AICX協会、「フィジカルAI・ストラテジスト」資格を新設|現場目線で、AI・ロボットの導入を進める人材を育成

AIエージェント人材基準に基づき、現場で任せる作業を選び、安全に動かし続けるための考え方を全10章・50セクションで学習。法人・個人向けウェイティングリストの登録受付を開始。

一般社団法人AICX協会

一般社団法人AICX協会(東京都新宿区、代表理事:小栗 伸/小澤 健祐)は、民間資格「AICX認定|フィジカルAI・ストラテジスト」を新設し、法人・個人向けウェイティングリストの登録を受け付けます。本資格は、店舗・物流拠点・生産現場・施設などへのAI・ロボットの導入に関わる人を対象とします。現場の視点から「どの作業を、どこまで任せるか」を決め、安全性や費用対効果、導入後の運用までを見据える力を養います。

本資格の3つのポイント

  • 現場で「何を、どこまで任せるか」を決める力を学ぶ:任せる作業の選び方から、人との役割分担、安全と責任、費用と効果、導入後の見守りまでを一貫して扱います。

  • 技術は、開発のためではなく判断のために学ぶ:ロボットの開発経験は問いません。特定のメーカーや製品に依らない、中立の考え方を学びます。

  • 「AIエージェント人材基準」に基づく:AIエージェント・ストラテジストと同じ考え方を土台に、画面の中のAIと現場で動くAIを、同じ言葉で扱えるようにします。

ウェイティングリストに登録する(無料)

新設の背景|技術の議論から、現場で使うための議論へ

フィジカルAIは、周囲の状況を捉え、ロボットや設備を通じて現実世界に働きかけるAIです。技術の性能に加え、現場で「どの作業を、どこまで任せるか」「人とどう役割を分けるか」「止まったときに誰がどう対応するか」といった実装の検討が欠かせません。

一方、現場には切実な課題があります。人手が足りない、ベテランの勘やコツが引き継がれない、導入した機械が日々の作業になじまない、といった課題です。

例えばホテルの備品配送では、ロボットが客室前に到着しても、宿泊客が受け取れなければサービスは完了しません。届かなかったときに誰が対応するのかが決まっていなければ、かえってスタッフの手間が増えます。技術が優れていても、使う現場の視点で設計しなければ、価値は届きません。AICX協会は、現場の作業と人を理解したうえでAI・ロボットに任せる範囲を決められる、使う側の人材を育てることが重要だと考えています。

導入を検討する際は、技術的に動くかに加え、必要な効果や費用、現場で続けられる条件を満たすかの判断も欠かせません。こうした事業性から逆算して実証(PoC)を計画し、段階ごとに次へ進むかを判断する考え方も学びます。

身につく力|現場で決める5つのこと

本資格では、AI・ロボットを現場に入れるときに決めるべきことを、次の5つに整理して学びます。

決めること

内容

① 任せる作業を選ぶ

現場の作業を棚卸しし、AI・ロボットに任せると効果が出る作業と、人が担い続ける作業を見極める。

② 人とロボットの役割を決める

任せる作業・人が担う作業・一緒に行う作業を切り分け、見守り方や困ったときの引き継ぎを決める。現場の不安に向き合い、受け入れを進める。

③ 安全の条件と責任分担を決める

動作の範囲、止める条件、人への引き継ぎ、事故が起きたときの責任分担、映像などのデータの扱いを、導入の前に決める。

④ 費用と効果から、進め方を判断する

作業時間・負担・品質などの目標と、導入・保守・人の対応を含む費用を整理する。実証で確かめる項目と判断基準を決め、導入・拡大・見直し・中止を判断する。

⑤ 導入後も見守り、改善する

誰が日々の稼働を見守るかを決め、異常やヒヤリハット、ベテランの勘を言葉にして、次の改善につなげる。

学習の構成|3つの柱・全10章・50セクション

「AIロボティクス」「体験・業務設計」「事業・実装設計」の3つを学習の柱とし、全10章・50セクションで構成します。

学習の柱

学ぶこと

AIロボティクス

技術でできること・できないことを知る。ロボットが周囲をどう捉え、どう動くか、どんなデータや周辺設備が要るかを学び、現場の環境で使えるかを見極める。例:商品補充で、照明や包装の違いが、商品の見分けやつかむ動作に及ぼす影響を確かめる。

体験・業務設計

現場で働く人と利用者の両方から考える。作業の切り分け、見守りと引き継ぎ、ベテランの知識の言語化、現場の受け入れを学ぶ。例:施設の移動支援で、利用者の使いやすさと、職員の負担・対応を合わせて考える。

事業・実装設計

費用対効果を確かめ、継続して運用できる形にする。費用と効果、実証の進め方、責任分担、データの扱い、導入後の運用体制を学ぶ。例:倉庫の搬送で、必要な処理量・品質と、人の対応を含む総費用を踏まえ、実証結果から導入範囲を判断する。

学習・演習では、自分の現場を題材に、任せる作業、人の役割、安全と責任、費用と効果、導入後の見守り方までを整理し、関係者と合意して小さく試すところから、現場に根づかせるまでの計画にまとめます。

対象者|導入を決める人、現場で動かす人、導入を支える人

現在ロボットに携わっている方だけでなく、これから導入を検討する方も対象です。

立場

想定する人と、学びを生かす場面

現場で動かす人

店舗、物流拠点、生産現場、施設管理などの責任者・管理者。任せる作業を決め、現場の受け入れと導入後の運用を担う。

導入を決める人

本社の業務改革・DX推進・企画部門。どの現場のどの作業から始めるかを選び、費用対効果と他の現場への展開を考える。

導入を支える人

システムインテグレーター、営業、コンサルティング、ロボット・AI企業。導入先の現場の言葉で課題を聞き取り、導入後の運用まで含めて提案する。

店舗・宿泊、警備・施設管理、介護・暮らし、地域・公共、製造・物流などを学習の題材とします。AIエージェント・ストラテジストで学んだ考え方を、ロボットや設備が働く現場へ広げる次の一歩としても活用いただけます。

AIエージェント・ストラテジストとの関係|同じ人材基準で、デジタルと現場をつなぐ

AIエージェント・ストラテジストと本資格は、いずれもAICX協会の「AIエージェント人材基準」に基づきます。AIエージェント・ストラテジストは情報・判断・業務の流れを、本資格はロボットや設備が関わる現場の業務を扱います。「何をAIに任せ、何を人が担うか」という共通の考え方を土台に、デジタルの担当者と現場の担当者が同じ言葉で協働できることを目指します。

例えばホテルでは、依頼の受付・配送手配を担うAIと、備品を運ぶロボットをつなぎ、情報の受け渡しや停止時の対応までを一体で考えます。

教材づくり|フィジカルAI社会実装委員会と連携

本資格の教材・ケース問題は、フィジカルAI社会実装委員会と連携して開発します。同委員会は、AIエージェント人材基準を土台に、「フィジカルAIを使う現場」を起点とした実装フレームワークを整備します。委員会の実証で得られる現場の課題や、うまくいかなかった点を含む知見を教材に反映し、新たなAI顧客体験創出委員会、産業ものづくりAI共創委員会などの活動の知見もあわせて生かします。

教材・試験

教材

知識・業務シナリオ・確認テストで構成

試験

オンライン・4択式。提示された現場の条件に基づいて判断する力と、その前提となる技術の知識を確認

サンプル問題で扱う内容

配送を受取完了まで評価する指標、人とロボットに任せる範囲、商品補充の費用と効果、環境が変わった場合の検証、停止時の引き継ぎ など

学習・演習

現場の計画づくりは学習・演習で扱い、試験で確認する知識・判断とは区別

日程・受験料・受験条件

ウェイティングリスト登録者へメールで案内

登録案内|教材・試験の最新情報をメールで案内

ウェイティングリストは、教材・試験の提供開始や申込みの案内を受け取る無料登録です。登録特典として公式テキスト10%オフクーポンを案内します。受験申込みは別途必要です。

ご案内

予定する内容

登録受付

法人・個人のウェイティングリスト(無料)

教材の案内

公式テキスト・シラバス等の提供情報をメールで案内

受験の案内

試験日程・受験料・受験条件・申込開始をメールで案内

一般社団法人AICX協会について

一般社団法人AICX協会(AI Customer Experience Consortium)は、「分断を超え、体験を変える」をミッションに、AIエージェントの社会実装を推進する業界団体です。人材育成、実践知の発信、企業間共創を通じて、その活用を個人の業務効率化にとどめず、業務・組織・顧客体験の変革へつなげることを目指しています。

  • AIエージェント実装人材を育成・認定する「AIエージェント・ストラテジスト資格」の運営

  • 「AI Agent Day」をはじめ、業界・職種ごとの実装課題を深掘りするカンファレンスやセミナーの開催

  • 会員企業・有識者が参画する「委員会」を軸とした調査・実証、実践知の共有、企業間連携、ガイドライン・人材基準の策定

  • AIエージェントの最新動向や実践事例を発信する公式メディア「AI Agent Now」の運営

これらの活動を通じて、人材育成、情報発信、企業間共創を一体で推進し、AIエージェントが現場と組織に定着し、継続的な価値を生み出すための基盤づくりに取り組んでいます。

名称:一般社団法人AICX協会

所在地:東京都新宿区 設立:2025年1月

公式サイト:https://aicx.jp/

資格に関するお問い合わせ:exam@aicx.jp

報道・活動に関するお問い合わせ:support@aicx.jp

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会社概要

一般社団法人AICX協会

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URL
https://aicx.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都新宿区西新宿三丁目3番13号 西新宿水間ビル6階
電話番号
-
代表者名
小栗 伸 / 小澤 健祐
上場
未上場
資本金
-
設立
2025年01月