トランクルーム利用前の不安と利用後の実態―一般層200人・利用経験者200人を比較【全国調査2026】

近年、トランクルームを中心とする収納サービスへの関心が広がっています。一方で、料金や保管環境、契約手続きなど、利用検討者にはさまざまな不安があります。更に、実際の利用経験者が感じたメリットや課題は、利用前のイメージと必ずしも一致するとは限りません。
本レポートでは、全国の一般回答者200人と収納サービス利用経験者200人への2つの調査から、利用前の壁と利用後の実態、そのギャップについて分析します。
調査のポイント
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トランクルーム認知率:98.5%
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今後の利用意向層:44.5%
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利用前の最大の不安:「月額料金」77.5%
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利用経験者が実際に困ったこと:「月額料金」39.0%
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利用して良かったこと:「自宅が片付いた」53.5%
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利用前後で差が大きかった項目:月額料金・保管環境・セキュリティ
利用経験不問の全国200人では、利用前の不安として「月額料金」77.5%、「保管環境」63.0%、「セキュリティ」50.9%が上位となりました。
一方、利用経験者200人では、実際に困った割合は「月額料金」39.0%、「湿気・臭い」24.5%、「セキュリティ」12.0%となり、利用前の不安より低い結果に。さらに「自宅が片付いた」53.5%が利用メリットの最多となり、収納サービスが住空間を整える手段として評価されていることも分かりました。
第一章:収納サービスの認知と利用意向
収納サービスの認知率は98.5%、利用経験者も半数以上

収納サービスの認知・利用経験について調査したところ、トランクルーム全体の認知率は98.5%となりました。種類別では屋外型85.5%、屋内型78.0%と、いずれも高い認知率となっています。一方、利用経験では屋外型32.0%、屋内型28.5%となり、認知と実際の利用には差が見られました。
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トランクルームの認知率は98.5%:
回答者のほぼ全員が何らかのトランクルームを認知していました。屋外型は85.5%、屋内型は78.0%となり、どちらも広く知られていることが分かります。
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利用経験は屋外型・屋内型が中心:
トランクルーム全体の利用経験は58.5%※1でした。種類別では屋外型32.0%、屋内型28.5%となり、認知と同様に屋外型がやや上回っています。
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認知から利用へつながる「壁」に注目:
屋内型・屋外型とも認知率に対して利用経験率は低くなっています。では、収納サービスを利用していない人は、どのような点をハードルと感じているのでしょうか。後続の設問から、利用前の不安や課題を詳しく見ていきます。
※1 本調査はインターネット上で全国の回答者を募集して実施したものであり、トランクルームをテーマとしたアンケートであることを事前に告知しています。そのため、収納サービスへの関心が高い方や、トランクルームの利用経験者が回答しやすい構造となっている可能性があります。本調査(利用経験不問での調査)のトランクルーム利用経験率は58.5%(200名中117名)となり、トランクルームの全国世帯普及率(約1%)と比較すると高い水準です。今回調査結果は全国の世帯普及率や利用率を示すものではなく、調査対象者の属性や回答傾向を反映した結果である点にご留意ください。また、本アンケートはインターネット調査であり、回答者には東京など都市部在住者や収納サービスに関心のある層が一定数含まれている可能性があるため、全国平均との単純比較には留意が必要です。
全国世帯普及率について:
https://www.syuno-pit.biz/example/trunkroom189.html
今後の利用意向は44.5%、現在利用中も9.0%

今後トランクルームを利用したいか尋ねたところ、「利用したい」10.0%、「やや利用したい」34.5%となり、合わせた利用意向層は44.5%でした。また、「該当しない(現在利用している)」は9.0%となっています。
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利用意向層は44.5%:
「利用したい」「やや利用したい」を合わせると44.5%となり、回答者の4割以上が今後の利用に前向きな意向を示しました。
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「どちらともいえない」も約3割:
「どちらともいえない」は31.5%でした。明確に利用を希望しているわけではないものの、条件や必要性によって判断が変わる可能性のある層も一定数いると考えられます。
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利用に消極的な回答は15.0%:
「あまり利用したくない」9.5%、「利用したくない」5.5%を合わせると15.0%となりました。
第二章:利用前に感じる「壁」
月額料金の高さが最大の利用ハードル

現在トランクルームを利用していない人に、その理由を聞いたところ、「月額料金が高い」が51.8%で最多となりました。次いで「自宅で十分収納できる」34.5%、「必要性を感じない」32.4%が続き、コスト面と必要性の両面が利用の壁となっていることが分かります。
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月額料金の高さが半数を超える:
「月額料金が高い」は51.8%となり、最も多い回答でした。利用を検討する際には、毎月継続して発生する費用が大きなハードルになっていることがうかがえます。 -
「自宅で足りる」「必要性を感じない」層も約3割:
「自宅で十分収納できる」は34.5%、「必要性を感じない」は32.4%でした。収納サービスそのものへの不満ではなく、現在の住環境では利用する必要がないと考える人も一定数います。 -
保管環境やセキュリティへの不安も2〜3割:
「保管環境が不安」は28.8%、「セキュリティが不安」は26.6%となりました。料金だけでなく、大切な荷物を安心して預けられるかどうかも利用判断に影響しているようです。 -
立地や初期費用、手続きの分かりにくさも壁に:
「近くに施設がない」は23.0%、「初期費用が気になる」は22.3%でした。また、「手続きが面倒そう」15.1%、「どのサービスを選べばよいかわからない」14.4%となり、利用開始までの分かりやすさも課題のひとつと考えられます。
利用前の不安は「月額料金」「保管環境」「セキュリティ」が上位

トランクルームを利用するとしたら不安に感じることを聞いたところ、「月額料金」が77.5%で最多となりました。次いで「保管環境(湿気・温度など)」63.0%、「セキュリティ」50.9%となりました。
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月額料金への不安が約8割:
「月額料金」は77.5%で最も高く、前設問の「利用していない理由」でも料金の高さが最多でした。継続的に発生する費用が、利用検討時の大きなハードルになっていることが分かります。 -
保管環境への不安も6割超:
「保管環境(湿気・温度など)」は63.0%となりました。温度・湿度管理への関心が高いことがうかがえます。 -
セキュリティも半数以上が不安視:
「セキュリティ」は50.9%となり、料金・保管環境に次ぐ上位項目となりました。 -
出し入れや初期費用も4割前後:
「初期費用」は41.0%、「出し入れのしやすさ」は39.3%でした。また、「解約手続き」31.8%、「契約内容」21.4%となり、利用開始後まで含めた分かりやすさも不安要素となっています。
契約前に知りたいのは「料金」と「安心材料」、分かりにくさは「解約条件」が最多


契約前に知りたい情報では、「月額料金」が81.5%で最多となり、「初期費用」63.0%、「セキュリティ設備」58.0%、「空調設備」51.5%が続きました。一方、契約するとした場合に分かりにくそうな項目では、「解約条件」が52.0%で最も高く、「料金体系」45.0%、「オプション料金」39.0%が続きました。利用前には、費用だけでなく保管環境や契約後まで含めた分かりやすい情報提供が求められていることがうかがえます。
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契約前に最も知りたいのは月額料金:
「月額料金」は81.5%、「初期費用」は63.0%となりました。前設問でも料金への不安が最も高く、利用検討時には継続費用と開始時の費用を具体的に把握したいニーズが強いことが分かります。 -
・設備や利用実態も重要な判断材料:
「セキュリティ設備」は58.0%、「空調設備」は51.5%となりました。また、「利用者の口コミ」47.0%、「実際の写真」46.0%、「部屋サイズ」45.5%も4割を超えています。料金だけでなく、実際にどのような環境で荷物を保管するのかを具体的に確認したい人が多いようです。 -
最も分かりにくそうなのは解約条件:
「解約条件」は52.0%で最多でした。「料金体系」45.0%、「オプション料金」39.0%も高く、契約開始時だけでなく、利用中・終了時まで含めた費用や条件の分かりやすさが重要と考えられます。 -
・キャンペーンよりも基本情報を優先する傾向:
「キャンペーン」は13.0%にとどまりました。割引情報より先に、月額料金や初期費用、設備、契約条件などの基本情報を把握したいという意識が強い結果となっています。
第三章:利用経験者が感じたメリットと課題
利用目的は「季節用品」「趣味用品」が上位

トランクルームを利用した目的を聞いたところ、「季節用品」が41.0%で最多となり、「趣味用品」36.5%、「引越し」25.0%が続きました。日常的には使わないものや、一定期間だけ保管したい荷物の収納先として利用されていることが分かります。
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季節用品が最多:
「季節用品」は41.0%で最も高くなりました。季節家電やレジャー用品など、使用時期が限られる荷物の保管先として活用されていることがうかがえます。 -
趣味用品も約4割:
「趣味用品」は36.5%となりました。自宅の収納を圧迫しやすい趣味の道具や用品を、自宅外で保管するニーズも大きいようです。 -
引越しなど一時利用も一定数:
「引越し」は25.0%、「リフォーム」は7.0%となりました。住環境が変わるタイミングで、一時的な保管場所として利用されるケースも見られます。 -
家具・家電や衣類の保管にも利用:
「家具・家電」は19.5%、「衣類」は19.0%となりました。また、「実家の荷物」10.5%、「子ども用品」9.0%など、ライフステージや家族構成の変化に伴う利用も一定数ありました。
利用して良かったことは「自宅が片付いた」が最多

トランクルームを利用して良かったことを聞いたところ、「自宅が片付いた」が53.5%で最多となりました。次いで「季節用品を収納できた」33.5%、「荷物を安全に保管できた」27.5%、「必要な期間だけ利用できた」26.5%が続きました。
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半数以上が「自宅が片付いた」と回答:
「自宅が片付いた」は53.5%となり、唯一半数を超えました。自宅以外に収納スペースを確保することで、住空間を整理しやすくなることが、利用者にとって大きなメリットとなっているようです。 -
季節用品の収納にもメリット:
「季節用品を収納できた」は33.5%でした。前設問でも利用目的のトップが「季節用品」41.0%となっており、使用する時期が限られる荷物の保管にトランクルームが活用されていることが分かります。 -
安心して保管できることも評価:
「荷物を安全に保管できた」は27.5%となりました。利用前には保管環境やセキュリティへの不安が上位となっていましたが、経験者からは安全に保管できたことをメリットとして挙げる声も見られます。 -
一時的な収納場所としての使いやすさも:
「必要な期間だけ利用できた」は26.5%、「引越し時に便利だった」は24.5%となりました。恒常的な収納不足だけでなく、引越しや季節の入れ替えなど、必要な時期だけ収納スペースを増やせることも評価されています。
実際の課題は「月額料金」が最多、改善要望では清潔さ・空調も上位


収納サービスの利用経験者に、利用中に困ったことを聞いたところ、「月額料金」が39.0%で最多となりました。次いで「出し入れ」28.0%、「湿気・臭い」24.5%、「清掃状態」13.0%、「セキュリティ」12.0%が続きました。一方、「特になかった」も24.0%となり、利用中に大きな困りごとを感じなかった人も約4人に1人いました。
改善してほしい点では、「月額料金」が53.0%で最も高く、「清潔さ」24.5%、「空調」22.0%、「アクセス」18.5%が続きました。料金面に加え、保管環境や利用しやすさへの改善ニーズが見られます。
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利用中の最大の課題は月額料金:
「月額料金」は39.0%で最多となりました。利用前の調査でも料金への不安が最も高く、実際の利用後もコストは大きな課題として残っていることが分かります。 -
出し入れ・湿気・臭いなど保管環境の課題も約4人に1人:
「出し入れ」は28.0%、「湿気・臭い」は24.5%となりました。また、改善要望では「清潔さ」24.5%、「空調」22.0%が上位となり、荷物を安心して保管するための環境面への関心が高いことがうかがえます。 -
「特になかった」も24.0%:
利用中に困ったことが「特になかった」と回答した人も24.0%いました。すべての利用者が課題を感じているわけではなく、一定数は大きな不便なく利用できていることも分かります。 -
契約・解約手続きの改善要望は1割未満:
「契約手続き」は8.0%、「解約手続き」は7.5%となりました。利用前には契約内容や解約条件への不安が一定数見られましたが、実際の改善要望では比較的低い割合となっています。
第四章:利用前の不安と、利用後の実態にギャップはある?
利用前に不安だったことは、実際にも課題になった?

利用経験不問の200人に「利用するとしたら不安に感じること」を聞いた結果と、利用経験者200人に「実際に困ったこと」を聞いた結果を比較しました。月額料金や保管環境、セキュリティなど、利用前に不安視されていた項目は、いずれも利用経験者が実際に困ったと回答した割合より高くなりました。
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月額料金は利用前・利用後とも最大の課題:
利用前は77.5%が月額料金を不安に感じており、利用経験者でも39.0%が実際に困ったこととして挙げました。割合には差があるものの、コスト面は利用前後を通じて最も大きな課題となっています。
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保管環境やセキュリティは、利用前の不安が特に大きい:
利用前は「保管環境(湿気・温度など)」63.0%、「セキュリティ」50.9%でした。一方、利用経験者が実際に困った割合は「湿気・臭い」24.5%、「セキュリティ」12.0%となり、大きな差が見られました。利用前には、大切な荷物を預けることへの不安が強く意識されていることがうかがえます。
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初期費用も利用前の懸念が先行:
初期費用への不安は41.0%でしたが、実際に困ったこととして挙げた利用経験者は8.0%でした。契約前にはまとまった費用への心配がある一方、利用後の継続的な課題としては月額料金のほうが大きいことが分かります。
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出し入れは利用後も比較的課題が残る:
「出し入れのしやすさ」は利用前39.3%、利用後28.0%となり、差は11.3ポイントでした。他の主要項目と比べると差が小さく、出し入れのしやすさは、利用前のイメージだけでなく、実際の利用時にも課題になりやすいポイントと考えられます。
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利用前の「想像上の壁」と、実際の課題には差:
今回比較した共通項目では、いずれも利用前の不安の割合が利用後の実際の課題を上回りました。一方で、出し入れのしやすさのように差が比較的小さい項目もあり、利用前の不安と実体験のギャップには項目ごとの違いが見られます。
※「利用前の不安」は利用経験不問の全国200人、「利用後に実際に困ったこと」は収納サービス利用経験者200人を対象とした別調査です。同一回答者の利用前後の意識変化を示すものではありません。また、「保管環境(湿気・温度など)」と「湿気・臭い」は設問表現が異なるため、近い概念として比較しています。
両調査を比較すると、月額料金や保管環境、セキュリティなど、利用前に不安視されていた項目は、いずれも利用経験者が実際に困ったと回答した割合より高くなりました。
調査結果を受けてのまとめ
今回の調査では、利用前には月額料金や保管環境、セキュリティなどへの不安が多く見られました。一方、利用経験者が実際に困ったことでは、同じ項目でも回答割合が低くなる傾向が見られました。ただし、月額料金は利用後も最大の課題となり、出し入れのしやすさについても利用前後の差が比較的小さい結果となっています。
また、利用経験者の半数以上が「自宅が片付いた」ことをメリットとして挙げており、収納サービスは単に荷物を保管する場所ではなく、住空間をより有効に活用する手段としても評価されています。今後は、利用前の不安を解消する分かりやすい情報提供とともに、料金や使いやすさなど実際の利用時に感じる課題に応えていくことが、より利用しやすい収納サービスにつながると考えられます。
【調査概要】
調査主体:株式会社アンビシャス
調査対象:全国に住む10代〜60代以上の男女
回答数:400サンプル(利用経験不問200・利用経験者200)
回答期間:2026年07月21日から07月22日までの2日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ
調査機関:自社調査
■会社概要
社名 :株式会社アンビシャス( https://www.ambitious8.biz/ ;)
所在地 :〒542-0081 大阪市中央区南船場1丁目3-5 リプロ南船場8F
代表者 :代表取締役会長 兼 社長 田中 正
資本金 :4,000万円
設立 :創業:平成17年10月28日、設立:平成18年7月25日
事業内容:トランクルーム投資「収納ピット」FC本部の運営
運営サービス「収納ピット」(https://www.syuno-pit.biz/)
不動産コンサルティング業
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