品川区、デフリンピック啓発イベントに向けたワークショップ開催へ
~区内スポーツチーム等と一緒に企画をつくろう~
当日は、区内ろう者団体やスポーツ団体、公募区民などがグループに分かれ効果的な周知につながる企画を検討します。
「デフリンピック」について
デフ(Deaf)とは、英語で「耳がきこえない」という意味です。「デフリンピック」は、国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催し、4年ごとに開催されるデフアスリートを対象とした国際総合スポーツ競技大会で、第1回は1924(大正13)年、フランスのパリで開催されました。
「デフリンピック」ではフラッシュランプ(※1)や旗(※2)を用いるなど、選手が「目」で分かるよう様々な工夫がされているのが特徴です。
ろう者のためのオリンピック「デフリンピック」100周年の記念すべき大会が2025年、初めて東京で開催されます。
※1 光によって100メートル走のスタートを知らせるほか、バスケットボールやハンドボールなど様々なスポーツで活用されています。
※2 サッカーやラグビーなどで、審判が笛を鳴らすとともに、旗をあげたり手をあげたりして選手に知らせます。
「デフリンピック啓発イベントに向けたワークショップ」について
日本財団パラスポーツサポートセンターが2021年に行った調査結果では、国内のデフリンピックの認知度は約16%で、パラリンピックの認知度約98%と比べるとはるかに低いのが現状です。
品川区では、東京2025デフリンピックの認知度向上および聴覚障害の理解促進を図り、共生社会の実現に寄与します。
今回のワークショップは、「デフ啓発イベント」の一つとして行うもので、当日は、区内ろう者団体やスポーツ団体、公募区民などがグループに分かれて効果的な周知につながる企画を検討するほか、参加者には参加賞を、良い企画を出したグループには特別プレゼントを進呈します。
11月3日にはイベント「あつまれ!えばら」で「デフスポーツ啓発イベント」を開催し、より幅広い周知に取り組みます。
認知度向上のためには、多様な意見が必要です。ぜひ、ご注目ください!
開催概要
企画名:デフリンピック啓発イベントに向けたワークショップ
日時:令和6年6月29日(土)15時~17時
会場:品川産業支援交流施設 SHIP多目的ルーム(北品川5-5-15 大崎ブライトコア4階)
参加人数:約20名
参加団体:サインフットボールしながわ
品川区聴覚障害者協会
日本ろう者劇団
明晴学園
品川CC
東京ヴェルディホッケーチーム
フリークス東京
品川区スポーツ推進委員
品川区議会デフスポーツ応援議員連盟
タイムスケジュール:14:30 受付開始
15:00 開会・説明等
15:30 グループワーク
16:30 発表
17:00 終了
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