「オルガテック東京2024」に出展します
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:落合 陽一、村上 泰一郎)は、2024年5月29日~31日に東京ビッグサイトにて開催されるオルガテック東京2024に出展します。本展示会は、日本・アジアで唯一のオフィス・施設用家具専門の見本市です。本展示会では、音響メタマテリアルiwasemi™、言葉が見える、会話がわかる VUEVO(ビューボ)、空間価値を最大化する空間データプラットフォーム「FAC+(ファクタス)」、「ガンマ波サウンド」を展示予定です。
オルガテック東京概要
名称:オルガテック東京 2024
日時:2024年5月29日(水)~31日(金)10時00分〜17時00分(最終日は16時00分まで)
会場:東京ビッグサイト 東4~6ホール(小間番号:F-07)
主催:ケルンメッセ株式会社、一般社団法人 日本オフィス家具協会
URL:https://www.orgatec-tokyo.jp/
音響メタマテリアル技術を応用した透明吸音パネル「iwasemi™ RC-α」
音響メタマテリアル技術を応用した「iwasemi™ RC-α」は、ガラスに貼れる透明吸音材です。
タイルのように様々なレイアウトパターンを作ることができる長方形形状に加え、室内のプライバシー対策になるゆらぎ加工を本体に搭載しています。素材には植物由来のバイオプラスチックを採用することで、環境負荷の低減と高い透明度を実現しました。
あらゆる空間に溶けこむ「iwasemi™ RC-α」が、話しやすい閑かな空間を生み出します。
関連記事:https://pixiedusttech.com/product/iwasemi/rc-a/
言葉が見える、会話がわかる。「VUEVO(ビューボ)」
VUEVOの特徴
VUEVOは、独自開発のワイヤレスマイクと専用アプリケーションを用いて、「誰が」「何を」話したかをリアルタイムに視覚化し、会議や議事録作成を効率化するサービスです。
会話内容を直感的に理解しやすいユーザーインターフェース
複数人の会話でも誰が何を話しているかわかりやすい表示を実現しています。
独自技術で開発した精度の高いワイヤレスマイク
独自のアルゴリズムにより、360°全方向からの音声を高精度で集音しながら、音声方向の解析と音声のテキスト化をリアルタイムに行います。
スマートフォンやタブレット、PC まで幅広いデバイスに対応
iOS、Androidに対応したスマートフォンやタブレットに加えて、オフィスワークでは欠かせないPCにも対応しています。
Chat GPTを活用した要約機能
高精度・リアルタイムに話者別の発話内容をテキスト化することができるVUEVOは、言語処理に長けた「ChatGPT」と親和性が高く、ChatGPTを活用することでより多様な場面での生産性向上が期待できます。
VUEVOでは、以下の要約機能を提供しています。
・会議タイトル・概要の自動作成機能
ChatGPTにより会議タイトルと概要を自動作成する機能です。これにより、必要な会話メモを瞬時に見つけることができ、会議内容を容易に把握し、業務の生産性が向上します。
・リアルタイム要約機能
会話の内容を5分ごとにリアルタイムで要約する機能です。これにより、参加者の会議理解度が高まり、途中からの参加でも、議論にスムーズに加わることができるので、業務の生産性が向上します。
多言語・翻訳機能
20か国語以上に対応し、対面でのグローバルコミュニケーションもサポートします。
Webサイト:https://vuevo.net/
空間価値を最大化する空間データプラットフォーム「FAC+(ファクタス)」
「FAC+」は、WEBカメラやセンサーを通じて空間にまつわるさまざまなデータを取得・可視化することで、これまで感性やセンスによって行われてきた空間づくりのプランニングやデザイン・設計に定量的なデータを掛け合わせ、事業者の課題解決や、エンドユーザーのさらなる体験価値向上を目指したサービスです。
大型商業施設などの商業空間や、博物館などの文化空間、展示会などのイベント空間といった多岐にわたる空間を手がける株式会社丹青社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林 統)のクリエイティブ力に、PxDTが提供する空間データプラットフォーム「KOTOWARI®」を活用することで、空間価値の最大化を目指し、事業者や社会の課題解決を支援します。
「ガンマ波サウンド」
「ガンマ波サウンド」は、PxDTと塩野義製薬株式会社の2社が開発した、テレビやラジオなど、日常のあらゆる音をリアルタイムに変調することで、生活をしながら認知機能をケアできる可能性がある音です。40Hzの周波数は、ヒトが記憶や推論などの問題解決型の思考をしているときに現れる脳波「ガンマ波」と同じ帯域であり、認知機能障害の特徴の一つとして、脳内で認知機能を発揮するのに必要な脳の特定のリズム活動(ガンマ波)が低下していることなどが報告されています※1。
また、40Hz周期の音の呈示によって、マウスの認知機能が改善した研究結果や、ヒトを対象とした臨床試験においても40Hz周期の音と光を用いて認知機能悪化の抑制や脳萎縮の抑制を示唆する研究結果が得られており、40Hz音は世界的に注目を集めています※2。
一方、これまでの研究で用いられた40Hz音は音声情報などを含めることの出来ない単調なパルス音であり、毎日長い時間聞き続けるには負担が大きく、日常生活の中に取り込みづらい可能性がありました。PxDTと塩野義製薬では、この課題を解決するために、テレビやラジオなどの音をリアルタイムに40Hz周期の音に変調することができるガンマ波変調技術を用いた「ガンマ波サウンド」を共同で開発しています。また、ガンマ波変調技術による40Hz変調音においてもヒト脳内でのガンマ波が惹起されることを確認しています。
参考
※1. Herrmann, C. S., & Demiralp, T. (2005). Human EEG gamma oscillations in neuropsychiatric disorders. Clinical neurophysiology, 116(12), 2719-2733.
※2. Cell. 2019 Apr 4;177(2):256-271.e22.
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
ピクシーダストテクノロジーズは、計算機科学(コンピュータサイエンス)と、音や光などを自在に操る独自の波動制御技術の融合により、コンピュータと非コンピュータが不可分な環境を構築し、言語や現象、アナログとデジタルといった二項対立を循環的に超えていく「デジタルネイチャー」の到来を見据えています。 私たちは、現在、波動制御技術をメカノバイオロジーや視覚・聴覚・触覚への介入・補助をする「パーソナルケア&ダイバーシティ」領域と、メタマテリアル(材質ではなく構造で特性を生み出す技術)やオフィス・工事現場等の課題解決のために適用する「ワークスペース&デジタルトランスフォーメーション」領域の2つの主要な領域に重点を置いて製品を展開しています。 急速に進化していくコンピュータに対して、私たち生物の身体(ハードウェア)の進化は非常に遅く、その差はますます開こうとしています。ピクシーダストテクノロジーズはこの両者の間をうまく調停し、生活に対してよりよい価値を生み出し続けます。
商号 ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
ティッカーシンボル PXDT(NASDAQ市場)
会社設立 2017年5月
代表取締役 落合 陽一、村上 泰一郎
所在地 東京都中央区八重洲二丁目2番1号
URL https://pixiedusttech.com/
本件に関するお問い合わせ
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 広報担当
お問合せ: https://pixiedusttech.com/contact
*iwasemi、VUEVO、KOTOWARI及び関連するロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。
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