「新・文明の旅」プログラム インドネシア国立ウダヤナ大学の学生とのオンライン学術交流実施

文京学院大学（学長：櫻井隆）は、「新・文明の旅」プログラム授業の一環として、２月５日にインドネシア共和国の国立ウダヤナ大学の学生との学術交流を、オンラインにて実施したことをお知らせいたします。

• 「新・文明の旅」/インドネシア共和国　国立ウダヤナ大学との交流について

　本学は2010年より、３年に一度学生がユーラシア大陸諸国を訪問し、各国の大学との様々な交流活動を行う「新・文明の旅」プログラムを実施しています。第４回目となる2020年は、タイ王国、カンボジア王国、インドネシア共和国を訪問し各国の学生と交流プログラムを実施予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、渡航制限等でプログラムを１年延期し、2021年４月に開講しました。現在も留学や海外渡航に大きな制約が生じていますが、本学は国立コンケン大学（タイ王国）、カンボジア健康科学大学（カンボジア王国）と包括協定を結び、「新・文明の旅」を履修している学生はインターネットを活用したオンライン交流や、国際郵便の活用によるEHAGAKI PROJECTなどに積極的に取り組んできました。
　2022年２月５日には、インドネシア共和国の国立ウダヤナ大学とオンライン学術交流を実施し、本学学生11名と、ウダヤナ大学学生 20 名の計 31 名が参加しました。当日は英語による自己紹介、本学学生による「流行語」「アニメ」「年中行事と行事食」をテーマにした日本文化の紹介を日本語で実施しました。参加したウダヤナ大学の学生の中には日本語を学び始めたばかりの学生もいましたが、どうにかしてコミュニケーションを取ろうとする姿勢が感じられ、本学学生にとっても良い刺激になりました。
　本学では実践的な異文化コミュニケーション力の向上を図ることが出来る活動を実施していきます。

本学学生による日本文化の紹介

オンライン学術交流の様子

 

• オンライン学術交流に参加した学生のコメント

　私は元々、インドネシア人YouTuberのメイクや観光地紹介の動画を見るのが好きで、そこからインドネシアに興味を持つようになりました。今回の学術交流は、オンラインでしたが、インドネシアの大学生と交流できるので、参加しようと思いました。最初の自己紹介はとても緊張し、うまく話せませんでした。しかし、話をするうちに緊張も解け、打ち解けることが出来ました。中でも印象的だったのは、映画『君の名は。』のセリフが日本の言葉の中で一番好きと、教えてくれたことです。言葉の意味としてではなく、音の響きが好きだそうで、普段使っている自分の国の言葉を、美しいと感じてくれたことが嬉しかったです。これからも、ウダヤナ大学の学生と積極的に会話をして、交流を深めていきたいです。（外国語学部１年 手塚聖女）