千曲バスとヤマト運輸が路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を開始

~路線網を維持し、青木村のお客さまのサービス向上に貢献します~

千曲バス株式会社(代表取締役社長:髙野公秀、以下「千曲バス」)とヤマト運輸株式会社(代表取締役社長:長尾裕、以下「ヤマト運輸」)は、本年10月1日より、バス路線網の維持や物流の効率化による生活サービスの向上を目的に、長野県上田市(市長:土屋陽一)と青木村(村長:北村政夫)を結ぶ路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を開始しましたので、お知らせします。
1.背景
小県郡(ちいさがたぐん)青木村は、長野県中部に位置する人口約4,500人の自然豊かな村です。村の大半は山間部であり、少子高齢化と人口減少に伴う生活サービスの維持・向上が課題となっています。
千曲バスは、青木村や隣接する上田市を中心にバス路線網を展開し、自治体や地域に密着した持続可能な公共交通ネットワークの構築に向けて取り組んでいます。青木村から上田方面へ通学・通勤する住民にとって、千曲バス青木線は重要な生活インフラとしての役割を担っています。
また、ヤマト運輸では、全国の自治体や企業と連携し、地域の活性化や課題解決に向けてさまざまな取り組みを行う「プロジェクトG(government)」を推進しています。一方、山間部や過疎地域では集配効率の向上が課題となっています。
このたび、青木村・千曲バス・ヤマト運輸の三者が連携し、地域住民の生活サービスの維持・向上を目的として、路線バスを活用し宅急便を輸送する「客貨混載」に取り組みます。

2.取り組み内容

本取り組みでは、千曲バスの「下秋和車庫」(上田市)から「青木バスターミナル」(青木村)まで、路線バスを活用し、宅急便を輸送します。
これまでは、ヤマト運輸のセールスドライバー(以下、SD)が上田市の「塩田宅急便センター」から青木村まで荷物を運び、昼と夕方には上田市まで荷物を取りに戻る必要がありました。今後は、路線バスが12時と16時の便で客貨混載により宅急便を輸送するため、SDは一日中青木村に滞在することが可能になります。

1.メリット
【地域のお客さま】
地域の生活インフラとしてのバス路線網の安定的な維持につながり、また、宅急便の再配達や集荷のご要望に対して、お客さまのご都合に合わせたきめ細かい対応が可能になることで、より便利にご利用いただけるようになります。

【千曲バス】
車両内の空きスペースで宅急便を輸送することで、路線網維持につながる新たな収入源を確保することができます。

【ヤマト運輸】
青木村を担当するセールスドライバーの運転時間が約2時間と大幅に削減でき、集配効率が向上します。また、休憩時間が取りやすくなるなど、働く環境を改善できます。さらに、一日あたりトラックの走行距離を48km削減することができ、燃料費やCO2排出量の削減にもつながります。

2.出発式の様子
10月1日、10時より青木村役場で調印式を、11時40分より千曲バス「下秋和車庫」で出発式を行いました。

左から、ヤマト運輸 長野主管支店長 副島明、上田市市長 土屋陽一、青木村村長 北村政夫、千曲バス 代表取締役社長 髙野公秀 (敬称略)

以上

 

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