富士ソフトの教育メタバース「FAMcampus」、埼玉県の不登校支援事業に採択され運用開始 不登校の子どもたちに、新たな居場所や学びの選択肢を提供

富士ソフト株式会社

富士ソフト株式会社の教育メタバース「FAMcampus」を活用した「不登校支援パッケージ」が、埼玉県の不登校支援事業「メタバース空間を活用した不登校児童生徒等支援業務委託」に採択され、運用を開始しています。

 文部科学省の調査※1によると、2024年度の小・中学校における不登校児童生徒数は35万3,970人で過去最多となり、12年連続で増加しています。文部科学省は「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)」や「不登校・いじめ緊急対策パッケージ」を取りまとめるなど、不登校支援は依然として重要な課題となっています。埼玉県でも2023年度の公立小・中学校における不登校児童生徒数は1万6,791人にのぼります※2。

 富士ソフト株式会社は、2022年に教育メタバース「FAMcampus」の提供を開始し、不登校支援における活用に取り組んでまいりました。不登校支援をスムーズかつ効果的に運営するために欠かせないメタバース空間、カリキュラム、講師、不登校支援専門員の4要素を「不登校支援パッケージ」として提供しています。

 この度、富士ソフトの教育メタバース「FAMcampus」を活用した「不登校支援パッケージ」が、埼玉県の不登校支援事業「メタバース空間を活用した不登校児童生徒等支援業務委託」に採択されました。本事業では、埼玉県内の35の自治体が参加し、メタバース空間上に県が運営する「県共通フロア」と、参加市町村が共同で運営する「市町村フロア」を構築。「県共通フロア」では、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーによるオンラインでの専門的な相談を実施するとともに、博物館・美術館、民間企業、大学、他都道府県、県警などとの連携により、多様なオンラインイベントを開催。「市町村フロア」では、講義形式でのオンライン学習支援や、日常の交流を通じて児童生徒の居場所づくりなどを実施し、県と市町村が共同で児童生徒の社会的自立のための第一歩となることを目指します。

 富士ソフトは今後も、「FAMcampus」を活用した不登校支援に取り組み、新たな居場所や学びの選択肢を提供することで、子どもたちと社会の明るい未来を創造してまいります。

※1 令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要

   https://www.mext.go.jp/content/20251029-mxt_jidou02-100002753_2_5.pdf

※2 令和5年度 埼玉県公立学校における児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について

   https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/13626/r05_gaiyouban.pdf

埼玉県   https://www.pref.saitama.lg.jp/

 メタバース空間を活用した不登校児童生徒等支援業務委託

 期間:2025年9月から2026年3月まで

 目的:不登校児童生徒等の多様な教育機会の確保や相談・指導の機会を充実するため、メタバースプ 
    ラットフォームを構築し、社会的自立の第一歩を目指す

 内容:教育メタバース「FAMcampus」上に「県共通フロア」と「市町村フロア」を設置。
    スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーによるオンラインでの専門的な相談や、    

    オンラインイベント、学習系・趣味実用系・レクリエーション系のオンライン授業を実施。

    ・学習系:教科学習を中心とした授業

    ・趣味実用系:副教科や実生活で向き合う課題、趣味などを、実践を通して楽しく学ぶ授業

    ・レクリエーション系:コミュニケーションを取りながらゲームに挑戦し、居場所づくりの
     一助となる授業

FAMcampus(ファムキャンパス)   https://www.famcampus.jp/

「授業も、授業外も、個別質問も。みんなを感じられる教育メタバース」

教育メタバースを活用した不登校支援   https://famcampus.jp/refusal-support/

 不登校支援パッケージについて

富士ソフトは、これまで取り組んできた不登校支援事業および教育メタバースを活用した実証事業を通じて得た知見をもとに、不登校支援の運営に不可欠な4つの要素を統合した「不登校支援パッケージ」を提供しています。

本パッケージは、学びの場となる「メタバース」に加え、子どもたちの特性に配慮した「カリキュラム」、専門性を備えた「講師」、子どもたちに寄り添いサポートする「不登校支援専門員」で構成しています。

また、人的リソースの確保や、不登校支援に関する知識・ノウハウの蓄積が十分でないといった課題を抱える自治体に対して、富士ソフトは企画立案から体制構築、日々の運営支援までを一貫してサポート。自治体と連携しながら、不登校支援の実現に向けた取り組みを幅広く支援しています。

以上

※記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

富士ソフト株式会社

15フォロワー

RSS
URL
https://www.fsi.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県横浜市中区桜木町1-1
電話番号
045-650-8811
代表者名
室岡 光浩
上場
未上場
資本金
3億1万円
設立
1970年05月