パリ・モーターショー：ヴァレオとトタルエナジーズが次世代EVに向けたパートナーシップを強化

今年のパリ・モーターショーで、トタルエナジーズとヴァレオは、EVバッテリーの性能を最適化しながら車両のカーボンフットプリントを削減する革新的なソリューションの開発を含めたパートナーシップを強化することを発表しました。

　このパートナーシップには、2つの主な目的があります。

●EVバッテリー用の革新的な冷却ソリューションの開発

2022年から、トタルエナジーズとヴァレオは、バッテリーを最適な温度に保ち、自律性を向上させ、カーボンフットプリントを削減し、火災のリスクから保護する液浸冷却ソリューション（誘電性液体）の共同開発に取り組んでいます。現在、超急速充電におけるシステムのパフォーマンスを確認するための実証実験を進めているところです。

●次世代EVを改善し、最適化するための単一の流体

このパートナーシップの第2のプログラムでは、車両の他の部分に新しい液浸流体の利点を拡張していきます。最終的な目的は、よりエネルギー効率が高く、自律性が高いEV用の新しい熱管理システムを開発することです。

　この提携は、より持続可能で、より安全で、より環境に優しいEV向けの革新的なソリューションを提供するという両社のコミットメントを再確認するものです。

　「トタルエナジーズとヴァレオの提携は、バッテリー寿命を維持しながら超急速充電を可能にする浸漬液を使用することで、バッテリーとEVの熱管理に革新をもたらします。これらの革新は、EVの性能だけでなく、よりクリーンな輸送のためのCO2排出量の削減にも貢献します」と、トタルエナジーズ最高技術責任者であるMarie-Noëlle Semeriaは述べています。

 「2022年に提携を結んでから、ヴァレオとトタルエナジーズは協力して、バッテリーの熱管理の革新的で安全で効果的なソリューションの開発を加速させてきました。熱管理を最大限に最適化するために、私たちのパートナーシップをバッテリーのみならずパワートレイン全体に拡大する段階に達しました。このコラボレーションは、アフォーダブルで信頼性が高く、低炭素のEVという課題に応えるヴァレオのイノベーション戦略の中心にあります」とヴァレオ・パワー・ディビジョン最高技術責任者のクリストフ・デロヴランは語りました。

ヴァレオについて

テクノロジー企業であり、すべての自動車メーカーとニューモビリティプレイヤーのパートナーであるヴァレオは、モビリティをよりクリーンで、より安全で、よりスマートにするために、たゆまずイノベーションを行っています。 ヴァレオは、電動化の加速、ADASの加速、インテリア・エクスペリエンスの再創出とライティング・エブリウェアにおいて、技術的・工業的なリーダーです。モビリティの変革に不可欠なこれらの4分野は、今後数年間のグループの成長を牽引しています。数字で見るヴァレオ：2023年、グループの売上は220億ユーロに達しました。2023 年 12 月 31 日時点で112,700人の従業員を擁し、29カ国で175カ所の工場、66カ所の研究開発センター、20カ所の物流拠点を構えています。ヴァレオはパリ証券取引所に上場しています。

トタルエナジーズについて

トタルエナジーズは、石油とバイオ燃料、天然ガスとグリーンガス、再生可能エネルギーと電力など、世界規模でエネルギーを生産および販売する総合エネルギー企業です。 当社の10万人を超える従業員は、これまで以上に手頃な価格、クリーンで、信頼性が高く、できるだけ多くの人々がアクセスできるエネルギーの供給に取り組んでいます。 約120カ国で活動しているトタルエナジーズは、持続可能性を戦略、プロジェクト、業務の中心に据えています。

注意

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同様に、「当社」、「私たち」、「当社の」という語も、これらの事業体またはその従業員を指すために使用される場合があります。TotalEnergies SE が直接または間接的に株式を保有する事業体は、別個の法人です。この文書には、特定の経済、競争、規制環境における多数の経済データと仮定に基づく将来予想に関する情報および記述が含まれている場合があります。これらは将来不正確であることが判明する可能性があり、多数のリスク要因の影響を受けます。TotalEnergies SE またはその子会社は、新しい情報、将来の出来事、またはその他の結果にかかわらず、この文書に含まれる将来予想に関する情報または記述、目的、または傾向を公に更新する義務を負いません。 TotalEnergies の財務実績または活動に影響を及ぼす可能性のあるリスク要因に関する情報は、TotalEnergies SE がフランスの証券規制当局 Autorité des Marchés Financiers (AMF) に提出した最新の登録文書 (フランス語版) および米国証券取引委員会 (SEC) に提出したフォーム 20-F に記載されています。