ANA、空港接客スタッフの業務基礎知識定着に「Monoxer(モノグサ)」を活用した実証実験を実施
-複数空港横断で実証、テキスト学習と比較して大幅に高い学習効率を実現ー
記憶のプラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」を提供するモノグサ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 竹内孝太朗、畔柳圭佑)は、2025年10月に実施したシリーズCラウンドにおいて、ANAホールディングス株式会社(以下、「ANAHD」)のCVCから出資いただきました。※1
そしてこの度、本資金調達の使途でもある人的資本領域でのさらなる展開の取り組みの一環として、全日本空輸株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:平澤寿一、以下「ANA」)において、複数の空港を横断して空港接客スタッフの業務基礎知識定着にMonoxerを活用したところ、従来のテキスト学習と比較して大幅に高い学習効率の向上が確認されました。
また、Monoxerは学習者一人ひとりの学習履歴や記憶定着状況などの「学習プロセスのデータ」を可視化することができるため、集団指導をしながら個別指導にも活用でき、ANAの目指す「安全を基盤とした、デジタルと人の力でお客様の体験価値を向上させるための教育訓練」にMonoxerが大きく寄与できる可能性があることを示しています。
※1 https://corp.monoxer.com/pr/251028/

■ 導入の背景
ANAグループの空港部門では、これまで領域ごとに係員の教育訓練を実施してきましたが、さらなるサービス品質の向上に向けて、領域を横断した教育体制への転換を進めています。
こうした中で、人にしかできない新たな価値創出を実現するためには、各業務の土台となる基礎知識を効率的かつ確実に習得することが不可欠と考えられています。特に、入社後の集団教育によるインプットと実務におけるアウトプットの間にある「定着」のプロセスに課題があり、その強化が求められていました。
■ 結果
今回の実証実験では、Monoxerでの学習と従来のテキスト学習を比較し、「1分あたりの得点向上」という観点で学習効率を測定しました。その結果、Monoxer利用時は1分あたり0.16点、テキスト学習時は0.011点と、約15倍の学習効率の差が確認されました。
また、Monoxerは記憶すべきポイントを明確に提示し、未習得の内容を繰り返し出題する仕組みにより、短時間で効率的に知識を定着させることが可能であると評価されています。
さらに、学習履歴や記憶定着状況といった学習プロセスを可視化できる点についても評価されており、教育訓練における個別指導への活用可能性が示されました。

■ 「ANA」エアポートセンター 教育訓練部 教育訓練企画チーム 松野あかね 様のコメント
当社は、最少人数で最大価値を創造するため、デジタルを徹底活用し、各係員が「人にしかできない業務」に注力できる状態の実現に向けて変革を進めています。
お客様に「人」が決め手となる心に残る温もりや期待を超える感動を提供していく、そのためには、各業務の土台となる基礎知識の定着が不可欠です。
今回の実証実験の結果は、Monoxerの学習における「1分あたりの得点向上」がテキスト学習と比べて約15倍となり、想定を大きく上回る結果が確認されました。これは、一人ひとりの未習得内容を繰り返し出題する仕組みが、学習効率の大幅な向上に寄与した要因の一つではないかと分析しています。
Monoxerは、知識を「筋肉」のように使えるもの、として知識を実務で活用できる状態まで定着させる最適なアプリだと感じています。
今後、必須の業務知識を定着させる基盤として、まずは旅客サービス部門の新入社員向け訓練への活用を開始し、スタッフ一人ひとりが「人にしかできない業務」により多くの時間を割ける状態の実現につなげていきたいです。
■ 「モノグサ株式会社」代表取締役CEO 竹内 孝太朗のコメント
昨年、弊社の可能性をANAHDにご評価いただきご出資いただきましたが、その中核事業会社であるANA様の業務基礎知識の定着に、Monoxerを通じて貢献できることを大変光栄に存じます。
「安全第一」を何よりも重視されるANA様において、その高い品質を一切損なうことなく教育訓練の変革を実現する手段としてMonoxerをご活用いただき、従来のテキスト学習と比較して約15倍の学習効率向上に繋がったことは、私たちにとっても非常に大きな喜びであり、意義深い成果であると受け止めています。
学習時間を大幅に圧縮しながら確実な知識定着を実現することで、従業員の皆様が「人にしかできない業務」に最大限の時間を割ける状態をつくる。これこそが、Monoxerの提供価値であると考えています。
今後も「記憶の定着」という観点からANA様の安全とさらなる進化に貢献できるよう努めてまいります。
■ 「モノグサ株式会社」について
モノグサ株式会社は、「記憶を日常に。」をミッションとして掲げ、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」の開発・提供をしております。
記憶は、私たち人類の知的活動の根幹を担うものです。
人が何かを認識する時や、判断する時。新しいものを生み出す時や、誰かと交流する時も、そこには自らの中に日々蓄積されてきた記憶という土台が必ず存在し、大きな影響を与えています。一方で「英単語の暗記」のように、記憶することは苦しい活動と捉えられてしまうことが多々あります。その苦しさは、情報が記憶しやすい形に整理されていないことや、記憶定着までの手法や管理が個人の感覚に任されていることに原因がある、と私たちは考えます。
その結果、記憶を無意識に遠ざけるようになってしまい、自らの可能性を形づくる土台をも狭めてしまっているのです。もし、記憶がだれにでも、負荷なく自然に行える活動になったなら、新しい言語を覚えて海外で働くことも、資格をとってなりたい職業に就くことも自由にできます。週末の過ごし方や日常の何気ない会話にすら新たな広がりが生まれることでしょう。
つまり、人の生き方にさまざまな奥行きと選択肢を与えてくれるもの、それが記憶なのです。モノグサは、“記憶をもっと容易に、より日常にすること”を使命とします。すべての人が自らの可能性を最大限に拡げることで、人生をより豊かに、実りあるものにするために。
■会社概要
会社名 :モノグサ株式会社
設立 :2016年8月10日
代表者 :代表取締役 CEO 竹内 孝太朗
代表取締役 CTO 畔柳 圭佑
所在地 :〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル 7階
事業内容:記憶のプラットフォーム Monoxer の開発と運営
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