Aviation Capital Groupが「Sustainable Finance Deal of the Year」を受賞
東京センチュリー株式会社の連結子会社で、米国・航空機リース会社のAviation Capital Group LLC(以下、ACG)は、Airline Economics誌によるAviation 100 Awards 2025において、「Sustainable Finance Deal of the Year」を受賞いたしましたので、お知らせいたします。
Airline Economics誌は、航空業界における世界的な有力誌の一つであり、優れたファイナンス案件や卓越した功績をおさめた企業・個人を対象に、毎年表彰を行っております。
ACGはこのたび、2024年10月に実行した、株式会社みずほ銀行を主な貸し手とするサステナビリティ・リンク・ローンによる資金調達(550百万米ドル)が評価され、受賞となりました。サステナビリティ・リンク・ローンは、借り手がサステナビリティ目標に係るKPIを設定し、そのKPIの達成度により借入条件が変動するものです。
本ローンにおいては、ACGの保有機における新世代航空機の割合増加および、保有機の二酸化炭素排出強度削減がKPIとして定められており、その達成度合いによりスプレッドが上下する仕組みとなっています。本件は、金融機関をはじめ関係当事者との緊密な連携により実現に至ったもので、ACGにおいては初の取り組みとなりました。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、航空業界においても脱炭素化への注目が高まる中、ACGのサステナビリティに関する取り組みが評価されたことは、当社航空機事業の更なる成長につながるものと考えています。今後も当社はACGとの連携を深化させ、サステナビリティ・リンク・ローンを含むESGファイナンスの活用等を通じて、航空業界の発展に貢献してまいります。
東京センチュリー株式会社
東京センチュリーは、リースを祖業とし、国内外のパートナー企業との共創による「金融×サービス×事業」を融合したビジネスモデルを展開する業界トップクラスの金融・サービス企業です。
広範な顧客基盤を有する「国内リース事業分野」、法人・個人向けオートリースにレンタカーを擁する「オートモビリティ事業分野」、航空機や不動産を中心に成長を牽引する「スペシャルティ事業分野」、世界30以上の国と地域に拠点網を有する「国際事業分野」、太陽光発電や蓄電池等の再生可能エネルギー関連事業を展開する「環境インフラ事業分野」の5つの分野で事業を展開。幅広い事業領域で社会課題の解決に貢献する独自の金融・サービスを提供しております。
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