コンチネンタルGT 20周年記念 世界一周バトンリレーが終了
このバトンは、ヨーロッパ、中東、中国、アジア太平洋地域、アメリカ、イギリスを旅し、コンチネンタルGTの生産年数と同じ20人のジャーナリストやコンテンツクリエイター達による印象的なドライブとともに次のドライバーにリレーされました。
2003年に発表された初代コンチネンタルGTは、ベントレーモーターズの運命に大きな変化をもたらしました。現代における初の新型ベントレー、初の全輪駆動、初の革新的なW12エンジンを搭載したコンチネンタルGTは、ベントレーを世界で最も人気のある高級車ブランドへと急成長させました。
クルーでデザイン、製造
20周年記念バトンはクルーのスタジオでデザインされ、市販モデルの装備と同じレベルの細心の注意を払って製作されました。サイプレス・グリーン(コンチネンタルGT生産1号車のエクステリアカラー)で仕上げられたバトンは、航空機のプロペラのブレードのように、左右非対称にひねりが加えられています。コンチネンタルGTのドライブモードセレクターを模したローレット加工が施されたキャップを回すことで、巻物を収納するバトンの内部にアクセスすることができます。
ベントレー デザイン コラボレーションの責任者であるクリス・クックは、そのディテールに深く踏み込んでいます:
「バトンの装飾のすべての要素はコンチネンタルGTにインスパイアされたもので、どの形にも目的があります。例えば、エンドキャップには、コンチネンタルGTの3つの特徴的なライン、フロントホイールアーチから車の側面に沿って伸びるパワーライン、ルーフのフライライン、そしてリアホイールの上にある筋肉質なハウンチラインが簡略化されたグラフィックで表現されています。バトンを水平に持ち、手の中で回すと、装飾の輪郭にそれぞれのラインが見えるでしょう。」
繊細なタッチで、それぞれの輪郭はキャップのグラフィック上の対応するラインとも完全に一致しています。
20周年記念バトンは、初代コンチネンタルGTとともにベントレーのヘリテージガレージに保管され、ベントレーの歴史において非常に重要な1年が幕を閉じようとしています。
モダンアイコンの進化
2003年に発表された初代コンチネンタルGTは、魅力的なデザイン、スーパーカーとしてのパフォーマンス、そして比類なきクラフツマンシップが融合したユニークなモデルでした。最高速度は300km/hを超え、0-100km/h加速は4.8秒。同価格帯で匹敵するライバルがいなかったため、コンチネンタルGTは世界的なセンセーションを巻き起こし、新たなマーケットを定義しました。
3代目となる現在、コンチネンタルGTとその姉妹モデルであるコンチネンタルGTCは、数々の賞を受賞し続けています。2022年には、コンチネンタルGTスピードが権威あるロブ・レポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、2023年にはコンチネンタルGT V8 Sがカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。コンチネンタルGTはまた、2023年2月に開催されたドイツのアウト・モトール・ウント・シュポルト アワードでも、101,000人以上の読者投票で輸入ラグジュアリークラス部門賞を2年連続で受賞し、連覇を達成しました。
コンチネンタルGT誕生20周年記念式典
ベントレーは、コンチネンタルGTファミリーの誕生20周年を記念して、6ヶ月間にわたるイベントや発表会などのプログラムを実施しました。4月の上海モーターショーでは、1台限定のコンチネンタルGT Sがデビューしました。マグネティック ダークグレー メタリックで仕上げられたこのマリナー特注モデルには、記念バッジ、インレイ、初代コンチネンタルGTと3代目コンチネンタル GTのシルエットを重ね合わせた20周年記念のデザインモチーフが含まれています。
2023年は、ベントレーの強力な6.0リッターツインターボW12気筒エンジンの誕生20周年の年でもありました。7月に開催されたグッドウッド フェスティバル オブ スピードでは、コンチネンタルGT ル・マン コレクション、特注のコンチネンタルGTCスピード、750PSのバトゥール バイ マリナー限定モデルなど、W12エンジンを搭載したベントレーが移動ショーケースとしてサーキットでお披露目されました。大西洋を越えて8月に開催されたモントレー・カー・ウィークでは、コンチネンタルGTスピード バイ マリナーの1台が公開されました。サイプレスグリーン仕上げ、サドルレザーインテリア、バーウォールナットパネルは、2003年に生産された最初のコンチネンタルGTにインスパイアされたもので、シリアル番号 200001のその現車も一緒に展示されました。
一方、20周年記念のバトンは世界中を回り、招待された20人のゲストドライバーにコンチネンタルGTのモデルを次々と体験してもらいました。運転が終わると、次にバトンを手渡す前に、ドライバーそれぞれがユニークな旅の記録として巻紙にサインをしております。
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