一度読んで、何度も感動する良書を書店員たちが選書する、ブックセラーズ&カンパニーの「一読三嘆」企画に青崎有吾『11文字の檻』、榊林銘『あと十五秒で死ぬ』(ともに創元推理文庫)が選ばれました!
今回の企画テーマは「変化球ミステリ頂上決戦」
書店の垣根を越えて集った選書のスペシャリストたちが、読者におすすめしたい本を選定する「一読三嘆」企画に、青崎有吾『11文字の檻』、榊林銘『あと十五秒で死ぬ』が選ばれました。
今回の企画テーマは「変化球ミステリ頂上決戦」!
様々な趣向を凝らした短編集をお楽しみください。

■「一読三嘆」とは?
「一読三嘆」はブックセラーズ&カンパニーが展開している既刊名著セレクト企画です。書店の垣根を超えてお薦め本を選定・展開する企画で、多様な切り口での選書で注目を集めています。

~ブックセラーズ&カンパニーのリリースより~
「一読三嘆」とは
一度読んで何度も感動する
という意味。
書店の垣根を超えて
そのジャンルに最も詳しい
選書の達人が集結。
読者に心からおススメしたい
作品を選びました。
○「一読三嘆」企画 『11文字の檻』『あと十五秒で死ぬ』(変化球ミステリ頂上決戦)展開書店・詳細はこちらから
https://booksellers.co.jp/product/book0016
※店舗により実施状況は異なります。詳しい実施状況は各店までお問合せください。
■「変化球ミステリ頂上決戦」として『11文字の檻』と『あと十五秒で死ぬ』を選書。
青崎有吾さんと榊林銘さんの相互推薦コメントにも注目。
今回の企画テーマは「変化球ミステリ頂上決戦」。様々な趣向を凝らし、意外性に満ちた短編集であるこの2作品が選ばれました。
推薦した担当者様のコメントをご紹介します。
11文字のキーワードを当てたら出られる。そういう刑務所があって、収監されている人たちが一生懸命それがなんなのか考えるんです。無限の組み合わせの中からたった一つの正解の11文字を当てないといけないんです。そんな話あります?
首と胴体が離れても十五秒以内にくっつければ生きていられる、そういう人たちが暮らしている島があります。その島で、首が取れてしまった人が死なないように、首をくっつけたり外したりしながら殺人事件の謎を追うんです。そんな話あります?
どうしてこんな話を思いつくの? そう思わずにはいられない変化球ミステリーが二つ。普通じゃない面白さの普通じゃないミステリーです。どうぞ驚愕してください。
梅田 蔦屋書店
文学コンシェルジュ
河出 真美
また、今回の企画に合わせて青崎有吾さんが『あと十五秒で死ぬ』を、榊林銘さんが『11文字の檻』にコメントを寄せるという、相互推薦が実現!
拡材にも掲載していますので、ぜひ店頭で書籍と共にご覧ください。
・青崎有吾さんによる『あと十五秒で死ぬ』推薦コメント
奇想・異能・変化球、どの言葉でも表し足りない知的遊戯のデザインセンス。
榊林さん、僕にも分けて!

・榊林銘さんによる『11文字の檻』推薦コメント
「11文字のパスワードを当てるまで出られない部屋」
こんなに途方もない謎に、こんなに論理的な答えがあるなんて。


■11文字の檻
青崎有吾さんのデビュー10周年記念として、文庫オリジナルで刊行された作品集。
本格ミステリ、SF、人気コミックのトリビュートまで、全8編を収録。
『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞してデビューし、2024年は『地雷グリコ』で読書界を席捲した著者のエッセンスが詰まった傑作短編集です。
■あと十五秒で死ぬ
第12回ミステリーズ!新人賞佳作「十五秒」を含む四編で構成された短編集。
トリッキーなアイデアと巧みな構成が話題を呼び、「十五秒」は「世にも奇妙な物語」でドラマ化され好評を博しました。
ミステリの新たな書き手として期待を集める著者の、記念すべきデビュー作です。
「変化球ミステリ頂上決戦」2作品は、3月4日(火)から対象書店で順次展開を開始しております。
選書のスペシャリストが選定した「あなたに読んでほしい一冊」。
『11文字の檻』『あと十五秒で死ぬ』にぜひご注目ください。
※展開時期、在庫状況は店舗によって異なりますのでご了承ください
■書誌情報
『11文字の檻 青崎有吾短編集成』
青崎有吾
創元推理文庫(M)
ページ数:356ページ
ISBN:978-4-488-44315-3
Cコード:C0193
定価:792円(税込)
装画:田中寛崇
装幀:西村弘美
内容紹介
『体育館の殺人』をはじめとした論理的な謎解き長編に加え、短編の書き手としても人気を集めてきた青崎有吾。JR福知山線脱線事故を題材にした「加速してゆく」、全面ガラス張りの屋敷で起きた不可能殺人を描く本格推理「噤ヶ森(つぐみがもり)の硝子(ガラス)屋敷」、最強の姉妹を追うロードノベル「恋澤姉妹」、掌編、書き下ろしなど全8編。著者による各話解説も収録した、デビュー10周年記念作品集。著者あとがき=青崎有吾
『あと十五秒で死ぬ』
榊林銘
創元推理文庫(M)
ページ数:348ページ
ISBN:978-4-488-45521-7
Cコード:C0193
定価:814円(税込)
装画:Q-TA
装幀:大岡喜直(next door design)
内容紹介
死神から与えられた余命十五秒をどう使えば、「私」は自分を撃った犯人を告発し、かつ反撃できるのか? 被害者と犯人の一風変わった攻防を描く、第12回ミステリーズ!新人賞佳作「十五秒」。首が取れても十五秒間だけは死なない、特殊体質を持つ住民が暮らす島で発生した殺人など、奇抜な状況設定下で起きる四つの事件。この真相をあなたは見破れるか? 衝撃のデビュー作品集。著者あとがき=榊林銘/解説=千街晶之
■著者プロフィール
青崎有吾
(アオサキユウゴ)
1991年神奈川県生まれ。明治大学卒。学生時代はミステリ研究会に所属し、在学中の2012年『体育館の殺人』で第22回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。24年『地雷グリコ』で、第24回本格ミステリ大賞、第77回日本推理作家協会賞、第37回山本周五郎賞を受賞、第171回直木賞候補となる。著作は他に、〈裏染天馬〉シリーズの『水族館の殺人』『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』『図書館の殺人』、〈アンデッドガール・マーダーファルス〉シリーズ、〈ノッキンオン・ロックドドア〉シリーズ、『早朝始発の殺風景』『11文字の檻』がある。
榊林銘
(サカキバヤシメイ )
1989年愛知県生まれ。名古屋大学卒。2015年「十五秒」が第12回ミステリーズ!新人賞佳作となる。“被害者が死ぬ直前の十五秒”というワンシーンを用い、被害者と犯人の一風変わった攻防を描いた同作は高く評価され、日本推理作家協会の年刊アンソロジーに収録された。2021年、同作を含む短編集『あと十五秒で死ぬ』でデビュー。トリッキーなアイデアと巧みな構成で魅せる、期待の新鋭。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像