サツドラにおけるデータ利活用によるDX化支援

嘉穂無線ホールディングス株式会社

2023年12月20日 11時01分

株式会社カホエンタープライズ（本社：福岡県福岡市博多区、代表取締役社長：柳瀬隆志、以下「カホエンタープライズ」）は、サツドラホールディングス株式会社のグループ会社である株式会社サッポロドラッグストアー（本社：北海道札幌市、代表取締役社長 CEO：富山浩樹、以下「サツドラ」）のデータ分析基盤の構築支援、及びビジュアル分析プラットフォーム「Tableau」（以下、「Tableau」）を用いたダッシュボード画面構築から、運用面に関する内製化の支援等、データ利活用に関するDX化の支援を実施致しました。

「サツドラ」における導入背景

サツドラは、北海道札幌市に支援本部を置くドラッグストアチェーンで、調剤薬局などを含む約200店を北海道を中心に展開しております。

サツドラでは、既存で使っている分析システムにてデータ活用や分析に取り組んでおりましたが、より高いレベルの実装に課題を抱えておりました。

将来的にはより高度なレベルでのデータ活用や分析が必要になると考え、当社のグループ会社「グッデイ」（https://gooday.co.jp/）におけるデータ利活用をはじめとするDX化の取り組みの実績やノウハウの紹介から、今後のデータ利活用の業務定着を見据えた当社の支援に関する提案を実施。

結果、グッデイにおける取り組み実績や他社での取り組み実績等を評価、そして提案を採用して頂き、当社によるデータ利活用に関する支援を行うことになりました。

カホエンタープライズの支援内容

今回、下記の取り組みについて支援致しました。

1. データ分析基盤（データウェアハウス）の構築支援

・クラウドデータウェアハウスによる基盤構築支援

・POS等データの取り込み手法支援

2. ビジュアル分析プラットフォーム（Tableau）の活用支援

・Tableauライセンスの導入支援

・Tableauを用いたダッシュボード画面の構築支援

・Tableauの活用支援（操作トレーニング）

3. データ利活用に関する内製化支援

・データ分析基盤に関する技術支援

・Tableau操作に関する技術支援

サツドラ各店舗のPOSシステムはグループ会社である「GRIT WORKS」製のクラウドPOSアプリケーションが採用されている為、今回当社にて「GRIT WORKS」製のPOSシステムからのデータをデータ分析基盤（データウェアハウス）へ取込む（自動連携）対応から、それらのデータを用いてTableauで可視化・分析できる環境を支援しました。

その上で、POSや各種マスタデータ等、データ分析基盤（データウェアハウス）上に蓄積したデータを用い、売上分析や支払分析、顧客分析等、要件の整理から、Tableauによるダッシュボードの構築を支援致しました。

その他、サツドラ内でTableauを用いたデータ利活用が定着できる様、Tableauの操作トレーニングを実施するなど、教育面でも支援を実施しました。

現在は、サツドラで内製化していける様、データ分析基盤の運用・データ管理に関する技術支援や、Tableau操作に関する技術支援（伴走支援）等、引き続き支援を実施しております。