【カオナビ】スキル管理機能に、iCD・ITSSに基づく IT関連のテンプレートを105種類追加

株式会社カオナビ

2024年7月18日 10時00分

　株式会社カオナビ（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長 Co-CEO：佐藤寛之、以下：当社）が提供するタレントマネジメントシステム「カオナビ」は、スキル管理機能「アビリティマネージャー」に、iCDとITSSに基づいたITスキルに関するテンプレートを105種類追加し、2024年7月より提供を開始します。本テンプレートの追加により、デジタル化の加速で需要が高まるIT人材やDX人材の育成・確保に向けた人事施策を後押しします。

未来を担うITスキルの確保が急務の課題に

　生産年齢人口の減少やIT需要の急激な拡大を受け、IT人材は2030年に最大79万人(※)も不足すると言われています。このような中、DXの推進でデジタルの実装を牽引するDX人材の需要も高まりを見せ、求められるITスキルは複雑化・高度化が進んでいます。これを受け、企業はリスキリングを含む人材育成や採用によって、不足するITスキルを補う必要を感じています。

　この度、「カオナビ」のスキル管理機能「アビリティマネージャー」にiCD、ITSSに基づいたテンプレートを追加することで、複雑なITスキルを業界基準に則って管理できるようになります。これにより、各社が必要とするITスキルの強化に向け、より適確な人事施策を進められます。

※出典：経済産業省「IT人材需給に関する調査」

目的に応じて選択できるテンプレート

　今回追加となるiCD、ITSSに基づくテンプレートには、ITスキルだけでなく、ビジネスにITを活用するうえで必要な戦略・企画に関するスキルなども含まれています。エンジニアの細かいスキル分布を把握したい、DX推進を牽引するうえで必要なスキルを把握したいなど、各社の目的に応じて自由に選択し、組み合わせや重要度の設定をすることが可能です。

・iCD（iコンピテンシディクショナリ）

　ITを利活用する企業が着実に成長していくために求められるタスク（業務）と、それを支えるIT人材のスキル（能力）を体系的にまとめたものです。システム開発やセキュリティ等を担う専門職だけでなく、企画や営業職に関わる項目もあり、ITをビジネスに活用する上で必要な要素を網羅しています。

・ITSS（ITスキル標準）

　IT領域のサービス提供に必要とされる能力を評価するための指標です。「ITスペシャリスト」「プロジェクトマネジメント」など11種類の職種に分類し、それぞれに必要とされるスキルの度合いを7段階のレベルで規定しています。

スキル管理機能「アビリティマネージャー」

　「カオナビ」のスキル管理機能で、職種や職務レベルに応じたスキル項目の設定から、スキルの収集、見える化を実現します。厚生労働省やIPAなどのスキル標準に合わせたテンプレートで、簡単にスキル管理を始めることができます。また、全社員の資格有無やスキルの習熟度評価を収集できるため、経営者や人事担当者は、組織や社員一人ひとりにおける強みや弱みを把握するとともに、最適な人材配置や自律的なキャリア形成の支援が可能となります。

＜アビリティマネージャー　詳細サイト：https://www.kaonavi.jp/func/abilitymanager＞

タレントマネジメントシステム「カオナビ」について

　「カオナビ」は社員の個性・才能を発掘し、戦略人事を加速させるタレントマネジメントシステムです。社員の顔や名前、経験、評価、スキルなどの人材情報を一元管理して可視化することで、最適な人材配置やリスキリング推進といった戦略的なタレントマネジメント業務を可能にします。そして、社員一人ひとりの価値を最大限に引き出し、人的資本経営の実現を支援します。

＜カオナビ　：https://www.kaonavi.jp/＞