来島海峡大橋耐震補強他工事を受注

~しまなみ海道の大動脈を地震から守る大規模耐震補強工事~

JFEエンジニアリング株式会社

2026年7月7日

JFEエンジニアリング株式会社


 JFEエンジニアリング株式会社(代表取締役:福田一美、本社:東京都千代田区)は、このたび、本州四国連絡高速道路株式会社(以下、「本四高速」)が発注する「来島海峡大橋耐震補強他工事」(以下、「本工事」)を受注しました。

 本工事は、E76西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)の愛媛県側に位置する来島海峡第一・第二・第三大橋(全長約4km)において、大規模地震に備えた耐震補強工事を実施するものです。

 来島海峡大橋は、愛媛県今治市の大島と今治の間の幅約4kmの来島海峡に架かる世界初の3連吊橋であり、原動機付自転車・歩行者専用の道路も併設され、1999年の開通以来、本州と四国を結ぶ重要な交通としてだけでなく、島々に住む人々の生活やサイクリングなど観光のインフラとしての役割も有しており、多くの車両・歩行者・サイクリストに利用されています。当社は、来島海峡第三大橋(全長1,570m)の建設工事を共同事業体として担当しており、これまで培ってきた長大橋梁に関する技術と知見を活かし、本工事にも取り組みます。

 本工事の主な工事内容は以下のとおりです。

  • 既設のセンターステイ[※1]およびサイドステイ[※2]を、高減衰性能を有する摩擦ダンパー[※3]への取り替えを行い、地震時のエネルギーを摩擦力によって吸収・減衰させることで、橋梁の安全性を大幅に向上させます。

  • 制振ダンパー[※4]を新たに設置することで、地震時の振動を制御し、橋脚の損傷や落橋リスクを効果的に抑制します。

  • 支承部[※5]に補強構造等を設置し、地震時における桁の落下防止および橋軸方向の固定化を図ると同時に、地震時に桁同士が衝突する際の衝撃を緩和します。

 本工事では、来島海峡大橋の耐震性能を向上させることを目的としており、南海トラフ巨大地震等の想定を超える大規模地震が発生した場合においても迅速に供用再開し、緊急輸送路としての機能を確保する強靱な道路インフラの整備を実現するものです。

 当社は長年にわたり、本四高速が管理する橋梁の建設・維持管理に携わってきました。今回の耐震補強工事においても、当社が培ってきた鋼橋設計・製作・架設の総合技術力を結集し、しまなみ海道の安全・安心を守る工事を確実に完遂してまいります。

※1 橋の中央部で、主ケーブルと橋桁(補剛桁)を連結する装置

※2 橋の端部(桁端部)に設けられる温度変化や地震・風による影響を軽減させるための部材

※3 地震や強風時の振動エネルギーを摩擦の力で熱エネルギーに変換し、橋の揺れを効率よく吸収する制震・免震装置

※4 地震や風による振動エネルギーを吸収(減衰)させ、橋桁や橋脚の損傷を防ぐための装置

※5 上部構造(橋桁)と下部構造(橋脚や橋台)の間に設置され、温度変化や荷重による伸縮を吸収する部分

■工事概要

工事名

来島海峡大橋耐震補強他工事

発注者

本州四国連絡高速道路株式会社

工事場所

愛媛県今治市上浦町(KP29.605)~愛媛県今治市砂場町(KP54.140)

契約金額

4,356,000千円(税込)

工期

2026年8月1日~2029年10月13日(1,170日間)

■来島海峡大橋について

 来島海峡大橋は、1999年に開通した西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)を構成する橋梁群の一つで、愛媛県今治市に位置し、大島と今治の間の幅約4kmの来島海峡に架かる世界初の3連吊橋です。第一大橋(960m)、第二大橋(1,515m)、第三大橋(1,570m)の3橋で構成され、自動車専用道路のほか原動機付自転車・歩行者専用の道路も併設されており、サイクリストの聖地としても国内外から高い人気を誇ります。

写真:本州四国連絡高速道路㈱提供

出典:「来島海峡大橋|しまなみ海道」 

https://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/about/shimanami/p07.html


本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。

JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室 

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会社概要

JFEエンジニアリング株式会社

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URL
https://www.jfe-eng.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
神奈川県横浜市鶴見区末広町 2丁目一番地
電話番号
-
代表者名
福田 一美
上場
未上場
資本金
-
設立
2003年04月