タレントパレット、メンタル不調による休職、退職リスクのある社員を早期にフォローする「カウンセリングサービス」の提供を開始
従業員の心の健康維持による、パフォーマンス向上を実現
株式会社プラスアルファ・コンサルティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:三室克哉)は、働き方改革や健康経営、リモートワーク、人材の採用難、離職防止などを背景に、多くの企業で導入が進んでいるタレントマネジメントシステム「Talent Palette(以下:タレントパレット)」において、健康経営を促進するうえで不可欠な、社員のストレス・不安などの心理的問題の解決を支援する「カウンセリングサービス」を提供します。
■概要
厚生労働省の患者調査によると精神疾患を有する総患者数は、258万人(2002年)から419万人(2017年)と15年間で1.6倍増加しています。
特に昨今の新型コロナウイルス感染症や感染対策に伴う種々の行動制限やライフスタイルの急激な変化によって、さらにメンタルヘルス不調の要因は多様化・複雑化しており、従業員のメンタルヘルスケアへのニーズが拡大しています。
このような背景を受け、PACはタレントパレットにおいて、従業員が自らの不調や、職場・プライベートに関する相談が可能となるカウンセリングサービスを提供開始しました。
タレントパレットでは、登録されている残業時間、欠勤日数などの従業員データ、健康診断/ストレスチェック結果などのヘルスケアデータが登録されており、データを条件にメンタル不調リスクが高い従業員を抽出、本サービスのレコメンドが可能となります。
本サービスによって、従業員は職場やプライベートの悩み、メンタル不調に関する相談ができ、プレゼンティーイズム(心身の不調を抱えながら仕事を行っている状態)の改善に寄与します。また、企業はプレゼンティーイズム改善により、組織の活性化・生産性向上や、定着率の向上など、健康経営の実現につながります。
■機能と特徴
①従業員へのカウンセリング提供
タレントパレット上から、精神科/心療内科の専門的な知識をもつ医者に対して、仕事やプライベートなど様々な悩みを会社へは共有せずに相談できます。相談日時は、日中に限らず、夜間や土日祝日からも選択でき、柔軟な対応が可能です。
②人事部による産業医面談の実施
人事部が従業員に対する高ストレス者面談、長時間労働者面談など、産業医業務の一部を精神科/心療内科の専門的な知識をもつ医者に依頼することができます。
また、複数の医者がオンラインにて面談できる体制を整えており、産業医の訪問日や面談時間に制限があり、面談の実施が困難であった企業が、従業員に対して産業医面談の機会を提供することが可能です。
【相談の流れ】
■さらなるサービス範囲拡張
タレントパレットでは、勤怠データや従業員のモチベーション、健康診断結果、ストレスチェックなど、あらゆる従業員データや健康データを蓄積・活用できます。
今後も収集・登録・連携できるデータを増やすとともに、従業員のフィジカルやメンタル不調に対する施策/サービスの提供ラインナップも拡張することで、あらゆる従業員・健康データを活用できるプラットフォームを目指します。タレントパレット上で従業員/健康データを掛け合わせ、フィジカルやメンタルに不調のある、あるいはその予兆がある従業員を発見、適切な施策を提供することで、従業員の健康課題を解決、企業の健康経営実現を支援します。
<Talent Palette(タレントパレット)について>
「タレントパレット(https://www.pa-consul.co.jp/talentpalette/)」は、人材戦略に必須となる採用から育成、配置、評価、抜擢・活躍までを一気通貫で行い、人材情報を活用した科学的人事戦略を実現するタレントマネジメントシステムです。当社はこれまで4,000社超のビッグデータ活用支援を行ってきた実績があり、そこで磨き上げたデータ活用技術のノウハウを活かしています。タレントパレットの導入法人数は約3,000社を超え(契約社数1,380社、23年9月末時点)従来は管理するのみに留まっていた人材情報を分析し、そのデータを網羅的に活用することで経営層の意思決定を後押しします。具体的には人事情報、経歴、スキル、マインド(適性)、社員の希望や想い、日々のモチベーションやエンゲージメント、ヘルスケア(健康)までのデータを集約・活用することができます。これらのデータを分析することにより異動シミュレーションや研修まで含めた人材育成、テキストマイニングを活かした離職予兆の抽出、採用ミスマッチ防止、人的資本KPIのモニタリングなど、あらゆる人事戦略においてデータを活用した科学的人事戦略を実現します。
<株式会社プラスアルファ・コンサルティングについて>
株式会社プラスアルファ・コンサルティング(https://www.pa-consul.co.jp/)は『あらゆる情報から付加価値を生み出し続ける、見える化プラットフォーム企業』として、2006年の設立以来、顧客の声や顧客データ/購買データ、人事情報のようなビッグデータを「見える化」し気づきを与える力を持つ、「テキストマイニング」や「データマイニング」などの技術を核としたクラウドソリューション事業を行っています。様々な情報を「見える化」することで、お客様のビジネスに+α(プラスアルファ)の価値を創造するためのソフトウェアの開発・販売、コンサルティング、新規事業創出を行っています。
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