将棋日本シリーズ準決勝第一局大阪大会 決勝進出をかけたぶつかり合い 渡辺 明 九段 対 稲葉 陽 八段
明日10月12日(土)Asueアリーナ大阪(大阪府大阪市)
「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下「JT杯」)準決勝第一局(大阪大会)は二回戦第二局で豊島将之九段を破った渡辺明九段と二回戦第一局で永瀬拓矢九段を破った稲葉陽八段が対局。大阪府大阪市のAsueアリーナ大阪で開催される。事前申し込みにて当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」参加者の目の前で、公開対局として熱戦が繰り広げられる。また、その模様は15時55分からABEMAでも生中継される。
準決勝第一局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/CfXNenfifcW6xX
■対局の見どころ
両者の対戦成績は、渡辺九段の10勝5敗。戦型は最初の1局こそ渡辺九段の中飛車だが、それ以外は全て相居飛車の戦い。相居飛車の中身は、角換わり腰掛け銀が5局と最も多く、次いで横歩取りが4局、相掛かりが2局、後手渡辺九段が角交換を拒否したものが2局、他に矢倉が1局となっている。 「JT杯」では過去1回の対戦があり、渡辺九段が勝利している。これまでの内容を見る限り、どの戦型になろうと、激しい攻め合いの将棋になる傾向があり、ボクシングで例えるならば「両者足を止めて打ち合う」ような展開が多い。戦型は、渡辺九段が先手なら横歩取り、稲葉八段が先手なら相掛かりか角換わり系が予想される。渡辺九段は5年ぶり4回目の優勝のためにも重要な一戦だ。一方、稲葉八段は2年ぶりの準決勝進出で、「JT杯」では初の地元関西での対局となり、力が入るのは必然だ。決勝進出をかけた両者のぶつかり合いは、一瞬たりとも目の離せない激戦になることは必至だ。
■注目の対局を盛り上げる解説陣
大盤解説は、北浜健介八段。四段昇段時18歳で、当時は最年少棋士だった。振り飛車党で 「北浜攻めれば道理が引っ込む」と言われるほどの激しい攻め将棋が特長。神奈川県出身だが2014年に関西に移籍した。奨励会幹事を東西で務めた経験を持つのは北浜八段が初めて。その人望ある人柄の丁寧な解説に注目だ。
■「JTプロ公式戦」トーナメント表
■ABEMAでの生中継スケジュール
■大会協賛趣旨(JTグループ)
こどもから大人まで誰もが、将棋を自分らしく自由にとことん楽しめる。
みる・指す・ふれあう将棋日本シリーズだから体験できる心の豊かさを育む特別な「とき」がここにはあります。
ひとりひとりの心の豊かさを、もっと。JTグループは、将棋の魅力に寄り添い、将棋を愛するすべての人を応援しています。
■大会名義
主催/ 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後援/ 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協賛/ JT、テーブルマーク
■大会情報
大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html
「JT杯」公式X https://x.com/jt_shogi
■お問合せ
将棋日本シリーズ」総合事務局 TEL/03-5166-0290 E-mail/info@jt-shogi.jp
〒104-6039 東京都中央区晴海1-8-10晴海トリトンスクエアX棟 ㈱I&S BBDO内
※「棋士の写真」や「各種調査データ」の提供等もいたします。
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