法人携帯のコストと運用実態を全公開！企業担当者150名アンケート徹底分析！（BtoBマッチングサイト『一括.jp』調べ）

https://emeao.jp/ikkatsu-column/rakuten/ BtoBマッチングメディア『一括.jp』が法人携帯の料金・データ容量等の運用実態を徹底解剖！

株式会社eclore

2025年6月20日 12時39分

企業が法人携帯を運用するなかで、実際の料金プランやデータ使用量、オプションサービスなどの運用実態はどうなっているのでしょうか？

今回、厳選業者を紹介するBtoBマッチングメディア一括.jp（https://emeao.jp/ikkatsu-column/rakuten/ ）は、法人携帯の導入経験がある担当者150名を対象にアンケート調査を実施しました。本調査では、法人携帯の月額料金やデータ使用量、追加しているオプションサービスなど、多角的な視点で検証しています。

本記事では、2025年6月17日に実施したアンケート結果をもとに、法人携帯のリアルな運用状況や背景を分かりやすく解説します。法人携帯の導入や運用改善を検討されている企業のご担当者様は、ぜひ参考にしてください。

▼ 調査概要

調査1：1台あたりの月額料金は？

調査2：1回線あたりの月間データ使用量はどれくらい？

調査3：毎月のデータ容量は足りている？

調査4：利用している主なオプションサービスは？

調査結果1：1台あたりの月額料金（税抜き）はいくらですか？

最も多かったのは「把握していない」で、32.7％（49人）が自社で実際の法人携帯の月額料金を把握していませんでした。法人契約では複数台の一括導入が主流で、請求も合算されるため、実際のコスト管理が全体単位になりやすい傾向があります。
次に多かったのは「3,000円〜4,999円」で20.0％（30人）、続いて「〜2,999円」が19.3％（29人）、「5,000円〜6,999円」が18.0％（27人）となっています。この3つの価格帯が全体の大半を占めており、法人携帯の月額料金は概ね7,000円未満の範囲に収まる企業が多いことがわかります。
一方で、「7,000円〜9,999円」（5.3％）や「10,000円以上」（4.7％）といった高額帯は少数派です。一部の企業では高額なプランを利用しているものの、全体では限定的な傾向です。

調査結果2：現在、法人携帯で利用している月間データ容量（1回線あたり）はどのくらいですか？

最も多かったのは「分からない」で、34.0％（51人）が自社の1回線あたりのデータ使用量を把握していませんでした。
次に多かったのは「〜5GB」で32.0％（48人）となっており、法人携帯は比較的データ通信量が少ない使い方をしている企業が多いことがうかがえます。
続いて「6GB〜10GB」が13.3％（20人）、「11GB〜20GB」が10.0％（15人）、「20GB超」が10.7％（16人）となっています。
全体としては5GB以下のライトユーザーが中心ですが、1割程度は業務で多くのデータ通信を必要としている企業も存在しています。

調査結果3：毎月のデータ容量は足りていますか？

最も多かったのは「余ることが多い」で、52.0％（78人）となっています。法人携帯は主に業務目的で使われるため、大容量のデータ通信を必要とするケースが少なく、プラン容量に余裕が出やすい傾向があると考えられます。
次に多かったのは「ほぼちょうど良い」で32.7％（49人）、使用状況に合わせたプラン設定ができている企業も多いことがわかります。
なお、「月末に足りなくなることが時々ある」は11.3％（17人）、「毎月のように不足し追加購入している」は4.0％（6人）と、データ容量が不足するケースは合わせても約15％にとどまっています。

調査結果4：現在ご利用中の主なオプションサービスを教えてください。※複数選択可(注1)

(注1) 本設問は複数選択式ですが、選択肢は2つまでに制限しています。これにより、法人携帯導入時に活用されているオプションサービスをより明確に把握できるようにしています。

最も多かったのは「分からない／把握していない」で、29.3％（44人）が回答しています。法人携帯のオプションサービスについて、契約担当者が詳細まで把握していないケースが多いことがうかがえます。
次に多かったのは「通話定額オプションを利用している」で、28.0％（42人）となっています。業務上の通話ニーズが多い企業では、定額オプションを活用してコストの安定化を図っていることが考えられます。
続いて「端末補償・セキュリティサービスを利用している」が21.3％（32人）、「オプションサービスは利用していない」が20.0％（30人）、「業務用アプリ（勤怠管理・経費精算など）を利用している」が13.3％（20人）と続きます。
「国際ローミングを利用している」は5.3％（8人）、「その他のオプションサービスを利用している」は0.7％（1人）でした。

まとめ：無駄のないプラン選択と安心の運用体制が多数派

今回の調査結果から、法人携帯を導入している多くの企業では、業務用途に合った無駄のないプラン選択と、効率的な運用が実現されていることが明らかになりました。
実際に多くの企業が7,000円未満の料金帯や「月5GB以下」のデータ容量といった、必要十分な範囲でコストを管理しつつ運用している傾向が見られます。
また、契約しているデータ容量に「余ることが多い」「ちょうど良い」と回答した企業が8割を超えており、過不足なくプランを活用できている様子もうかがえます。
オプションサービスについても、「通話定額」や「セキュリティ」など、本当に必要な機能だけを選び、コストと利便性のバランスを上手く取っている企業が多数を占めています。
セキュリティや業務効率化に役立つオプションも必要に応じて取り入れることで、より安心して運用できる体制を構築できます。