アジア人記者向け奨学生、香港在住のリー氏に決定
コロンビア・日経スカラシップ制度・第2回奨学生発表
米コロンビア大学ジャーナリズム大学院(ニューヨーク、スティーブ・コル大学院長)はこのほど、アジア人記者・学生を対象にした「コロンビア・日経スカラシップ(奨学金)制度」の第2回奨学生を香港在住の元ロイター通信記者、グレース・リー氏(31)に決定いたしました。同制度は株式会社日本経済新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡田直敏)と同大学院が2017年に共同での創設で合意。リー氏は2020年5月まで同大学院でデータジャーナリズムを研究します。
「コロンビア・日経スカラシップ制度」では、コロンビア大学ジャーナリズム大学院がアジア全域を対象に将来有望なジャーナリストの卵を毎年1人選出し、日経がこれを承認。奨学生は10万ドル(約1100万円)の奨学金を得て、データジャーナリズムや経済報道などについて学びます。修士号を取得後はそれぞれの母国・地域などで、民主主義の根幹をなす「言論の自由」に基づく健全なジャーナリズムを根付かせる先導役を担います。
コロンビア大学ジャーナリズム大学院について
コロンビア大学は1754年創立の全米でも5番目に古い伝統校で、80人超のノーベル賞受賞者が輩出しました。1912年創立のジャーナリズム大学院は1917年からピューリッツァー賞を運営。研究分野は調査報道、放送、マルチメディア、芸術など多岐にわたり、2010年には大学院内にデジタルジャーナリズム・センターを設置して将来のメディアのあり方を研究しています。
詳しくはこちらwww.journalism.columbia.edu
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