民生用ドローンからセキュリティを守るKaspersky Antidroneが、ロシアの空港や鉄道駅など運輸インフラ施設の安全確保に向け利用可能に
[本リリースは、2020年2月5日にKasperskyが発表したプレスリリースに基づき作成したものです]
--【概要】--------------
Kaspersky Antidrone※は、民生用ドローンの不法侵入から企業が自己防衛することを目的としたソリューションです。このたび、ロシアのシステムインテグレーターのエイルフロート・テフニクス社が、プロジェクトの技術面を支援するパートナーのビトゥスカン社とともに、同ソリューションの体系的な導入に着手します。ロシアの空港、飛行場、ヘリポート、民間航空のインフラ整備をテーマとする専門展示会National Aviation Infrastructure Show (NAIS) 2020において2月5日、正式に発表されました。
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Kaspersky Antidroneソリューションは、輸送施設の敷地内に民生用ドローンが不法侵入した際のリスクを大幅に引き下げることができます。ドローンの不法侵入は、輸送施設の一部または全面的な業務停止を引き起こす可能性があり、その被害は輸送業者、輸送ハブ、乗客にまで及びます。例えば、2018年12月にドローンによってロンドンのガトウィック空港の滑走路が閉鎖され、クリスマス前に1000を超える航空便の運航を中止または延期せざるを得なくなったことは広く知られています。
ガトウィック空港の滑走路閉鎖については、こちらをご覧ください。(BBC News, 英語)
https://www.bbc.com/news/uk-england-sussex-46623754
このソリューションの独自性は、レーザースキャナーを用いて点群によりドローンの位置を判定し、その後ニューラルネットワークによって飛行機、鳥類、気球とドローンを、迅速かつ正確に分析する技術を搭載している点にあります。ドローンと識別した場合は、専用サーバーから分類とジャミングをおこなうモジュールにコマンドが送信され、ドローンとコントローラー間の通信を妨害します。これにより、ドローンは離陸した場所まで戻るか、コントローラーとの通信を失った場所に着陸します。物理的な接触や攻撃はしないため、ドローンが損傷することはありません。
エイルフロート・テフニクス社の代表取締役デニス・サヴォスチン氏は、次のように述べています。「200を超えるロシアの空港施設のうち78施設が国際空港です。弊社はそれらの空港のすべてに本ソリューションを導入することが可能です。空港の安全性を大幅に高めることができるため、弊社では主にロシアおよびCIS諸国の空港への提案を予定しています」
エイルフロート・テフニクス社は、14年以上にわたり統合ターンキーソリューションを提供しています。ここ3年間ではシェレメチェヴォ空港のターミナルB(モスクワ)、クラスノヤルスク空港、ガガーリン空港(サラトフ)、プラトフ空港(ロストフ・ナ・ドヌ)などの国際空港で事業をおこなってきました。これらの空港にもKaspersky Antidroneソリューションを提案する予定です。
Kaspersky Antidroneプロジェクトの責任者であるウラジーミル・トゥロフ(Vladimir Turov)は次のように述べています。「今では探知機、多様なタイプのスキャナー、物品検査用の特別なX線装置は、輸送の安全に必須のものですが、導入時のプロセスは困難なものでした。民生ドローンからの防御を目的とする仕組みも、時間が経つにつれて輸送施設の防御に欠かせないものとなり、輸送施設の安全性をまったく新しいレベルまで高めることができると信じています」
Kaspersky Antidroneおよび詳細については、こちらをご覧ください。(英語)
https://go.kaspersky.com/antidrone.global.html
※ Kaspersky Antidrone
KasperskyのInnovation Hub部門が、スタートアップ企業と協業して開発したソリューションです。Innovation Hub部門は、ビジネスの新しい成長機会の発掘や、スタートアップ企業との協業やベンチャーのエコシステムにフォーカスし、社内外の優秀な人材とのコラボレーションを担っています。協業によって、Kasperskyは革新的な製品と技術によってポートフォリオを拡張し、お客様のサイバーセキュリティのニーズを満たす優れたソリューションをより早く提供できるようになります。スタートアップ企業は、サイバーセキュリティ業界で世界的に認められた当社との協業により、潜在的な顧客基盤を拡大する機会を得ることができます。当社は定期的にスタートアップ企業を募集しています。
スタートアップ企業の募集についてはこちらをご覧ください。(英語)
https://www.kaspersky.com/blog/open-innovation/
■ エイルフロート・テフニクス社は、空港および輸送インフラ施設の総合設備を提供しています。2005年以降、荷物処理システムの分野で50を超える事業で20万の機器を納入してきました。同社は輸送安全協会に加盟しています。www.aftproject.ru
■ ビトゥスカン社(B2scan)は、ロシアの革新的な技術・検査設備の開発・製造業者です。2018年以降、自社商標で最新の技術やソリューションを幅広く提供しています。www.b2scan.ru
■ Kaspersky について
Kasperskyは、1997年に設立された世界的なサイバーセキュリティ企業です。Kasperskyが有する深く高度な脅威インテリジェンスと専門性は、常に当社の革新的なセキュリティソリューションやサービスに反映され、世界中の企業、政府機関、重要インフラから個人のお客様までを保護しています。高度に進化するデジタル脅威に対抗するため、先進のエンドポイント保護製品をはじめ、多くのソリューションとサービスを包括するセキュリティポートフォリオを提供しています。当社のテクノロジーは、4億人以上のユーザーを保護し、27万の企業や組織の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jp をご覧ください。
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Kaspersky Antidrone※は、民生用ドローンの不法侵入から企業が自己防衛することを目的としたソリューションです。このたび、ロシアのシステムインテグレーターのエイルフロート・テフニクス社が、プロジェクトの技術面を支援するパートナーのビトゥスカン社とともに、同ソリューションの体系的な導入に着手します。ロシアの空港、飛行場、ヘリポート、民間航空のインフラ整備をテーマとする専門展示会National Aviation Infrastructure Show (NAIS) 2020において2月5日、正式に発表されました。
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Kaspersky Antidroneソリューションは、輸送施設の敷地内に民生用ドローンが不法侵入した際のリスクを大幅に引き下げることができます。ドローンの不法侵入は、輸送施設の一部または全面的な業務停止を引き起こす可能性があり、その被害は輸送業者、輸送ハブ、乗客にまで及びます。例えば、2018年12月にドローンによってロンドンのガトウィック空港の滑走路が閉鎖され、クリスマス前に1000を超える航空便の運航を中止または延期せざるを得なくなったことは広く知られています。
ガトウィック空港の滑走路閉鎖については、こちらをご覧ください。(BBC News, 英語)
https://www.bbc.com/news/uk-england-sussex-46623754
このソリューションの独自性は、レーザースキャナーを用いて点群によりドローンの位置を判定し、その後ニューラルネットワークによって飛行機、鳥類、気球とドローンを、迅速かつ正確に分析する技術を搭載している点にあります。ドローンと識別した場合は、専用サーバーから分類とジャミングをおこなうモジュールにコマンドが送信され、ドローンとコントローラー間の通信を妨害します。これにより、ドローンは離陸した場所まで戻るか、コントローラーとの通信を失った場所に着陸します。物理的な接触や攻撃はしないため、ドローンが損傷することはありません。
エイルフロート・テフニクス社の代表取締役デニス・サヴォスチン氏は、次のように述べています。「200を超えるロシアの空港施設のうち78施設が国際空港です。弊社はそれらの空港のすべてに本ソリューションを導入することが可能です。空港の安全性を大幅に高めることができるため、弊社では主にロシアおよびCIS諸国の空港への提案を予定しています」
エイルフロート・テフニクス社は、14年以上にわたり統合ターンキーソリューションを提供しています。ここ3年間ではシェレメチェヴォ空港のターミナルB(モスクワ)、クラスノヤルスク空港、ガガーリン空港(サラトフ)、プラトフ空港(ロストフ・ナ・ドヌ)などの国際空港で事業をおこなってきました。これらの空港にもKaspersky Antidroneソリューションを提案する予定です。
Kaspersky Antidroneプロジェクトの責任者であるウラジーミル・トゥロフ(Vladimir Turov)は次のように述べています。「今では探知機、多様なタイプのスキャナー、物品検査用の特別なX線装置は、輸送の安全に必須のものですが、導入時のプロセスは困難なものでした。民生ドローンからの防御を目的とする仕組みも、時間が経つにつれて輸送施設の防御に欠かせないものとなり、輸送施設の安全性をまったく新しいレベルまで高めることができると信じています」
Kaspersky Antidroneおよび詳細については、こちらをご覧ください。(英語)
https://go.kaspersky.com/antidrone.global.html
※ Kaspersky Antidrone
KasperskyのInnovation Hub部門が、スタートアップ企業と協業して開発したソリューションです。Innovation Hub部門は、ビジネスの新しい成長機会の発掘や、スタートアップ企業との協業やベンチャーのエコシステムにフォーカスし、社内外の優秀な人材とのコラボレーションを担っています。協業によって、Kasperskyは革新的な製品と技術によってポートフォリオを拡張し、お客様のサイバーセキュリティのニーズを満たす優れたソリューションをより早く提供できるようになります。スタートアップ企業は、サイバーセキュリティ業界で世界的に認められた当社との協業により、潜在的な顧客基盤を拡大する機会を得ることができます。当社は定期的にスタートアップ企業を募集しています。
スタートアップ企業の募集についてはこちらをご覧ください。(英語)
https://www.kaspersky.com/blog/open-innovation/
■ エイルフロート・テフニクス社は、空港および輸送インフラ施設の総合設備を提供しています。2005年以降、荷物処理システムの分野で50を超える事業で20万の機器を納入してきました。同社は輸送安全協会に加盟しています。www.aftproject.ru
■ ビトゥスカン社(B2scan)は、ロシアの革新的な技術・検査設備の開発・製造業者です。2018年以降、自社商標で最新の技術やソリューションを幅広く提供しています。www.b2scan.ru
■ Kaspersky について
Kasperskyは、1997年に設立された世界的なサイバーセキュリティ企業です。Kasperskyが有する深く高度な脅威インテリジェンスと専門性は、常に当社の革新的なセキュリティソリューションやサービスに反映され、世界中の企業、政府機関、重要インフラから個人のお客様までを保護しています。高度に進化するデジタル脅威に対抗するため、先進のエンドポイント保護製品をはじめ、多くのソリューションとサービスを包括するセキュリティポートフォリオを提供しています。当社のテクノロジーは、4億人以上のユーザーを保護し、27万の企業や組織の重要な資産を守る力になっています。詳しくはwww.kaspersky.co.jp をご覧ください。
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