学習eポータル+AI型教材「キュビナ」 ELSA社のAI音声認識技術APIを搭載した英語スピーキングの判定機能をリリース
株式会社COMPASS(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 潤、以下 COMPASS)は、このたび、開発・提供する学習eポータル+AI型教材「キュビナ」において、世界100カ国以上で7,000万人のユーザーが利用するAI発音コーチアプリ「ELSA Speak」を開発・提供するELSA Corp. (本社:San Francisco、CEO: Vu Van、以下 ELSA) が提供するAI音声認識技術APIを搭載した英語スピーキングの判定機能を、リリースしたことをご報告いたします。
グローバル化が急速に拡大する現代では子どもたちの英語習得は年々重要視されており、公教育でも小学校では教科としての英語がスタートし、中学校では「聞く」「話す」ことにより重点が置かれる内容へと変化しています。一方で教育現場では、「話す」ことの指導や評価に先生の高い英語スキルが求められること、限られた時間の中で児童生徒一人ひとりへ指導やフィードバックを行うことが難しい等、多くの課題が残されています。
このような公教育における教育課題を踏まえ、学習者のスピーキングスキル習得のサポートを強化することを目的に、このたびキュビナは、世界100カ国以上で7,000万人のユーザーが利用するAI発音コーチアプリ「ELSA Speak」のAI音声認識技術APIを搭載した英語スピーキング判定機能をリリースいたしました。本機能は、教科書掲載の基本文を使用した「中学校 教科書基本例文問題」や、学習到達目標ごとに4技能を選んで学習できる「Can-do」の問題など、キュビナに搭載されているすべての英語のスピーキング問題に対応しています。
<英語スピーキング判定機能の特長>
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発音をAIが3段階で自動判定(Excellent / Good / Nice Try)
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発音が苦手な部分がわかる
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お手本を聞きながら何度も繰り返し練習できる
ELSAは、学習者が英語をより流暢に話せるように発音矯正をサポートする独自のAIを搭載したアプリで、高精度の発音認識機能によって非ネイティブの音声を約95%の精度で認識、AIが学習者のスピーキングの弱みを特定し、よりネイティブに近い発音ができるよう、即座に正しいフィードバックを行うことが可能です。
キュビナはこれまでもAI型教材の提供を通して公教育現場における「個別最適な学び」を届けてまいりましたが、このたびのELSAのAI音声認識技術APIの採用により、英語のスピーキングについて、より高度できめ細やかな「個別最適な学び」を子どもたちへお届けすることが可能になります。
また公教育向けのサービスとしては、COMPASSがELSAの日本独占パートナーとして、唯一ELSAの音声認識技術APIを使った学習サービスを提供してまいります。
COMPASSでは現在全国の小中学校約2,300校、100万人以上にキュビナを提供しておりますが、今後もキュビナの提供を通して、すべての子どもたちを取り残すことなく「個別最適な学び」を届けるリーディングカンパニーとして、さらなる公教育へのICT普及に貢献できるよう邁進してまいります。
◆ELSAについて
URL:https://elsaspeak.com/ja/english-for-schools/homepage
ELSAは「世界15億人の非ネイティブ話者が自信を持って英語を話せるようになる」ことをミッションに、英語をより正しく、自信を持って話せるようになるためのAIパーソナルコーチアプリ「ELSA(English Language Speech Assistant)」を開発・提供しており、2015年にスタンフォード大学とGoogleのAI投資部門から出資を受けて以来、100カ国以上で7,000万人のユーザーに利用されています。また、2021年、ELSAはCBInsightsによる「世界を変える人工知能スタートアップ企業トップ100」に選ばれました。独自の音声認識技術により、学習者は個人のスピーキングの弱み(発音・アクセント・イントネーション・流暢さ・語彙力・文法)を特定し、短期間で改善することができます。アジア人の英語に特化した音声認識で、日本人の発音を正しく認識し、正しいフィードバックを行うことが可能です。
◆COMPASSについて
AIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材「キュビナ」を開発し、2021年度には小学校・中学校の5教科対応版をリリース。2022年9月にはMEXCBTとの連携を行い、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」として学習eポータルのサービス提供を開始しました。さらに文部科学省検定済の主要教科書に準拠した問題を搭載した「キュビナ 教科書×AI コンテンツ」を2023年11月以降続々とリリース、教科書と教材をシームレスに接続することで「子どもたちを中心としたシームレスなデジタル学習基盤」の構築を目指しています。
現在は全国220以上の自治体、小中学校約2,300校で100万人以上が利用しており、累計解答数は25億件を突破。全国の子どもたちのアダプティブラーニングによる知識・技能の習得を支援しています。
2018年度から20年度まで3年連続で経済産業省「未来の教室」実証事業に採択。また「日本e-learning大賞 経済産業大臣賞」「グッドデザイン賞」を受賞しています。
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