文部科学省「小・中・高等学校を通じた英語教育強化事業(AIの活用による英語教育強化事業)」に採択――全国の12小学校・中学校・高校と連携、英会話練習にECCのAI搭載学習支援アプリを活用

産学官連携で未来のAI英語教育へ向けた実証事業に取り組みます

株式会社ECC

 総合教育・生涯学習機関の株式会社ECC(本社:大阪市北区、代表取締役社長:花房雅博)は、文部科学省の「小・中・高等学校を通じた英語教育強化事業(AIの活用による英語教育強化事業)」(以下、本事業)に採択されました。ECCがAI等を活用した英語教育強化事業に参画するのは2年連続となります。

 本事業では、全国の小学校・中学校・高校12校と連携し、AI活用による英語教育の抜本的強化を目的として、AIを搭載したECCの学習支援アプリ「ECC Study Assist」(以下、本アプリ)を英語教育に活用。本アプリを用いた英語教育の実践を通じて得られた知見を学校間で共有し、多角的な視点から効果的なAIの活用方法の検証を行います。そして、産学官で連携しながら、AIを活用した英語教育の実践の普及を図ります。

※6~7月、各モデル校にてメディア関係者を対象に公開授業を実施予定です。AIを活用した英語授業を直接ご覧いただける貴重な機会です。ぜひ取材にお越しください

(参考画像)「ECC Study Assist」で学習する様子、新地町立駒ケ嶺小学校(福島県)

■「小・中・高等学校を通じた英語教育強化事業(AIの活用による英語教育強化事業)」 概要

https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/mext_00009.html

【背景と目的】

生徒の英語力は着実に向上しているが、「話すこと」「書くこと」、地域間格差、教師の英語力・指導力、英語を使う機会の少なさなどの課題が見られている。AIの活用により英語教育の抜本的強化を図るため、AIを英語の授業などで活用するモデル校を指定し、モデル校の教師らが授業などで率先してAI活用を実践する「AI英語活用リーダー」となって、AIを活用した英語教育の普及を図る。

【取り組みのポイント】

①『話すこと』を中心とした英語での発信力の強化

英語学習支援アプリを用いてAIと実践的な英会話練習を行うことで、児童・生徒の発話量を増やすとともに、発話に応じて展開する会話練習で思考力・判断力・表現力や即興で話す力の育成を図ります。

②AIを活用した個別最適化学習の検証

AIを英語教育に活用することで、一人一人に合った個別最適な学び、個に応じた指導の充実を図ります。

③小学校・中学校・高校、公立・私立の垣根を越えた包括的なアプローチ

「AI英語活用リーダー」となる教師らが、校種を越えて授業の相互視察や意見交流を行い、AI活用のノウハウを共有することで、学校教育におけるAI活用の効果的・現実的なバランスを検証します。

【期間】

2025年4月28日~2026年1月31日

【モデル校】

全国の小学校5校、中学校4校、高校3校(計12校)

■参加モデル校一覧(順不同)

[小学校]

学校法人宝仙学園 宝仙学園小学校 (東京都中野区)

学校法人洗足学園 洗足学園小学校 (川崎市)

学校法人西軽井沢学園 さやか星小学校 (長野県佐久市)

学校法人賢明学院 賢明学院小学校 (堺市)

学校法人近畿大学 近畿大学附属小学校 (奈良市)

[中学校]

学校法人東京成徳学園 東京成徳大学中学校 (東京都北区)

伊丹市立笹原中学校 (兵庫県伊丹市)

熊本市立託麻中学校 (熊本市)

熊本市立龍田中学校 (熊本市)

[高校]

学校法人東京成徳学園 東京成徳大学高等学校 (東京都北区)

学校法人立命館 立命館守山高等学校 (滋賀県守山市)

学校法人近畿大学 近畿大学附属高等学校 (大阪府東大阪市)

■実施スケジュール

【公開授業(1学期)】

※下記以外の学校でも順次、公開授業を実施する予定です

[関東]

・宝仙学園小学校(東京):7月7日(月)

・洗足学園小学校(神奈川):7月9日(水)

[北信越]

・さやか星小学校(長野):7月18日(金)

[関西]

・近畿大学附属小学校(奈良):6月17日(火)

・賢明学院小学校(大阪):6月25日(水)、27日(金)

・立命館守山高等学校(滋賀):6月26日(木) 

・伊丹市立笹原中学校(兵庫):7月15日(火)

[九州]

・熊本市立託麻中学校(熊本):7月2日(水)

報道機関に授業の様子を公開いたします。取材をご希望される場合は、下記までご連絡ください。

【取材に関するお問い合わせ】

株式会社ECC 広告広報・マーケティング本部 広告広報部

Tel:06-6352-0148 Fax:06-6352-0138 E-mail:kouhou@ecc.co.jp 

(受付 月~金10:00~19:00)

■学習支援アプリ 「ECC Study Assist」とは?

「ECC Study Assist」は、AIを相手に実践的な英会話練習をすることができるECCの学習支援アプリです。生成AIを活用した自由会話機能を搭載し、授業で学習したトピックなどについてAIと自由に会話を展開でき、生徒自身の自発的な発話を促進して会話練習を支援します。

「ECC Study Assist」の特長

【ポイント1】基礎から学べる単語・構文学習機能やパターン会話練習機能を搭載

単語・構文学習機能、定型表現が学べるパターン会話練習機能を搭載し、英会話の下地となる基礎的な単語や表現を学習します。日本人特有の英語の発音を聞き分け、ネイティブスピーカーの発音と比較して判定する発音評価機能も搭載しています。

【ポイント2】学習トピックに合わせた発話内容をAIが誘導

AI自由会話練習では、学年・学期ごとの達成目標に準じたトピックごとに、AIと自由に会話ができます。AIは児童・生徒の発話内容に応じて、トピックに適した返答や質問を行いながら目標に到達できるよう会話を誘導します。

<昨年度の効果検証結果>

 2024年度の文部科学省「デジタル技術を活用した発信力強化事業」においては、小・中学校18校の3,275名の児童・生徒を対象に、AIを活用した会話練習の導入で児童・生徒の学びの姿勢や英語力、英語への関心・意欲がどのように変化するか実証研究を実施。AIとの会話練習の実践で、児童・生徒の発話量の増加や、英語を話すことへの自信の醸成を促すなどの効果が見られました。

*2024年度「デジタル技術を活用した発信力強化事業」における検証結果の詳細は、文部科学省ホームページでご覧いただけます。

[事業報告ページ]https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1415043_00007.htm

[実施報告動画]https://www.youtube.com/watch?v=-cageB4wKVQ

PDF版プレスリリース:

d16929-174-cde7d1a7a8b24caac0acca1940f93d81.pdf

■株式会社ECC  https://www.ecc.co.jp/

ECCは1962年の創業以来、60年以上にわたり、さまざまな教育活動を展開。幼児からシニア世代までそれぞれの目的を実現する独自のカリキュラムや教材を導入し、確かな成果を生み出しています。語学教育を通じて、時代にあった“真の国際人”としての資質を兼ね備えた人材を育てることをECCの使命としています。

■参加モデル校

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会社概要

株式会社ECC

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URL
https://www.ecc.co.jp/index.html
業種
教育・学習支援業
本社所在地
大阪府大阪市北区東天満1-10-20 ECC本社ビル
電話番号
06-6352-0148
代表者名
花房 雅博
上場
未上場
資本金
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設立
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