国土交通省の「地域交通DXの推進に向けた相乗りタクシーの活用促進のための実証調査業務」において独自AIを活用したNearMeのシェア乗りサービスが採択

実績も評価され、事業主体として地域の移動課題解決に対する”シェア乗り”の有効性を検証

株式会社NearMe

移動に関する課題解決に取り組むソーシャルデザインカンパニー、株式会社NearMe(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙原幸一郎、以下「ニアミー」)の独自AIを活用したシェア乗りサービスが、国土交通省が2025年4月より取り組む「地域交通DXの推進に向けた相乗りタクシーの活用促進のための実証調査業務」に採択されました。

「リアルタイム相乗りタクシーマッチング」のサービスとしてニアミーの技術が採択

コロナ禍を経て、インバウンドを中心に観光地等で高まるタクシー需要に対して、ドライバー不足等により、ピーク需要に供給が追い付かない状況が発生しています。また、地域によっては日常の移動においてもタクシーの供給が需要をカバーしきれず、住民の方々の移動がままならない状況も見られています。

「地域交通DXの推進に向けた相乗りタクシーの活用促進のための実証調査業務」は、加速する人口減少・働き手不足の下において、地方創生の基盤である地域交通を守るため、従来の発想を超える持続可能な地域交通の「新しいカタチ」を官民で創出することを目的に実施します。その中で、5分野を重点テーマにした8件のパイロット・プロジェクトのうち、喫緊の特定課題への対応として掲げられている『リアルタイム相乗りタクシーマッチング』に独自AIを活用したニアミーのシェア乗りサービスが採択されました。

本プロジェクトは、「観光の足」そして「地域の足」を確保するため、また、需要のピーク時に効率的に対応する方法として、既存アセットであるタクシーの1乗車当たりの人数を増やすことで供給量を増やす「相乗り」の価値を地方自治体や運行事業者などとともに伝えていきます。また、プロジェクトの推進にあたっては、事前予約が中心だったニアミーのシェア乗りサービスをリアルタイムでマッチングさせていくシステムにすることによって「すぐ乗れる」「もっと乗れる」相乗りタクシーの実現を目指していきます。

リアル相乗りタクシーマッチングについて

国土交通省が「地域交通DXの推進に向けた相乗りタクシーの活用促進のための実証調査業務」で取り組むパイロット・プロジェクトのうち、喫緊の特定課題への対応として掲げられています。

実施背景

近年、観光地等におけるタクシー需要の高まりに対して、ドライバー不足等により、ピーク需要に供給が追い付かない状況が発生。

「観光の足」確保のため、需要ピークに効率的に対応する方法として、既存アセットの供給量を柔軟化させる「相乗り」の手法が有効だが、利用者利便の向上が課題。

概要

従来、「事前予約」が原則であった「相乗りタクシー」について、リアルタイムに利用者のマッチングを行うマッチングシステムを開発。

利用者主体の募集や、潜在利用者に対するプッシュ通知など新たなサービス体験を開発することで、相乗り利用の利便性を飛躍的に向上させ「観光の足」確保を図る。

想定される効果

相乗りタクシーの利便向上によりサービス供給量増大

「地域の足」「観光の足」確保。

今後の展開

2025年度の開発成果はオープンナレッジとして公開し、2026年度からの横展開を推進。

メンバー

・駅や交通ターミナルの運営事業者:実証時乗降スペースの確保等

・地方自治体:実証エリアの提供、規則面の支援等

・運行事業者:タクシー運行等

・大学・研究機関等:交通行動調査

・ニアミー:事業主体(システム開発・技術検証)

実証地域

都内複数個所

※その他プロジェクトの詳細については、国土交通省のホームページをご確認ください。

「NearMe」について

「NearMe」は、独自のAIを活用した最適なルーティングで、出発地から目的地までの移動をドアツードアで結ぶタクシーのシェアサービスです。その中でも、空港とその周辺の都市部を結ぶ空港送迎型の『エアポートシャトル』は、2019年8月のサービス開始から、 多くの方にご利用いただき、累計予約人数100万人※1を達成しました。現在は、全国16の空港※2(羽田空港、成田空港、伊丹空港、関西空港、新千歳空港、中部国際空港、福岡空港、那覇空港、旭川空港、帯広空港、青森空港、仙台空港、静岡空港、南紀白浜空港、徳島空港、北九州空港)と、空港周辺の都市部でご利用いただくことができます。対象エリアであれば、出発地となるご自宅から空港、そして空港から最終目的地まで一気通貫でつながるため、公共交通機関の乗り換えがなくなるなど、ストレスフリーな移動体験を提供することができます。また、貸切送迎サービスや、東京都と千葉県全域のゴルフ場と東京都23区内を結ぶゴルフシャトルなど、シチュエーションに応じて様々な移動のニーズに対応するための各種サービスを展開しています。その他、これまでは公共交通機関のみだとアクセスに課題が残るスポーツ観戦や、観光二次交通の課題解消、高齢者の移動支援サービスのAIデマンドシステムなど、地域が独自に抱える移動課題の解消を目指した様々な実証事業を自治体などと連携して行っています。

※1 2025年1月時点。

※2 旭川空港、帯広空港、仙台空港、静岡空港は貸切送迎サービスのみ。

■自治体版ライドシェア/日本版ライドシェアに関するお問合せフォーム

https://forms.gle/86crBvCKjcKqaLze9

■アプリ「NearMe」について

アプリ名

NearMe|ニアミー【シェア乗りアプリ】

ダウンロードURL

https://nearme.go.link?adj_t=1dcv3yxs

利用可能サービス

エアポートシャトル

ゴルフシャトル

シェア乗りタクシー

対応決済

Visa / Mastercard / JCB / American Express / Diners Club


会社概要

会社名 :株式会社NearMe

所在地 :東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町

代表者 :代表取締役 髙原幸一郎

設立  :2017年7月18日

URL      :https://nearme.jp/

移動の「もったいない」を解決し、1人でも多くの人が、自由に移動でき、住みたい街に住み続けられる社会を実現することをミッションに掲げ、まずは、リアルタイムの位置情報を活用して地域活性化に貢献するマッチングプラットフォームになるべく、シェアリングエコノミーのMaaS領域から事業活動をスタート。

2019年8月より空港送迎型のエアポートシャトルを運営し、独自AIを発展させ、ルーティングの最適化技術を確立。この技術を活用し、不特定多数ではなく少人数かつ誰が乗車したか追跡できる方法で活用していただける街中相乗りサービスなどを展開しています。なお、ニアミーは、2023年4月、経済産業省が行政との連携実績のある企業を中心に事例を紹介する「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」に掲載。週刊東洋経済(発行:東洋経済新報社)の『「すごいベンチャー100」2023年最新版』、日経クロストレンド(発行:日経BP社)の「未来の市場をつくる100社【2024年版】」にそれぞれ選出。「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」(主催:一般社団法人日本自動車工業会)の開催期間内に行われた日本最大級のピッチイベント『Pitch Contest & Award』でクランプリを獲得。デロイト トーマツ グループが発表したテクノロジー企業成長率ランキング

「Technology Fast 50 2024 Japan」では、333.8%の収益(売上高)成長を記録して17位で2年連続の受賞。

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会社概要

株式会社NearMe

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URL
https://nearme.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町
電話番号
-
代表者名
髙原幸一郎
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2017年07月