デル・テクノロジーズ、次世代「Dell PowerEdge」サーバーを発表 より持続可能なデータセンターのための飛躍的なパフォーマンス向上を実現

第4世代AMD EPYCプロセッサーによるコンピュート能力向上で、より少ないスペースでより多くのアプリケーションをサポートしながら、消費電力を管理

デル・テクノロジーズ株式会社

ニュースの概要
・第4世代AMD EPYC™プロセッサー搭載の「Dell PowerEdge」サーバー - 前世代の2倍以上のパフォーマンスを実現(*1)
・より持続可能なデータセンターをサポートできるようにデザインされた電力効率の向上と高度な冷却テクノロジーが、消費電力の削減を実現
・内蔵のサイバーセキュリティー機能が、お客様の機密データ保護をサポート
当資料は、2022年11月10日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。
米国リリース原文:https://www.dell.com/en-us/dt/corporate/newsroom/announcements/detailpage.press-releases~usa~2022~11~20221110-next-generation-dell-poweredge-servers-dramatically-improve-performance-for-more-sustainable-data-centers.htm#/filter-on/Country:en-us

2022年1110、テキサス州ラウンドロック発
デル・テクノロジーズは、第4世代AMD EPYCプロセッサーを搭載した次世代「Dell PowerEdge」サーバーを発表しました。新しい「PowerEdge」サーバーは、過去最高のアプリケーション パフォーマンスを実現し、データ アナリティクスなど今日の高い要件が求められるコンピュート中心のワークロードを、より効果的に処理できるように構築されています。

新しい「PowerEdge」サーバーは、効率性とセキュリティーを念頭に構築されており、デル・テクノロジーズのスマート冷却テクノロジーがCO2排出量(https://www.delltechnologies.com/asset/ja-jp/products/servers/briefs-summaries/dell-smart-cooling-technology-brochure.pdf )を削減し、内蔵のサイバーレジリエント アーキテクチャーが、お客様のセキュリティー対策を強化します。

未来のデータセンターのための幅広いパフォーマンスおよびストレージ オプション
第4世代AMD EPYCプロセッサーを搭載した次世代「PowerEdge」サーバーは、お客様の既存の環境と統合しながら、パフォーマンスとストレージを強化します。データ アナリティクスや人工知能(AI)、ハイパフォーンマンス コンピューティング(HPC)、仮想化といった高度なワークロードを処理している組織に最適なシステムとなっています。

1ソケットおよび2ソケット構成で導入でき、前世代と比較して最大50%増のプロセッサー コアをサポートし、AMD搭載の「PowerEdge」サーバーとしては、過去最高のパフォーマンスを実現しています(*1)。お客様は、最大121%のパフォーマンス向上、また2Uサーバーで最大33%、1Uサーバーで最大60%のフロント ドライブ数の増加が可能です(*2)。

・「Dell PowerEdge R7625」 - アプリケーション パフォーマンスとデータ ストレージが強化されたモデルです。2基の第4世代AMD EPYCプロセッサーのパフォーマンスを提供し、データセンターのバックボーンとして機能するように構築されています。また、この2ソケット2Uプラットフォームは、インメモリー データベースを72%以上高速化し、他のすべての2ソケット/4ソケットSAP Sales and Distribution(SD)の提出スコアを上回り、世界新記録を達成しました(*3)。
・「Dell PowerEdge R7615」 - 1ソケット2Uサーバーで、前世代よりも高速なメモリー速度を実現しています。ドライブ密度の向上によって、より小さなデータセンター フットプリント(設置面積)で、より迅速に複数のジョブを処理できるように設計されています。また、最大限の高速拡張機能がAIワークロードの高速処理を実現し、AIベンチマークの世界記録を達成しています(*4)。
・「Dell PowerEdge R6625」 - パフォーマンス、柔軟性、密度の最適なバランスを実現した2ソケット1Uサーバーです。HPCワークロードや複数の仮想デスクトップ インフラストラクチャー インスタンスの実行に最適なシステムです。
・「Dell PowerEdge R6615」 - 前世代よりも優れた仮想マシン(VM)密度を実現した1ソケット1Uサーバーです。薄型設計の高密度なフォームファクターでコンピュート能力を高めながら、パフォーマンスを損なうことなく、データセンターにおけるフットプリントの広がりを制限します。

持続可能なデータセンター向けより少ないものでよりの効果を実現
新しい「PowerEdge」サーバーは、持続可能性を念頭に構築されており、デル・テクノロジーズが提供する先進のスマート冷却(https://www.dell.com/ja-jp/dt/servers/power-and-cooling.htm#tab0=0 )テクノロジーによって、前世代よりも多くのエアフローをシステムに提供し、最高レベルのパフォーマンスを発揮しながら長時間にわたり冷却性能を維持します。

より高いコア密度によって、お客様は、旧来の低効率サーバーから、発熱量、消費電力、およびシステムへの電力供給に必要な他のリソースへの負担を軽減するように設計された次世代「PowerEdge」サーバーへと置き換えることができます。特に、「PowerEdge R7625」は、過去のモデルと比較して、最大55%優れたプロセッサー パフォーマンス効率を提供します(*5)。

新しい「PowerEdge R7625」サーバーは、2030年までに製品の半分以上の部品にリサイクル素材または再生可能な素材を使用するというデル・テクノロジーズのコミットメントを強化するものでもあります。さらに、複数のサーバーを一度に出荷するデル・テクノロジーズのマルチパック オプションが、システムの出荷に必要な梱包と素材の数を減らし、より高い持続可能性をもって配送することができます。

モダンかつスケーラブルでより安全IT環境を確立
サイバーセキュリティーの脅威が進化する中、「PowerEdge」サーバーが内蔵する数々のセキュリティー機能も進化しています。サイバーレジリエントなデル・テクノロジーズのアーキテクチャーを基盤に、システム ロックダウン、ドリフト検出、多要素認証などの機能を提供します。また、エンド ツー エンドのブート レジリエンスによって、より安全な運用を可能にし、安全性を中核に据えたデータセンターの確立をサポートします。

完全に統合された専用のオンダイ セキュリティー プロセッサーとともに、第4世代AMD EPYCプロセッサーは、コンフィデンシャル コンピューティングなど、さまざまな革新的なテクノロジーの実現をサポートします。さらに、AMD社の「セキュリティ・バイ・デザイン」によるアプローチには、データ保護およびAMD Infinity Guard(https://www.amd.com/en/technologies/infinity-guard )セキュリティー機能セットの拡張を支援する組み込みセキュリティー サブシステムが含まれ、物理セキュリティーと仮想セキュリティーの両方の層を継続的に加えています。

さらに、「Dell iDRAC」との組み合わせにより、製造時のサーバー ハードウェアとファームウェアのビルドの詳細が記録されます。また、デル・テクノロジーズの「Secured Component Verification(SCV)」サプライチェーン保証により、お客様は、注文どおりに製造された「PowerEdge」サーバーが、工場から出荷したことを確認できます。

提供時期について
・「Dell PowerEdge R7625」サーバーは、限定構成で2022年11月に全世界で提供開始の予定です。その他、次世代サーバー群が2023年2月より完全に全世界で提供開始予定です。

デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

# # #
*1. AMD EPYC 9654プロセッサー搭載の「Dell PowerEdge R7625」が達成したSPECFPRateスコア「1410」と、AMD EPYC 7763プロセッサー搭載の「Dell PowerEdge R7525」によるそれまでの最高スコア「636」を比較したデル・テクノロジーズ社内分析に基づく(2022年11月3日)。実際のパフォーマンスは変動します。

*2. AMD EPYC 9654プロセッサー搭載の「Dell PowerEdge R7625」が達成したSPECFPRateスコア「1410」と、AMD EPYC 7763プロセッサー搭載の「Dell PowerEdge R7525」によるそれまでの最高スコア「636」を比較したデル・テクノロジーズ社内分析に基づく(2022年11月3日)。実際のパフォーマンスは変動します。デル・テクノロジーズ社内分析におけるストレージ容量 - 利用可能なフロント ドライブ スロットが前世代の構成の最大24ドライブから、最新世代の2Uプラットフォームでは32のE3.Sドライブ、1Uプラットフォームでは10~16ドライブとなっています。利用可能なストレージは、構成および指定したドライブによって変わります。

*3. 「Dell PowerEdge R7625」で提出された世界記録スコア「148000」ベンチマーク ユーザーと、SAP-SDページに記録されている「PowerEdge R7525」のそれまでの世界記録スコア「86000」ベンチマーク ユーザーを比較したデル・テクノロジーズ社内分析に基づく(2022年11月3日)。実際の結果は変動する場合があります。

*4. 提出されたTPCx-AI スコアのデル・テクノロジーズ社内分析に基づく(スケールファクター=3, 10)(2022年11月10日)。実際のパフォーマンスが異なる場合もあります。

*5. cTDPが400W、AMD EPYC 9654(96コア)プロセッサー搭載の「Dell PowerEdge R7625」で達成したSPECFPRateスコア「1410」と、cTDPが280W、AMD EPYC 7763(64コア)プロセッサー搭載の「Dell PowerEdge R7525」のスコア「636」を比較したデル・テクノロジーズ社内計算に基づく。実際のパフォーマンスは変動します。

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会社概要

URL
https://www.dell.com/ja-jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町一丁目2番1号 Otemachi Oneタワー 17階
電話番号
-
代表者名
大塚俊彦
上場
未上場
資本金
3億円
設立
1989年06月