【仕事中の眠気対策ランキング】社会人500人アンケート調査
仕事中の眠気対策に関する意識調査
「仕事中に眠くて眠くてたまらず、仕事の効率が下がってしまう」という人も多いのではないでしょうか。
眠気覚ましに効果的な方法があれば、試してみたいですよね。
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://bizhits.co.jp/media/ )は、現在お仕事をしている男女500人に「仕事中の眠気対策」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社ビズヒッツ」の公式サイトURL( https://bizhits.co.jp/ )へのリンク設置をお願い致します。
調査概要
調査対象:現在お仕事をしている方
調査期間:2023年3月16日~18日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性303人/男性197人)
回答者の年代:10代 0.2%/20代 18.2%/30代 40.2%/40代 26.4%/50代 11.8%/60代以上 3.2%
調査結果サマリー
・仕事中に眠気を感じることがある人は89.6%
・仕事中に眠くなるのは「ごはんを食べたあと」
・仕事中の眠気対策1位は「身体を動かす」
仕事中に眠気を感じることがある人は89.6%
現在お仕事をしている500人に「仕事中に眠気を感じることがあるか」と聞いたところ、「頻繁にある」「たまにある」が合わせて89.6%という結果に。
仕事中に眠気を感じる人が9割近くとなっています。
眠気を感じず、いつも集中して働けている人は少ないとわかります。
仕事中に眠くなるのは「ごはんを食べたあと」
続いて、仕事中に眠くなることがあると回答した448人に「どんなときに眠くなるのか」を聞きました。
1位になったのは「食事のあと(44.2%)」です。2位「寝不足のとき(31.2%)」、3位「単純作業をしているとき(14.6%)」と続きます。
「ごはんを食べたあとに眠くなってしまう」という人が多数。また「昼食後に単純作業をしているとき」など、複数の要素を組み合わせて回答した人も多くなっています。
普段の昼食後なら問題なくても、「デスクワークで単純作業」「睡眠不足かつ部屋が暖かい」といった条件が揃うと、強烈な眠気に襲われる人も多そうです。
<1位 ごはんを食べたあと>
・食事後の満腹時(28歳 女性)
・昼食でお腹いっぱい食べたとき(39歳 男性)
・昼食を取った後、昼の2~3時頃に眠たくなることが多いです(54歳 男性)
食事後は誰でも少し眠くなるものですね。ただ食後猛烈に眠くなる場合には、血糖値の急上昇が起こっているのかもしれません。
ランチのあとに眠すぎて仕事に支障が出る場合は、食事のとり方や内容を見直す必要があるでしょう。
<2位 寝不足のとき>
・前日の睡眠時間が6時間以下だった場合は眠くなります(27歳 男性)
・子どもの夜泣きやお世話で眠れなかったとき(32歳 女性)
・前日遅くまでテレビを見ていて、寝る時間が遅かったとき(42歳 女性)
睡眠時間が足りていなかったり睡眠の質が悪かったりすると、日中眠気に襲われてしまいます。
仕事のために早く寝たくても「子どもの夜泣きで起こされる」といったケースもあるようです。
<3位 単純作業をしているとき>
・あまり頭を使わない単純作業のとき(23歳 男性)
・ずっと同じ作業を繰り返しているとき(37歳 女性)
・データ整理などの単純作業をしているとき(42歳 男性)
単純作業・繰り返し作業だとモチベーションが低くなり緊張感もなくなるため、眠くなりがちです。
体調や時間帯だけではなく、仕事の内容によって眠気が強くなる人も多いとわかりました。
<4位 室温が暖かいとき>
・暖房で部屋が暖かいとき(31歳 女性)
・気候が穏やかな季節は眠くなります(40歳 男性)
・晴れて日が差し込み暖かくなると、一瞬眠くなるときがあります(53歳 女性)
室温が暖かいと、手足が温かくなる一方で身体内部の「深部体温」が下がり、眠くなりやすいといわれています。
家でも「こたつに入ったまま寝落ちしてしまう」「布団の中を湯たんぽで温めると、すっと眠れる」という方は多いでしょう。暖かいオフィスには、こたつに似た効果があるのですね。
<5位 仕事に余裕があるとき>
・サービス業で来客がなく、清掃ややるべきことが終わってしまったとき(28歳 女性)
・仕事が暇なとき(36歳 女性)
・ほとんどないが、ハードな仕事がひと段落すると眠くなるときがある(47歳 男性)
「暇なとき」「ひと区切りついたとき」などに眠くなってしまうという人も多くなっています。一息ついてリラックスしているときに、眠気が襲ってくるのですね。
また「オフィスに人が少ないとき」「上司が不在のとき」に、気が抜けて眠くなってしまう人もいました。
<6位 デスクワークしているとき>
・パソコンで事務作業をしているとき(27歳 女性)
・デスクワークが多くて、歩くことが少ないとき(31歳 女性)
・会社で書類作成をしているときです(41歳 男性)
資料作成などの事務作業をしているときに眠くなるという人も多数。座っているときの姿勢によっては、体内に取り込める酸素量が少なくなり眠くなることも。
「外回りしているときは眠くないのに、デスクワークしていると眠くなる」という方も多いのではないでしょうか。
<7位 疲労がたまっているとき>
・疲れが溜まっているとき(26歳 女性)
・週末が近くなってくると、1週間の疲れが出るのか眠くなります(32歳 女性)
・前日の疲れが残っているとき(56歳 男性)
「週末や夕方になると疲れて眠くなる」「前日にハードな仕事をしたときは眠くなる」などの回答が寄せられました。
また慢性的に疲れがたまっている人も多いのではないでしょうか。残業が続いて疲労がきちんと回復できていないと、日中眠くなってしまいそうですね。
仕事中の眠気対策1位は「身体を動かす」
最後に「仕事中の眠気対策」を聞いたところ、1位は「身体を動かす(178人)」、2位は1票差で「コーヒーなどを飲む(177人)」でした。散歩がてらコーヒーを買いにいくなど、飲み物を飲むことと運動を同時に行っている人も目立ちました。
3位は「ガム・飴などを食べる(117人)」、4位「昼寝・仮眠をする(68人)」と続きます。
全体的に気分転換になるような対策が多くランクインしました。
<1位 身体を動かす>
・立ってラジオ体操をする(28歳 男性)
・お昼ご飯を食べた後に、少しだけ歩くようにしている(31歳 男性)
・眠くなったときは、立ち上がって軽くストレッチをする(55歳 女性)
「筋トレ」「ラジオ体操」から「歩く」「ストレッチする」まで、運動の強度はさまざま。
どの程度身体を動かせるかは、職場の雰囲気にもよりそうですね。気軽に運動できない職場なら、立って行う作業に切り替えるのもよいでしょう。
また「食後に軽く運動する」など、眠くなる前に予防していると思われる回答もありました。
<2位 コーヒーなどを飲む>
・コーヒーやエナジードリンクの摂取(27歳 女性)
・炭酸を飲む(38歳 女性)
・コーヒーを飲んでリフレッシュする(48歳 男性)
眠いときにはカフェインを含む「コーヒー」「紅茶」「エナジードリンク」などを飲む人が多数。カフェインのとりすぎは体によくありませんが、適度に飲めばリフレッシュにもなり、眠気を覚ましてくれる効果が期待できます。
なお飲み物ではなく錠剤でカフェインを摂取している人もいました。
<3位 ガム・飴などを食べる>
・メンソール系のガムを噛む(26歳 女性)
・ハイカカオチョコレートを食べる(34歳 男性)
・目が覚めるアメを食べる。ハッカのアメをなめると眠気がやわらぎます(41歳 女性)
ガムなどを噛むと脳が活性化し、眠気が和らぐといわれています。「ミント系のお菓子」「好きな味のお菓子」なら、気分転換の効果もあるでしょう。
職場に小さなお菓子を持ち込める方は、ガムや飴を常備しておくのもよさそうですね。
<4位 昼寝・仮眠をする>
・ランチの時間を少し早めに切り上げて15分ほど寝ています。するとスッキリして眠気がなくなります(29歳 女性)
・15分程度仮眠をとる(32歳 男性)
・休憩時間になるべく仮眠し、眠くならないよう対策しています(40歳 男性)
最近では昼寝・仮眠の効果が広く知られるようになり、仮眠できる休憩室を設置している企業もあります。そのため昼休み中に仮眠し、業務中に眠くならないように工夫している人も多くなりました。
仮眠できない場合は短時間目をつぶるだけでも、眠気がマシになることがあります。
<5位 外の空気に触れる>
・窓を開けたり外に出たりして、新鮮な空気を吸う(28歳 女性)
・立ち上がって風にあたりに行く(37歳 男性)
・たまに外の空気を吸う。窓を開ける(45歳 女性)
締め切った部屋で二酸化炭素濃度が高くなると、眠くなりやすいといわれます。そのため換気したり外気に触れたりして眠気を和らげている人も多くなりました。
外に出ると、身体を動かすことにもなりますね。
<6位 トイレに行く>
・どうしても眠気が収まらないときは、トイレに行って目を覚まします(35歳 女性)
・トイレ休憩(48歳 男性)
・作業を止めてトイレに行く(53歳 女性)
トイレに行くときには立ち上がって移動します。ずっと座っている人なら、移動すること自体がリフレッシュになるでしょう。
またトイレで顔や手を洗ったりして眠気を覚ましている人もいました。
<7位 食事を工夫する>
・お昼ご飯を食べすぎない(27歳 女性)
・炭水化物を食べ過ぎないこと。また野菜・海藻などの食物繊維から先に食べる(41歳 男性)
・昼食に糖質をとらない(55歳 男性)
食後に眠くなってしまうため、食事の量や内容に注意している人も。具体的には「食べ過ぎない」「血糖値が急激に上昇しないような食べ方をする」といった回答が寄せられています。
ただコンビニ弁当や外食だと、食事全体の量や炭水化物(糖質)の量をコントロールするのは難しいかもしれません。糖質少なめのお弁当を持参するのも、眠気対策のひとつになりそうですね。
まとめ
食後や睡眠不足により、仕事中に眠くなってしまう人は多数います。
眠気を感じたときの対策としては、「身体を動かす」「カフェインをとる」などが多く挙げられました。
また「食べ過ぎない」「休憩中に仮眠」「食後に軽く運動する」などの行動で、眠気を予防している人も多数いました。
効率よく仕事をするためには、眠くなってから対策するのではなく、予防するのも大切ではないでしょうか。
※データの引用・転載時のお願い
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■株式会社ビズヒッツについて
当社では、社名と同じ「Biz Hits」という名の仕事・転職・求人情報サイト( https://bizhits.co.jp/work/ )と、ビジネスの問題解決を考えるメディア( https://bizhits.co.jp/media/ )を運営しています。
また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。
■Biz Hits編集長:伊藤陽介のプロフィール
株式会社ビズヒッツ代表取締役。
2011年から東京~鈴鹿間でリモートワークによる遠隔経営を10年以上続けており、スタッフの8割以上がリモートワーカーによる複数のWebメディア、求人サイト運営を行う。
※プロフィール詳細はこちら
https://bizhits.co.jp/itoyosuke_profile/
■会社概要
社名 : 株式会社ビズヒッツ
所在地 : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL : https://bizhits.co.jp/company/
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