多様化するTikTokユーザー像の解像度を高める「7つのTikTokユーザーペルソナ」を公開、各クラスターの実態が明らかに

TikTok for Business

TikTok for Businessでは、TikTokの成長とともに多様化しているユーザー像を捉えるため、「TikTokユーザー追跡調査」をもとに分析を行いました。そこで導き出したユーザーペルソナをまとめた白書「7つのTikTokユーザーペルソナ」を公開しました。

目的・背景

ここ数年でTikTokは急成長を遂げており、年々、投稿者は増加し、投稿されるコンテンツも多種多様となっています。

TikTok上の独自のカルチャーやコミュニティも成熟してきており、もはや生活者にとって必要不可欠なプラットフォームといっても過言ではありません。

その中で、ユーザー属性にも変化が見られており、数年前はZ世代ユーザーが大きなボリュームを占めていましたが、博報堂DYホールディングス、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズの共同研究プロジェクト「コンテンツビジネスラボ」の調査によると、今ではユーザーの平均年齢が36歳になっています。

また、自社の各種調査においても数字の上でのTikTokユーザーの特徴は「アクティブで好奇心旺盛」な傾向が高いと言えますが、実際には様々なユーザーが存在しており、もはや一括りにできない状況です。

そこでこの度、TikTokユーザー像の解像度をより高めることを目的に、年1回実施している「TikTokユーザー追跡調査」のデータもとにセグメンテーション分析を行いました。

本書では、それによって特定できた「7つのユーザーペルソナ」について、それぞれの特徴や関心事、行動パターン、TikTokの利用実態などをデータとともに詳しく解説しています。

分析手法

年1回行っている「TikTokユーザー追跡調査」のデータをもとに、「STEP1. 因子分析」と「STEP2. クラスター分析」を実施しました。


「STEP1. 因子分析」では、45個の価値観項目(生活、健康、美容、お金、消費、情報収集など)をベースに調査対象者の回答の奥に潜む要因を抽出し、相関性の高いものをグループ化しました。

各項目の相関性によって発見できたのが、「自立・好奇心因子」「オープンマインド因子」など9つの因子です。

「STEP2. クラスター分析」では、回答パターンの類似性に基づいて、1,116名の調査対象者を7つのグループ(クラスター)に分類。各クラスターのデモグラフィック特徴、サイコグラフィック特徴、TikTokの利用実態などを分析しました。

各クラスターには、それぞれ異なる因子特徴が見られ、興味の高いカテゴリーにも違いが見られます。

1. ルーティンを守る安定主義者

●特徴:

 ・全体的に平均を下回る傾向

 ・自立・好奇心因子、経済的不安因子、おトク重視因子が特に低い

●特に興味の高いカテゴリー:

 ・スポーツ、映画、漫画など

2. ワンランク上を目指すトレンドキャッチャー

●特徴:

 ・経済的不安因子、おトク重視因子以外は平均を上回る

 ・特にオープンマインド因子、最先端志向因子、健康生活因子が高い

●特に興味の高いカテゴリー:

 ・車、家電、スポーツなど

3. イノベーター気質の富裕層ビジネスパーソン

●特徴:

 ・経済的不安因子、おトク重視因子以外、すべての因子において各クラスターの中で最も高い

●特に興味の高いカテゴリー:

 ・資産運用、転職サービス、エステ・美容関連など

4. おうち時間の豊かさを追求するインドア派

●特徴:

 ・経済的不安因子、おトク重視因子が突出している

 ・オープンマインド因子、見た目重視因子、最先端志向因子が低い傾向

●特に興味の高いカテゴリー:

 ・生活用品・雑貨、マンガ、ストリーミングサービスなど

5. 強い意思を持たないほのぼの層

●特徴:

 ・すべての因子において、各クラスターの中で最も低い

●特に興味の高いカテゴリー:

 ・求人・人材派遣、映画、ゲームなど

6. 堅実に資産形成していきたい合理主義者

●特徴:

 ・資産形成興味因子、自立・好奇心因子、EC利用因子、経済的不安因子、おトク重視因子が高い

●特に興味の高いカテゴリー:

 ・資産運用、旅行、料理など

7. 見た目に惜しみなく投資する人生エンジョイ勢

●特徴:

 ・見た目重視因子が突出している

 ・経済的不安因子、おトク重視因子もやや高い

●特に興味の高いカテゴリー:

 ・スキンケア、ファッション、音楽など

クラスター紹介

本書では、ユーザー像をより鮮明にイメージできるよう、分析結果をもとにしたペルソナを各クラスターに設定しています。

デモグラフィックデータとしては、性別・年代、居住エリア、職業、世帯年収などの分布、可処分所得やクレジットカード支払金額の月平均額、興味のあるジャンルを紹介。

9つの因子については、全TikTokユーザーの平均値との比較を示しています。

例えば、『堅実に資産形成していきたい合理主義者』の場合、「経済的不安因子」が高く、それに準ずるように「おトク重視因子」「資産形成興味因子」、さらに「自立・好奇心因子」「EC利用因子」も高くなっています。

さらに、TikTokに対するイメージ、エンゲージメント率、閲覧コンテンツ、利用シーンなどTikTokの利用実態に関する調査データを紹介。


TikTok広告の好感度、広告閲覧後の行動については、主要プラットフォーム平均との比較の数値を示しています。

例えば、『堅実に資産形成していきたい合理主義者』の場合、TikTok広告閲覧後、「その投稿に“いいね”やコメントをしたことがある」との回答が29.9%で、主要プラットフォーム平均より8.5ポイントも高くなっています。

このように本書では、各クラスターに関するデータを、かつてないほど網羅的にご紹介しています。
各クラスターの詳細な内容については、「7つのTikTokユーザーペルソナ」をご覧ください。

■7/10(水)ウェビナー開催:「7つのTikTokユーザーペルソナ」を徹底解説!

TikTok for Businessでは、公式ウェビナー「TikTok for Business Marketing Community」を定期的に開催しています。7/10(水)に開催予定のウェビナーでは、TikTok広告のプランニングをする際のヒントとなるよう、「7つのTikTokユーザーペルソナ」のそれぞれのセグメントについて詳しく解説します。ご興味のある方は是非ご参加ください。

●こんな方におすすめ

 ・TikTokの利用を検討している方

 ・TikTokを活用したプランニングを行っている方


●開催日時

2024年7月10日(水)14:00〜15:30


●お申込み方法

お申込みフォーム」に必要事項を入力し、事前登録をお願いします。


<調査データの引用・転載について>

調査データの引用・転載の際は、必ず「出典:7つのTikTokユーザーペルソナ」と明記していただき、広報担当までご連絡をお願いいたします。なお、Webページ(メディア/ブログなど)にて引用・転載される場合は、本記事のURLもご掲載ください。

https://tiktok-for-business.co.jp/archives/19970/

<TikTok for Businessについて>

TikTok、Pangleなど広告配信サービスを提供しているTikTok for Businessは、認知拡大から顧客獲得まで、 様々なファネルにおけるビジネス課題解決に貢献します。TikTokはエンターテインメントで溢れるプラットフォームとして、オープンマインドなオーディエンスと企業/ブランドが自然と出会うことで生まれる顧客とのエンゲージメントにより、ビジネスにインパクトをもたらします。 

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未上場
資本金
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設立
2012年03月