新規取引も年次の見直しも、まず振り分けてから評価へ。2線の匠クラウド、「新規申請」と「一括スクリーニング」をリリース

事業部門は申請・回答するだけ。評価の要否と深さは、2線部門のルールで自動判定

SecureNavi株式会社

SecureNavi株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:井崎 友博、以下当社)は、2線部門(セキュリティ・リスク管理・コンプライアンスを担う部門)のためのセキュリティリスク評価クラウド「2線の匠クラウド」において、新規取引のリスクチェックを1つの申請から始められる「新規申請」機能と、複数の管理対象をまとめて簡易確認し、詳しく評価する対象を絞り込む「一括スクリーニング」機能をリリースしたことをお知らせします。

どちらの機能も、管理対象の基本情報を聞く「プロファイル」への回答を、2線部門があらかじめ決めたルールで振り分けるという同じ仕組みで動きます。新規申請は新規取引を1件ずつ受け付ける入口、一括スクリーニングは既存の管理対象をまとめて確認する入口であり、事業部門(1線)は申請・回答するだけで、評価の要否と深さは2線部門のルールで自動的に決まります。

背景・課題

委託先や社内システムのリスクチェックには、日々の新規取引と、年に一度の見直しという2つの入口があります。どちらでも、2線部門は「この案件は評価が必要か」「どこまで詳しく評価するか」を決めなければなりません。

当社が2026年6月に実施した「日本企業のリスクチェック実態調査 2026」(n=400)では、回答者の60.5%が「このままではリスクチェック・セキュリティ審査業務が回らなくなる」という危機感を持ち、従業員1,000〜9,999名の企業では68.3%に達しました。従業員10,000名以上の企業で最も多く挙がった課題は「審査件数が多く処理が追いつかない」(39.7%)であり、定期的なリスクチェックを「すべての対象に実施できている」企業は47.8%にとどまっています。件数が多いからこそ振り分けが必要で、その振り分け自体が2線担当者の仕事になっています。

2線部門の実務では、次のような場面で手が止まっていました。

  • 新規取引の相談が、ある部門からはメールで、別の部門からは稟議の備考欄で、また別の部門からは口頭で届く。2線部門は受け付けた案件を自分で管理対象に登録し、評価シート・期限・承認フロー・担当者を1件ずつ設定する

  • 「この取引は評価が必要か」という最初の判定が担当者ごとに違い、本来は確認不要な案件に時間を使う一方で、確認が必要な案件が評価されないまま取引が始まる

  • 年次評価の前に、前回の評価結果の一覧をExcelに書き出し、「個人情報を扱っている」「前回の評価から1年以上経過」といった条件で色分けし、詳しく評価する対象を選ぶ。この作業だけで数週間かかることもある

  • 「利用状況に変化はありますか」という簡単な確認を担当部門ごとにメールで送り、返信をExcelに転記し、未回答の部門に個別に催促する

  • 利用しているクラウドサービスで重大な脆弱性が公表されたとき、「どの部門がそのサービスを使っているか」「そこで扱っている情報は何か」を洗い出すために、台帳と評価結果を突き合わせて何日もかかることがある

こうした課題を解決するため、このたび「2線の匠クラウド」に「新規申請」と「一括スクリーニング」を追加いたしました。

新機能の概要

新規申請:新規取引を1件ずつ受け付ける入口

画面左上の「新規申請」メニューから、管理対象の情報入力とプロファイルへの回答を1つの流れで行えます。入力が完了すると、2線部門が設定したルールに基づいて、リスク評価の要否・実施するリスク評価シート・評価フローが判定され、評価が必要な場合は個別のリスク評価が自動で起票されます。判定のルールは「新規案件登録フロー設定」で2線部門が定め、版で管理されます。

一括スクリーニング:既存の管理対象をまとめて確認する入口

「リスク評価」メニューに「一括スクリーニング」を追加しました。複数の管理対象に対してプロファイルへの回答をまとめて依頼したり、過去のリスクチェックで確定した重要度区分(ラベル)を参照したりして、2線部門が設定したルールで「詳細なリスク評価に進める管理対象」を振り分けます。回答の回収・催促・判定が1つの画面で進み、振り分けた管理対象はそのまま一括リスク評価の作成へ引き継げます。

本機能群は、ご利用企業の2線担当者から寄せられた「新規案件の申請を1か所で受け付け、評価の要否を自動で判定したい。不要と判定した場合も、その根拠を残して完了したい」「年次評価の前に、変更の有無だけを聞いて対象を絞りたい」「インシデントが起きたとき、影響を受ける管理対象を横断的にすぐ洗い出したい」という声をもとに開発しました。

本機能でできること

新規申請

  • 「新規申請」から、新規取引のリスクチェックを1つの流れで開始(入力途中の下書き保存にも対応)

  • プロファイルの回答結果に応じて、実施するリスク評価シートと評価フローを自動で振り分け。条件に該当する場合は「リスク評価不要」と判定し、判定の根拠となった回答を記録に残して完了

  • 管理対象として正式に登録するタイミング(申請の受付時/必要な評価の完了後)を選択。申請中の案件は「未登録案件」として正式な管理対象と分けて管理

  • 一覧にない委託先企業は、法人名・法人番号で検索してその場で登録

  • 判定ルールを版で管理し、変更しても進行中の申請は申請時点のルールのまま進む

一括スクリーニング

  • 複数の管理対象を選び、プロファイルへの回答をまとめて依頼(区分や「前回実施から1年以上経過」で対象を絞り込み)

  • 過去のリスクチェックで確定した区分を判定に利用(新たに回答を依頼しない使い方も可能)

  • 過去の区分と今回の回答で付いた区分をAND/ORで組み合わせ、「リスクチェック作成対象」と「後続処理なし」に振り分け(例:「前回の評価対象に含まれていない」かつ「個人情報あり」の管理対象だけを詳細評価へ)

  • 回答状況・判定結果・後続処理を1つの画面で確認し、未回答の担当者に催促

  • 「リスクチェック作成対象」となった管理対象を、一括リスク評価の作成画面へそのまま引き継ぎ

今後の展開

2線部門が決めたルールは、業務の入口で効いてはじめて意味を持ちます。入口でルールが効けば、2線担当者は「どの案件が来ているか」「評価は必要か」を追いかける作業から離れ、評価そのものと、その後の是正の確認に時間を使えるようになります。一括スクリーニングは、すでに提供している「影響範囲分析」(委託先の多層構造をたどって影響を受ける管理対象を可視化する機能)と組み合わせることで、インシデント発生時にも「どこが影響を受けるか」「そこに何を確認するか」「詳しく見るべきはどこか」をシステムの中で進められます。2線の匠クラウドは、定期の確認と事故時の確認を同じ仕組みで回せる状態を目指し、機能を拡充していきます。

当社は、2線の匠クラウドの機能を、2線担当者の業務上の課題を起点に設計しています。今回の機能もその考えに基づいて開発したものであり、今後の開発も、ご利用企業の2線担当者から寄せられる課題に合わせて進めてまいります。

2線の匠クラウドについて

2線の匠クラウドは、「委託先評価」「社内システム評価」などのリスクチェック業務をカバーする、2線部門のためのリスク評価クラウドです。3ラインモデルにおける2線(セキュリティ部門、コンプライアンス部門、リスク管理部門)の方々が、継続的にリスクチェック業務を運用できるよう支援します。

公式サイト:https://2sen-takumi.jp/ 

SecureNavi株式会社について

会社概要

「文系のセキュリティの悲報を、テクノロジーでいち早く解決する。」をビジョンに掲げ、情報セキュリティの課題をソフトウェアで解決する企業です。

会社名:SecureNavi株式会社
代表者:代表取締役CEO 井崎 友博
設立:2026年7月(持株会社体制移行に伴う新設/創業2020年1月)
所在地:〒105-0003 東京都港区西新橋3-23-6 白川ショールームビル4F
コーポレートサイト:https://secure-navi-inc.jp

提供サービス

ISMS・Pマークオートメーションツール「SecureNavi」 https://secure-navi.jp
あらゆるセキュリティ規制対応の自動化・効率化プラットフォーム「Fit&Gap」 https://fitgap.jp/
2線部門のためのセキュリティリスク評価クラウド「2線の匠クラウド」 https://2sen-takumi.jp/ 
セキュリティチェックシート自動対応ツール「SecureLight」 https://secure-navi.jp/securelight

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会社概要

SecureNavi株式会社

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URL
https://secure-navi-inc.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区西新橋3-23-6 白川ショールームビル4F
電話番号
-
代表者名
井崎 友博
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年01月