災の取り組みを強化してまいりました。本リリースでは、9月の「防災月間」に合わせて、被災地支援や大規模災害に備えた本庄第二倉庫の新設、ローリングストックの啓発など、クリクラによる“宅配水を通じた防災の取り組み”についてご紹介します。
また、「防災の日」である2024年9月1日(日)から2024年10月31日(木)までの2か月間、備蓄にもなる宅配水を気軽に始められる「ワンコインで備える防災キャンペーン」を開催します。
■災害時における被災地支援
日本は世界の中でも自然災害が多い国です。2011年には東日本大震災、2016年4月には熊本地震、今年の1月には能登半島地震が発生しており、近年は日本全国で大雨による災害・被害も増えています。
これまで災害時には、クリクラは各被災地にいち早くスタッフを派遣し、地域加盟店と協力して避難所にウォーターサーバーやボトルを無料提供してまいりました。災害時期が真冬だった今年の能登半島地震では、温かいお湯が出るクリクラのサーバーや、“除菌”と“消臭”の効果を発揮するノンアルコールの除菌水(次亜塩素酸水溶液)「ZiACO」も提供し、被災者に大変喜ばれました。
■9つの市町村と災害救援物資の供給等に関する協定を締結
災害時における飲料水等の供給協力を、東京都江東区や神奈川県横浜市、大阪府大阪市、岡山県岡山市など、全国9つの地域と締結しています。災害時に協定を締結した市町村からの支援要請があった場合、クリクラ本部と加盟店が連携し、ウォーターサーバー及びクリクラボトル(12リットル)の供給を行います。クリクラは今後も、地域の被災時における最大限の協力体制を整えてまいります。
■クリクラ中央研究所の完成
2011年4月、国内初の宅配水研究開発専門施設としてR&Dセンター「クリクラ中央研究所」が完成(着工:2010年、投資額:6億円)しました。
施設内には「ボトル検査室」「微生物検査室」「官能検査室」「サーバー検査室」の4つの専門施設を設け、高性能検査機器による品質向上の実現と、中央管理塔として全国のプラントでの製造品質の均一化を実現しました。
完成のタイミングが東日本大震災の直後だったこともあり、震災に伴い東京都などの水道水から放射性物質が検出されましたが、弊社では震災の発生直後から、宅配水「クリクラ」の水質検査を外部の専門機関にて実施。クリクラの製造工程および製造された製品水に放射性物質が含まれないことが証明されました。
■クリクラ本庄工場の完成
2015年4月には、クリクラ本庄工場が完成(着工:2013年、投資額:60億円)しました。宅配水業界で初めて生産ラインから倉庫格納までをオートメーション化し、業界最速(当時)の年間1200万本の生産スピードを実現しました。
東日本大震災の経験から、人々のライフラインである飲料水を扱う企業として、災害時に被災地へ飲料水を届けるための備えが必要と考え、業界で国内最大規模の全自動大型倉庫を採用。ガロンボトル161,640本の格納を実現しました。
■大規模災害に備えた大型倉庫(本庄第二倉庫)の開設
内閣府の防災情報ページによると、南関東地域で、マグニチュード(M)7程度の首都直下地震が30年以内に70%の確率で発生すると予測されています。
※発生予測確率は、地震調査研究推進本部による(平成29年1月時点)
本庄工場は全自動型倉庫のため、万が一停電になった場合に備え、2024年6月に本庄工場近隣に「本庄第二倉庫」を開設。倉庫は1,431.00㎡の広さで、クリクラボトル(12リットル)約30,000本の保管が可能です。
■災害時のクリクラボトル供給体制
クリクラには、沖縄・一部離島を除くすべての都道府県にボトルをお届けできる自社配送網があります。そのため、災害時においても本部と被災エリアの加盟店と連携し、ボトルの供給を止めることなくお届けしてまいりました。
また、北海道から鹿児島まで全国44ヶ所にボトルを製造するプラントを有しています。2016年4月に発生した熊本地震の際は、熊本のプラントが被災し製造が一時ストップしましたが、福岡県と鹿児島県のプラントからボトルを供給することで、被災地においても滞りなくお水をお届けすることができました。
■宅配水を備蓄水として活用する“ローリングストック”の啓蒙
ローリングストックとは、「使いながら備蓄」することを指します。飲食料品を普段から少し多めに購入し、日常生活で消費しながら常に一定量を備蓄することで、水の供給が止まったときに備えることができます。1日に備蓄しておいた方がよい飲料水の量は1人3リットルと言われており、各ご家庭でも家族人数の3日分を目安に水を確保することが、万が一の災害時への安心確保へとつながります。
クリクラでは、皆さまのさらなる防災意識向上に向けて「ローリングストック啓発活動」を推進するため、2017年より、日本気象協会推進「tenki.jp知る防災」プロジェクトに参画しています。
■「ワンコインで備える防災キャンペーン」の開催
クリクラでは、ローリングストックの大切さをお伝えするため、「防災の日」に合わせて「ワンコインで備える防災キャンペーン」を実施いたします。ワンコインで気軽に宅配水を始められる機会となっています。
≪キャンペーン名≫
ワンコインで備える防災キャンペーン(サイトURL:https://www.crecla.jp/500cp_lp02/)
≪キャンペーン期間≫
2024年9月1日(日)~2024年10月31日(木)
≪内容≫
500円(ワンコイン)でボトル4本+あんしんサポートパック初月分が付く、お得なプランとなります。
※1年以内に解約した場合は解約違約金として12,100円(不課税)が発生します。
また、キャンペーンでご契約の方には、抽選で便利な防災グッズをプレゼントいたします。
– 補足資料 –
■株式会社ナックについて https://www.nacoo.com/
当社は、1971年に株式会社ダスキンのフランチャイズ加盟店として創業して以来、「暮らしのお役立ち」を軸として、積極的な事業領域の拡大を行ってまいりました。2021年には創業50周年を迎え、現在ではダスキン事業を中核とするレンタル事業に加え、宅配水事業を展開するクリクラ事業、地場工務店の経営支援を行う建築コンサルティング事業、住宅事業、美容・健康事業と、「暮らし」と「住まい」に関わる幅広い領域において全国のお客様とダイレクトにつながりを持ち、さらなる成長を続けております。
■クリクラについて https://www.crecla.jp/
13年連続お客様満足度No.1※ の「クリクラ」は、2002年の事業開始以来、「安心・安全」を理念に、現在約500拠点の配送ネットワークでご家庭やオフィスに直接製品を配送しています。環境に配慮したサステナブルなボトルの採用や輸送によるCO2削減、サーバーの100%リサイクルなどの循環型社会を目指した取り組みを行うとともに、今後もクリクラに携わる研究員、メンテスタッフ、配送員などすべてのプロフェッショナルが協力のもと、お客様へ安心・安全なお水をお届けしてまいります。
※2023年12月ニフティ株式会社調べ「宅配水に関する調査」
株式会社ナック
設立年:1971年5月20日
資本金:6,729,493,750円
代表者:吉村 寛
社員数:連結1,636名(2024年3月末現在)
本社所在地:東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル42階
電話番号:03-3346-2111(代表)
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