【インティメート・マージャー調査】生成AI利用者 約100万件のデータから読み解く最新動向2026年に向けて明らかになった生成AI活用の“定着”と利用者構造の変化

〜GeminiがPerplexityを抜き2位へ浮上、ChatGPTは80万UIDを突破〜

株式会社インティメート・マージャー

 国内最大級のパブリックDMPを提供するデータプラットフォームカンパニー、株式会社インティメート・マージャー(本社:東京都港区、代表取締役社長:簗島 亮次、以下:当社)は、生成AIの急速な普及により、LLMを活用した新たな情報収集・意思決定手法の広がりを受け、各生成AI利用者のデータに着目した調査を実施しました。

 本調査では、当社が保有する約10億件のオーディエンスデータ「IM-DMP(※1)」を活用し、生成AI利用者の傾向を分析しました。その結果を本リリースにてご報告します。

■調査背景

 昨今、ChatGPTをはじめとする生成AIの急速な普及により、情報収集や意思決定のプロセスは大きく変化しており、Webコンテンツの「見られ方」や「選ばれ方」に対する次世代の情報最適化手法であるGEO・AIO・AEOの重要性も高まりつつあります。

 こうした変化を背景に、当社では2025年7月に生成AI利用者約38万件のデータをもとに、生成AIの利用実態に関する調査を実施しました。


 今回はその続報として、生成AI利用者数のさらなる拡大や、サービス間におけるシェア構造の変化に着目した最新調査を実施し、生成AIサービス利用データの中から主要サービスの利用が確認されたUIDを対象に、最新の利用実態を分析しました。

(※1)「IM-DMP」と「IM-UID」について:https://atr.im-apps.net/s/redirect/3920/press/imdmp


■調査概要

 本レポートは、当社が提供する「IM-DMP」のデータを活用し、主要な生成AIサービスの利用傾向を分析したものです。各サービスの利用が確認された「IM-UID」(端末に紐づくID)の属性の違いや特徴を明らかにすることを目的とします。

・調査期間: 2025年12月05日〜2026年1月6日

・調査対象: 「IM-DMP」に登録されている国内のインターネット利用端末のうち、各生成AIサービスの利用が確認された「IM-UID」数

・分析手法: 性別、年齢、職業、年収などのデモグラフィックな属性、閲覧ページのキーワード、ペルソナ、興味関心トピックの4つの観点から多角的に分析し、各生成AIの利用UIDの傾向を比較

・対象サービス: ChatGPT、Gemini、Perplexity、Claude

【調査サマリー】

①ChatGPTが80万UIDを突破し圧倒的シェアを維持

ChatGPTの利用UID数は811,739件となり、前回調査から大幅に増加しました。依然として市場のデファクトスタンダードとして、一般層からビジネス層まで幅広く定着しています。

②Geminiが急伸し、Perplexityを抜き2位へ浮上
今回の調査で最も注目すべき変化は、Geminiの躍進です。利用UID数は96,890件となり、Perplexity(87,740件)を上回り2位となりました。「Anti-Gravity」等の最新技術ワードやトレンド情報に関心の高い層からの流入が増加しており、Googleエコシステム内での利用拡大が顕著です。

複数AI「併用層」の増加
ChatGPTやGeminiなどの対話型AIを併用する「高年収・管理職層」の存在も明らかになっており、ユーザーのリテラシーによる使い分けが進んでいます。

■調査結果

<全体シェアと利用トレンド>

Geminiが成長株として台頭し、勢力図に変化

各生成AIサービスの利用データを分析した結果、ChatGPT(811,739UU)が引き続き圧倒的な基盤を持っていますが、第2集団において順位変動が起きました。
これまで2位につけていたPerplexityに対し、Geminiがアクセス数を急激に伸ばし、今回96,890UUを記録して2位に浮上しました。これは、Googleのサービス連携強化や最新モデルへの期待感が、実際の利用行動に反映された結果と考えられます。

【生成AIサービス別 利用UU数】

<新たな発見:複数AI併用ユーザーの属性特徴>

「高年収・管理職」ほど複数AIを駆使する傾向

 前回の調査では、生成AIサービスが「職業」や「利用目的」によって明確な選好の違いがあることが、今回のリフト値(※2)に基づく分析から明らかになりましたが、今回の解析で特筆すべき点は、複数の生成AIサービスを併用しているユーザーの属性です。
単一のAIのみを使用している層と比較し、複数サービスを併用しているユーザーは、年収が高く、組織における管理職や経営者層の割合が高いという相関が見られました。
特にGeminiとChatGPT、あるいはPerplexityとChatGPTといった組み合わせで利用するユーザーは、最新技術への投資意欲が高く、ビジネスにおける生産性向上を強く意識している層であると推察されます。

(※2)リフト値:「 IM-DMP」全体の平均的な出現傾向と比べ、特定の利用者セグメントでそのキーワードやペルソナ、トピックがどれだけ出現しやすいかを示す指標。値が高いほど、そのセグメントの利用者に特徴的であることを意味します

【利用特性の比較分析(職業別)】

<生成AIサービス別 の利用UID属性を比較>

■ChatGPT:標準的な利用基盤を維持

ChatGPTは引き続き最も厚い利用基盤を持ち、業務・日常の双方で標準的な選択肢として定着しています。他方で、Geminiを併用するユーザーが増えており、目的に応じた使い分けが進んでいます。

■Gemini:最新技術トレンドへの感度が高いビジネス層
今回2位に浮上したGeminiの利用者は、単なる業務利用だけでなく、「AntiGravity」のような最新科学技術や、登場したばかりのテクノロジー用語を検索・調査する文脈での利用が目立ちます。新しいテクノロジーに対する感度が高い層が、情報の鮮度とGoogleの検索能力を求めて利用頻度を高めていると考えられます。

■Perplexity:キャンペーン感応度が高いリサーチ層
Perplexityは8.7万UUの利用者を抱えていますが、時系列データで見るとキャンペーン実施時期に依存して利用者数が増減する傾向が見られました。固定客に加え、話題性やプロモーション施策に敏感に反応する層が一定数存在しています。

■Claude:年明け以降の更新を背景に、エンジニア層で存在感

Claudeは利用規模こそ限定的ですが、年明け以降のClaude Codeのアップデートを背景に、エンジニア・開発者層での利用拡大が見られます。高度な専門性を要する用途で選ばれる傾向があり、この特徴は関連キーワードやユーザー属性にも表れています。

■生成AI市場のポジショニングマップ


<今後の市場展望>
生成AI市場全体としては利用者が拡大基調にありますが、その内訳は変化しています。
今年は特にGeminiのシェア拡大がデータとしても裏付けられており、ビジネスシーンにおけるChatGPT一強体制から、Geminiを含めた多極化、あるいは用途に応じた使い分けが進むフェーズへと移行していくと予想できます。
企業のマーケティング担当者は、ターゲットとする層が「どのAIを使っているか」だけでなく、「単体利用か併用(高リテラシー・高所得)層か」という視点を持つことが、より精度の高いターゲティングにおいて重要になると考えられます。

■インティメート・マージャーについて(https://corp.intimatemerger.com/

「世の中のさまざまな領域における、データを使った効率化」をミッションに掲げ、国内DMP市場導入シェアNo.1(※1)のデータ活用プラットフォーム「IM-DMP」と「IM-UID」を保有するデータマーケティングカンパニー。約10億のオーディエンスデータ(※2)と高度な分析技術を掛け合わせたデータ活用プラットフォーム「IM-DMP」の提供・構築支援、データ活用に関するコンサルティングサービスを提供しています。また、プライバシー保護に関する取り組みとして、一般社団法人 日本経済団体連合会が掲げる「個人データ適正利用経営宣言」に賛同しています。今後はSales TechやFin Tech、Privacy TechなどのX-Tech領域に事業を展開し「データビジネスのプロデューサー集団」を目指します。

※1 出典元:「教えてURL Webサービス調査レポート 2024.3」

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会社概要

URL
https://corp.intimatemerger.com/
業種
情報通信
本社所在地
港区六本木3-5-27 六本木山田ビル4F
電話番号
03-5797-7997
代表者名
簗島亮次
上場
マザーズ
資本金
4億7553万円
設立
2013年06月